「ワールドシリーズに出場できるように、皆(他の先発陣)と同じスタートラインに立てるように頑張りたい」
レッドソックスの松坂大輔(30)が改めて来季の巻き返しを口にした。
ポストシーズン進出を逃したチームは今オフ、大物野手を補強。
強打のA・ゴンザレス一塁手(28)をトレード、俊足巧打のC・クロフォード外野手(29)をFAで獲得したが、「僕の場合、投手をサポートしてくれる新しい野手が入団しても楽しんだり、喜んでばかりいられない。それが今の僕の状況」と殊勝なコメント。
今オフは例年より1カ月ほど早く体を動かし始めたとも言った。
この日(12日)はオフの恒例行事になっているチャリティー試合に出場。
横浜高OBを中心に結成したチームの監督として、コメディアンの萩本欽一率いる「茨城ゴールデンゴールズ」と対戦した。
試合中には自らマイクを取って「劣勢なので電話して助っ人(横浜高野球部OBのタレント)を呼びました」とファンにリップサービス。
[ファンにあいさつする萩本さん。隣は松坂投手]
打っては初回に特大の一発を放つと、最終回には代打で4度も登場。
今季限りで勇退が決まっている萩本監督の最後の試合で盛り上げ役に徹した。
ファンサービスやチャリティーへの参加が悪いことだとは言わない。
米国でも社会貢献をして初めて一人前のメジャーリーガーとして認知されるが、いまの松坂に何より大切なのは大リーガーとして恥ずかしくない成績を残すこと。
素人相手にヘラヘラ遊んでいる姿を見ると、決意表明もどこまで本気かと疑いたくもなるのだ。
[日刊ゲンダイ]
1げとだったら呪いがとける
高校がピークな清原症候群な気がする。