海外出店が実現していないのは名称使用契約に違反しているなどとして、大相撲の元横綱朝青龍関(30)が、ちゃんこ料理店「ワールドちゃんこ朝青龍0号店」(東京都墨田区)の運営会社を相手取り、名称の使用差し止めと約1100万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴していたことが8日、分かった。
同日の第1回口頭弁論で運営会社側は争う意向を示した。
訴状によると、元朝青龍関側と運営会社「スモウ・ゾーン」(同区)は平成20年8月、しこ名を利用して世界各国でちゃんこ料理店を店舗展開する業務提携契約を締結。
21年7月末までに海外1号店を出すことになっていたが、海外店舗は実現しておらず、違約金の500万円も未払いだと主張している。
スモウ社は「今の段階ではコメントできない」としている。
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