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メキシコに完敗した日本 ストライカー不在?決定力不足?武蔵が戦犯?そもそも日本代表は強くない

<国際親善試合>
日本0-2メキシコ
17日(日本時間18日)
オーストリア・グラーツ

日本代表は現地17日にメキシコ代表と国際親善試合を行い、0-2で敗れた。

前半は日本も多くのチャンスを作りながら仕留めきれず。後半は逆にギアを上げたメキシコに主導権を握られ、63分、68分と立て続けにゴールを奪われてしまった。

今回はブレーメンに所属するFW大迫勇也が、クラブと地域の新型コロナウイルス感染防止策の影響を受けて招集外に。誰がエースストライカーの代役を担うのか、あるいは大迫に代わる人材が現れるのかも注目されていた。

13日のパナマ代表戦では1トップに南野拓実が入り、メキシコ戦は鈴木武蔵が4-2-3-1の頂点で先発出場。しかし、2人とも流れの中からのゴールは奪えず。

日本代表としても10月からの4試合はセットプレーからしか得点できておらず、前線の迫力不足は顕著にあらわれてきている。

メキシコ戦に先発した鈴木は「前半の何本かあったチャンスを決めきれないと、こういう強い相手にはこういうゲームになってしまう。本当にFWとしての責任を感じています」とうなだれた。

チャンスは確かにあった。特に15分の場面ではGKと1対1の状況が生まれたものの、鈴木が放ったシュートはメキシコのベテラン守護神ギジェルモ・オチョアが倒れながら反対側に残した足に阻まれた。

「ボールを置く位置はよかった。ちょっと(GKが)倒れるのが見えて、ファーサイドに流し込んだんですけど、(オチョアが)足をよく残せたのと、振り返ってみればもう少し浮かせて打つのがベストだったなと、結果論ですけど、思います」

鈴木は「シュートを打つとき、練習からどこに打つかはすごく考えながらやっているので、結果論ですけど、(15分の場面は)浮かせて打つのがベストな選択だったし、もう少し自信を持って打ってもよかった」と繰り返し自らの判断を悔やむ。

そして「あそこで相手が1枚上手だったなと思いますし、僕自身もまだだだ未熟」と実力不足も素直に認める。

一方で、メキシコのエースストライカーはきっちりと与えられた仕事を果たしてベンチに帰っていった。

すでに交代選手が準備していて、次にプレーが切れたタイミングでピッチを後にするだろうと思われていた直前に試合を大きく動かす先制点を奪って見せたのがラウール・ヒメネスだった。

「前半はメキシコにそんなにチャンスがない中で、後半、一気にああやって1つのチャンスで決めきるのは、やっぱりプレミアリーグでやっているだけあって、そういう勝負強いところは本当に…僕もそこで勝負強さが出てこないとなかなか上では戦っていけないと思います」

ウォルバーハンプトンでもエースの重責を担うワールドクラスの実力者に違いを見せつけられ、鈴木の言葉からはそこはかとない悔しさがにじみ出る。

大迫とポジション争いができる、あるいは代役を任せられるストライカーは、今の日本代表にいないことが証明されてしまった試合だった。

鈴木は実力差をまざまざと見せつけられても、前を向いて自分の成長のために努力を続けるつもりだ。

「やることはそんな変わらないですね。いつも通り、いつもの練習からシュートのコースだったり、タイミングだったりは意識しているので、クラブ(ベールスホット)でまた結果を出して、(日本代表に)呼ばれるようにどんどん点を取っていきたいです」と決意を述べる。

ベルギーリーグでは移籍から半年足らずで実力が認められつつあっても、国際レベルではまだまだ。自らの現在地を痛いほど思い知らされたストライカーが、その悔しさをバネに今後どのような成長を見せるか注目だ。

[via:フットボールチャンネル]
https://www.footballchannel.jp/2020/11/18/post398335/

MF原口元気(29=ハノーバー)は前半の決定機を決めきれなかった攻撃陣の「質」を敗因に挙げ、「チームとして素晴らしい入りをして、良い形はつくれていたが、前の選手が仕留めきれなかった。チームどうこうではなく、前の選手のクオリティーの部分」と唇をかんだ。

原口元気「ベルギー戦フラッシュバック」

W杯8強を目指し「倒さなくてはいけないレベルの相手」と話していたメキシコに、力の差を見せつけられた。

18年のW杯ロシア大会で、2ー0から逆転負けしたベルギー戦と同じ、格上の底力を痛感させられる敗戦に

「まさにフラッシュバックした。終わった後に、何で毎回こうなるんだという感情になった。簡単に勝たせてくれない相手だが、正直、またかという感じ。

今日がW杯でなくてよかった。(残りの)2年間を無駄にせず、W杯にいって、そこで同じ思いをしないようにしたい」と話した。

[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202011180000105.html

吉田麻也「ベスト16でもこれだけ差がある」

試合後、キャプテンの吉田麻也は、「前半から1個1個が1メートル2メートルずれて、結局それでリズムが作れなかった」と悔しそうに振り返り、「自分たちが自分たちを苦しめてしまった」と吐露。

さらに「メキシコからたくさんのことを学べるんじゃないかと思う。同じワールドカップ(W杯)ベスト16でもこれだけ差があるんだと、全員が自覚してもっとレベルアップしないといけない」と決意を示すした。

