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【女子テニス】大坂なおみ 世界ランキング1位に!アジア勢初も・・・日本国籍で出場する理由とは

女子テニスの28日付世界ランキングが発表され、全豪オープン初制覇を果たし、昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝を達成した大坂なおみ(21=日清食品)が1位となった。シングルスでアジアの選手が1位に就くのは男女を通じて初の快挙。

アジア勢の過去最高は、女子で四大大会2勝の李娜(リナ、中国)が2014年2月に記録した2位だった。

大坂は15歳の誕生日前日の12年10月15日に、1016位で初の世界ランク入り。

16年4月4日ににはマイアミ・オープンで3回戦へ進出して95位となり2桁台に突入した。

さらに、全米オープンで4大大会日本人初制覇し、18年9月10日には7位、同年10月8日に自己最高の4位に浮上し、女子では1995年に伊達公子、男子では錦織圭(29=日清食品)が2015年3月に初めて記録した日本勢最高位に並んでいた。

また、男子テニスの世界ランキングでは、錦織が前回9位から2つ上げて7位へ浮上した。錦織は全豪オープンで8強入りを果たしたが、準々決勝では右太腿の負傷で途中棄権していた。

[via:スポニチ]
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/01/28/kiji/20190128s00028000145000c.html

WTAポイントランキング[2019年1月28日]

1位 大坂なおみ

2位P・クヴィトバ
(チェコ)

3位 S・ハレプ
(ルーマニア)

4位 S・スティーブンス
(アメリカ)

5位 Ka・プリスコバ
(チェコ)

6位 A・ケルバー
(ドイツ)

7位 E・スイトリナ
(ウクライナ)

8位 K・ベルテンス
(オランダ)

9位 C・ウォズニアッキ
(デンマーク)

10位 A・サバレンカ
(ベラルーシ)

「日本語でコメントを」質問に非難の声

テニスの全豪オープン女子シングルスで優勝した大坂なおみ選手が、2019年1月27日に開いた優勝インタビュー会見において、複数の記者が「日本語でコメントを」と求める場面があった。

それを受け、ツイッターにはこんな声が寄せられている。

「英語でも日本語でも、なおみ選手のチャーミングさは変わらないのに」

「もう21の大人の女性だぞ もっと敬意はらおうよ」

「本当に人を試すようなインタビューはやめてほしい。なおみちゃんに『日本語で、あの時のプレイを教えてください』とか、英語の方が繊細で正直な気持ちが聞けると思う」

「『日本語で』『日本語で』ってしつこいよ!彼女はアスリートでマスコミを喜ばせるキャラクターじゃない」

「なおみちゃんの記者会見見てて思うんだけど、『日本語でお願いします』はいらないと思うんだよなぁ。本人が自分の気持ちを表しやすい方の言葉で言わせてあげればいいのに」

「4時間しか寝てないらしく明らか顔に疲れが出てるのに、『今回の大会を振り返って日本語で一言!』とか、不慣れな日本語で言わそうとする質問多すぎ」

と批判的な声が投稿されている。

[via:J-CASTニュース]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00000004-jct-ent

大坂が日本国籍で出場する理由とは?

大坂なおみは北海道出身の母・環さんとハイチ出身の父フランソワさんとの間に大阪で生まれ、3歳で米国に移住した。

二重国籍で、日本語は話す方が苦手。それでも、日本登録で出場し、「日本人」として初の快挙を成し遂げた。大坂が日本登録で出場する理由とは?

大坂が準決勝を戦う前、1人の米国女性記者が「彼女は本当は米国人よ」と言ってきた。

その記者は、昨年10月のツアー最終戦WTAファイナルの時にも、米国の元世界女王キング夫人に「なぜ大坂を日本に持って行かれたのか」とかみついていた。

3~4歳時、生まれた大阪から米国に移住した大坂は、日本の記憶はおぼろげだ。米フロリダ在住で言葉も英語の方が流ちょう。日米の二重国籍なため、米国記者が、米国を選んだ方がいいと思うのも当然かもしれない。

ならば、なぜ大坂一家は、なおみをいまだに日本登録にしているのか。

13年9月の東レ・パンパシフィック大会の時だった。

日本テニス協会の女子代表コーチだった吉川真司氏(40)は、日本登録で出場していた選手をくまなくチェックしていた。予選1回戦で敗れたが、1人の初めて見る選手に、目がくぎ付けになった。それが15歳の大坂だった。


