米女子ゴルフ協会(LPGA)は1日、「生まれたときに女性であること」というこれまでの出場規約を削除すると発表した。
「性適合手術」を受けて女性になったゴルファーにも入会を認める措置で、マイケル・ワン・コミッショナーは「数週間以内に規約を書き換える」との声明を出した。
これにより、元男性が宮里藍やクリスティー・カーらと一緒にラウンドすることが可能になる。
発端は5年前に性適合手術を受けたカリフォルニア州の元警官、ラナ・ローレスさん(57)がこの秋、LPGAを相手取り、「LPGAの出場規約はマイノリティーに対する差別」と訴えたことだった。
ラナ・ローレスさん
スワット(特殊火器戦術部隊)で18年間、ギャングと戦ってきたローレスさん。
性転換後、ESPN主催のドライビング・コンテストで335ヤード飛ばし、優勝したこともあり、ハンデは0。
しかし、LPGAから参加を拒まれたため、カリフォルニア州の裁判所に”差別”と訴えていた。
当初は「とんでもない考え違い」という声が圧倒的だったが、欧州ツアーなどで認められていることもあり、11月30日、選手会で投票の結果、賛成多数で可決された。
カーは「私たちは誰も差別したくない。
もし彼女がツアー参加資格テストに合格したらプレーできるでしょうね」とAP通信に語った。
もろ手を挙げて大歓迎、というコメントではないことは明らかで、なにやらトラブルの予感も?!
[ZAKZAK]
とりあえずヌイた。