最後には「今日本当にいい相手とやって、自分たちが今どこにいるのか、何をしなきゃいけないのかが明確になった」と締めた。

[via:サッカーダイジェスト]
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=82139

メキシコ監督「日本に欠けていたのは前半の決定力」

敵将のマルティノ監督は前半の日本の戦いを絶賛。「前半の20分、25分くらいは、私がメキシコ代表監督に就任してから最悪の時間帯だった」と表現した。

同監督は「日本は非常にいい組み立てをしており、攻撃に出る際も規律を重視していた、欠けていたのは前半の決定力。

こうした試合で有利に運んでいる時は結果に反映させる必要があるが、GKの働きもあり決められなかった」と続けた。

また「後半、メキシコは通常あまりおこなっていない2ボランチで守備を強化した」と、日本の圧力でフォーメーションを変更したことにも言及。

「中盤で相手に負けていたので、インテンシティーを高めるのが狙い。それによってフィジカル面、サッカー面両方で試合を有利に進められた」と振り返った。

[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202011180000123.html

そもそも日本代表は強くない

鎌田大地のドリブル突破からのチャンスメイク、原口元気の際どいミドルシュートなど、前半途中までは見せ場がいくつかあった。それでも終わってみれば、メキシコに0-2の完敗。

吉田麻也が試合後にコメントしたとおり、両チーム間には確かな実力差があった。シュートの精度、ボールへの寄せスピード、球際のプレー強度、試合運びの上手さ……。いずれをとっても完敗だった。

そもそも、日本代表は強くない。国内開催の親善試合、アジアが舞台の国際大会ではほぼ主導権を握れるものの、それ以外のゲームでは押し込まれるケースがほとんどだ。

ワールドカップを見てもそうだろう。日本が90分通して優勢に進めた試合は、02年の日韓大会を除けば10年ワールドカップのデンマーク戦くらいか。

ワールドカップでの日本はどちらかと言えば弱小国の部類に入る。その前提で考えれば、10月、11月に対戦したカメルーン、コートジボワール、パナマ、メキシコはいずれも楽な相手ではない。

とするなら、ワールドカップの試合と同じように、守備の時間が長くなり、チャンスの回数は限られるのは当然との見方もできる。

10月と11月の欧州遠征で攻撃が物足りないのもいわば必然。これらのチームと互角に戦うだけの実力が日本にはまだないのだから。

どうにか凌いで、セットプレーやPKで奪ったゴールを守り抜く。日本が格上に勝つにはこういう戦い方がなにより現実的、それを痛感させられたのが今回の欧州遠征とも言えるだろう。

[via:サッカーダイジェスト]
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=82170

海外の反応

・今の日本は酷いわ
・日本はスタミナが切れたようだ
 >最初の30分間に全てを賭けてたような気がする。
・ターニングポイントは57分に橋本を入れたことだと思う。彼はスペースを与えすぎて、メキシコがそこを付いた。
・日本はゴール前でチャンスを外しすぎたことが最終的に高く付いた。日本はできるだけ早くストライカーを見つける必要がある。
・パナマ相手なら問題ないが、よく似たレベルの相手だとチャンスを外していては駄目だ。学んで欲しい。
・この試合はマルティーノ監督がどれだけ優秀な監督か示す証拠だ
・両チームにとって良いテストになった
・霧のせいで後半に何があったのか、誰が良かったのか分からない。
・何も見えないわ。オーストリアで11月に21時に親善試合をやろうとした天才に感謝しないと….

ネットの反応

・日本代表が強くないなんて今頃気づいたの?
・弱いくせにすぐ調子に乗るからな
・海外組というだけで実力不足の選手が多かった
・メキシコは中2日であれだもん強いチームはタフだわ
・森保が無能
・後半2ボラにしてきっちり修正してきたメキシコの監督と失点しても我慢!って叫ぶだけで試合前から決めてた交代しかしなかった森保の差
・FIFAランキング11位対27位なんだから順当な負けでしょ
 >27位が良すぎる50位位の実力
・欧州遠征での堅固な守備には一切触れず目先のメキシコ戦だけで袋叩きにする記事とネット民が多いな
・森保はよくやってると思うけどねえ
・メキシコでも30年間以上ベスト8の壁超えれてない。絶望だな
・今の代表にはチームの顔になるような選手がいないよね
・大迫いたら0得点じゃなかったろうなとは思うわ
・武蔵ほんと下手くそだよな
・武蔵は足下の技術ないからCFは難しい。裏抜けのスピード生かすなら使い方はある。凄そうでで凄くない。新潟時代からそう。
・あれ決められないのはFW失格
・もう代表に呼ばないでくれ
・あれを決めないのが日本代表の限界
・とりあえず余裕がないからゴールに向けてシュートしたという感じ
・これぞ日本人FWという伝統的なプレイだなw見た目は外人でも魂は日本人なんだなw
・その前のクロスに反応が遅れたのも残念だった
 >急にボールが来たらしょうがないだろ
 >どう考えても鎌田からパスが来ることはわかっていただろ
・あの2つのチャンスを決められないのは恥ずかしいと思えよ
・決めてたら評価上がったのに残念すぎる
・武蔵は見た目強そうなのにフィジカル弱すぎたのよねー
・麻也は結膜炎がデフォで常に目は赤いんだよw
・カモフラユニ、霧の中では無意味だったな

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