吉川真司コーチ

「すごい才能だと思った」。すぐに当時の女子代表監督だった村上武資氏、植田実強化本部長に大坂の存在を報告。

それ以来、日本に来たときは、味の素NTCで練習できるように取りはからうなど、地道な支援を続けてきた。吉川氏も代表コーチとして大会に派遣され、大坂が出場していれば必ずコンタクトを取り続けた。

大坂は米国テニス協会のジュニア大会に多く出場しているが、目立った成績は残していない。米国では完全に埋もれた存在だった。

大坂一家は米国協会に支援を申し込んだが、大して取り合ってもらえなかったという。しかし大坂が16年全豪で予選を勝ち上がり本戦で3回戦に進むと、米国協会は強烈なアプローチを仕掛けてきた。

日米争奪戦の勃発だった。米国は女子代表監督が自ら乗り出し、多額の支援を約束したと伝えられる。

だが大坂の父フランソワさんは、無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重したという。だからこそ、いまでも大坂は日本で登録し続けるのだ。

吉川氏は「僕は代表コーチとして手助けしただけ。コーチはバイン氏」と遠慮する。確かに、あくまで大坂の専属コーチはバイン氏だ。彼の手腕が卓越した大坂の才能を開花させたことは間違いない。

母環(たまき)さんが、日本の文化や料理を娘に伝え続けなければ、大坂自身が「私のメンタリティーは日本人に近い」と認識することもなかっただろう。

ただ、吉川氏がいなければ、大坂が「日本人」として4大大会の優勝杯を掲げることがなかったのも事実だろう。

[via:日刊スポーツ]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00460516-nksports-spo


日本の法律では、日本とアメリカの二重国籍状態である大坂なおみ選手は、22歳の誕生日(2019年10月16日)までに、日本かアメリカどちらかの国籍を選択しなければならない。

ネットの反応

・パパは義理堅い人なんやな
・心は最近の日本人以上に日本人だな
・どうみても仕草や試合後の態度とか日本人なんだが?
・国籍は法の問題。言語や育った環境なんか関係ないぞ?
・なおみを見出した人もすごいし恩義を大事にするなおみの父も立派
・これは米国下手うったろ
 >活躍したら手のひら返しだしな
 >その程度の成績のやつはアメリカはわさわさいてちゃんと見てなかった。ってだけだろ。
・本人かハイチ人というならわかるがアメリカ人ではないだろう
・最終的には米国籍だろうけど今回日本として勝利してくれたのは本当に嬉しいね
・でも22でアメリカ国籍取得して日本国籍捨てるよ その方が金儲かるしアメリカ育ちだしw
・東京五輪で金メダル取ったら あとは彼女次第だよw
・得する国籍選ぶって決まってる
・日本のスポンサーが付きやすいメリットはあるけど、金銭面では圧倒的に米国籍を選ぶ方が高いんだそうだ。
・「彼女が日本人でなくなったからもう応援しない」というニワカ避けにはいいんじゃね。
・最終的にアメリカ籍選んだとしても別に嫌じゃないけどな、感動をありがとう
・外野が騒ぎすぎ。本人が好きにするだろ
・例えアメリカ籍になっても日本人からは応援されると思う。
・メディアは日本人として初!凄い!とかバカ騒ぎばかりしてるけど、こういうバックボーンをもっと前面に出して取り上げるべきだと思う。
・「日本人として誇らしい」と言ってる人は実際いるもんなあ。
 >ありのままの個人を認めていないし、日本国籍を持った人を祝ってるだけ。裏を返せば日本人じゃなければ優勝者をたたえる気がない。
・日本人じゃなくなったらNHKがわざわざ四大大会の放映権買ったりしなくなるから自然にみんな興味をなくして終わり


・スポーツ選手が国籍選択すると政権が倒れる?意味不明。
・毎日新聞の記者ってこの程度か
・ファンならば、彼女の選択を反対はしない。反対するのは、君達も含む政治利用しようとする勢力だ。
・残念ではあるが失望はしないし政権は別問題
・日本人とは思えないからむしろしっくりくるけど
・どうする諸君って言われてもね~。国籍関係なく彼女を応援するという選択肢以外に、何かありますかね?

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