3月5日、右手有鉤(ゆうこう)骨骨折のため手術を受けた、日本ハムファイターズの清宮幸太郎(19)。復帰までは3カ月の見通しとされ、期待の2年めシーズンも早々に離脱することとなった。
3月3日のオープン戦で負傷交代していた清宮だが、異変にいち早く気付いたのは、日本ハムやDeNAで活躍した解説者の森本稀哲氏。
森本氏は、その日のうちに自身が出演したテレビ番組で「有鉤骨の骨折の疑い」を述べていた。
なぜこんなにも早く指摘できたのか? それは、森本氏自身も現役時代の2012年に「左手有鉤骨」を骨折していたからだ。
「有鉤骨」の骨折が、一躍有名になったのは1986年9月のこと。
優勝争いを繰り広げていた広島と巨人の一戦。巨人の四番打者・原辰徳が、「炎のストッパー」こと広島・津田恒実(故人)が投じた一球をフルスイング。
原のバットは津田の直球をとらえたが、そのときに原の手首の「有鉤骨」がボールの衝撃で砕けてしまう。
これは、プロ野球屈指の名勝負として語り継がれているが、これ以降、「有鉤骨」はたびたびプロ野球の打者を苦しめてきた。おもに打球を放った際、左打者の右手首に、右打者の左手首に起こることが多い。
原は翌年以降も四番打者として十分な活躍を続けるが、左手首の違和感には長年悩まされたという。
DeNA時代に骨折した森本は、翌2013年は4試合の出場にとどまり、完全には再起できぬまま2015年に引退。
打点王にも輝き、当時近鉄の四番だった石井浩郎も、1996年の開幕早々に「左手有鉤骨」を骨折し離脱すると、その後は目立った活躍ができなかった。
先日、ベッキーとの結婚が発表された片岡治大も、巨人時代の2016年に「左手有鉤骨」を骨折すると、翌2017年は一軍出場できないまま引退した。
一方で、このケガから復活を遂げたのは、清宮の日本ハムの先輩・中田翔だ。
入団1年めの2008年7月の二軍戦で左手首の痛みを訴えると、「左手有鉤骨」の骨折が判明。そのシーズンを棒に振ったが、翌2009年には一軍デビューを果たし、侍ジャパンの四番打者まで登りつめた。
近年では、ヤクルト・雄平も2017年に「右手有鉤骨」を骨折。
だが、2018年には打率3割を記録するなど見事な復活。中日の高橋周平も2016年に「右手有鉤骨」を骨折し、翌2017年は成績が低迷。だが、昨年2018年は初の規定打席到達を果たすなど、成長が期待されている。
復活を遂げるか、再起できないか。「有鉤骨」骨折の前例を見ると両極端な結果となっているが、はたして清宮はどうなるだろうか。
[via:SmartFLASH]
https://smart-flash.jp/sports/64071
原監督「この骨折で終わりました」
1986年、前年を上回るペースで本塁打を記録していたが、9月24日の対広島25回戦で津田恒実の直球をファウルした際に左手首の有鉤骨を骨折、残り試合の欠場を余儀なくされた。
「事実上、バッター原辰徳は、この骨折の時に終わりました」と後に自らが発言する程の影響があった。
バットとボールが触れるインパクトの瞬間に左手を使って押し込む動作を行う際、絶頂時と骨折後との違和感がずっと消えなかったという。
これ以降負傷した左手首に加えてアキレス腱痛などにも悩まされる。その翌年から打撃スタイルの変更を余儀なくされ、結果引退まで1986年の本塁打数を超えることはできなかった。
[via:https://ja.wikipedia.org/wiki/原辰徳]
新千歳空港行きのタクシーに乗り込む清宮
ネットの反応
・これはガチで心配
・こんな早く終わっちゃうとは想定外だった
・ハンカチの二の舞どころか始まりもせずにすぐ終わったなw
・骨折王子の誕生ですな
・最初から終わってるから問題ない
・打ち方が悪いのと早熟すぎたのとのWコンボだな
・消えた天才よろしくお願いします
・原がやっちゃった時はもう30代後半だろ?
>調べたら28歳の時だな、骨折しなければ間違いなくその年のホームラン王を獲れてた感じだな
>まー86年は確かに凄かったね 40本塁打とHR王の両方達成できる可能性のあった唯一の年だよ
・原が手術受けたときと今じゃ、さすがに医療のレベルが違うだろ。
・だからチャンスで弱く、無駄な時のソロが多かったのか原辰則は
・事実上、バッター原辰徳は、不倫の時に終わりました
・中田もルーキー時代にやってるのか?まだあきらめるの早いな。
・中田も雄平も高橋も復活してるんだから時間かければ大丈夫だろ。原は晩年だから無理だっただけで。
・中田も高井もこの骨折が無ければ数段いいバッターになってた
・清宮若いし右打ちもいけるで。
・日ハム的には戦力面&営業面で大打撃やな
・大成できなくても言い…もとい仕方ない理由付けはできたという事か
・まだ若いんだし1年くらい療養すれば、何とかならんのかね
・急にグレんなよ?諦めないで
・ファウルチップ一発で終了するとか、太るヒマあったら基礎体力づくりに励めよ。
・骨折はまだ若いからなんとかなる、問題は炒めるような手首の使い方の方。
・中田や清宮を見て痛感するのは、若いころからのウエートトレーニングはドーピングと同じということだね。技術の基盤がある程度できてからやった方がリスクは低い
・一度芽生えた違和感ってなかなか拭えないからなぁ。プロなら尚更 握り方とか一から見直して頑張って欲しい
・骨折で終わるとか馬じゃないんだからよ
んご
残念