9日の北京オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプ予選で、トップ通過を果たした2大会連続「銀」の平野歩夢(23)(TOKIOインカラミ)。
1回目は2位だったが、「皆、レベルアップしていると思うし、決勝のスタート順を気にして攻めてくるかな」と感じたという。
「上の位置を取りたいなと思って、できる限り攻めた」という2回目で93・25点をたたき出し、スコット・ジェームズ(27)(豪州)を抜いて首位に踊り出た。
「ちょっと着地ミスして、何とかつなげたかな。まずは良かった」と振り返った。
決勝は11日。縦3回転、横4回転の大技「トリプルコーク1440」が金メダルを取るのに必要か聞かれると、「皆やってくると思うので、そこの完成度は極めたいなと思っている」。
自然体の中にも強い決意を感じさせた。
[via:読売新聞オンライン]
https://news.livedoor.com/article/detail/21649973/
スノーボード男子ハーフパイプ
【予選順位】12人が予選通過
1 平野 歩夢(日本)
(1回目)87.25
(2回目)★93.25
2 スコッティ・ジェームズ(オーストラリア)
(1回目)88.25
(2回目)★91.25
3 平野 流佳(日本)
(1回目)80.75
(2回目)★87.00
「1回目はいつもワールドカップでやっているルーティーンを決めて予選を通過できる点を取り、2回目で順位を上げにいこうと思った。自分の滑りを最後まで決めきることができてよかった」
4 ショーン・ホワイト(アメリカ)
(1回目)24.25
(2回目)★86.25
予選1回目でまさかの尻もち
5 バレンティノ・グゼリ(オーストラリア)
(1回目)31.75
(2回目)★85.75
6 戸塚 優斗(日本)
(1回目)★84.50
(2回目)12.00
「1回目はうまく決められたが、2回目は引っかかっておしりを打って痛いです。ピョンチャン大会では最後まで滑りきれず悔しかったので、決勝はまずは滑りきることを目標にして優勝したい」
7 テイラー・ゴールド(アメリカ)
(1回目)81.25
(2回目)★83.50
8 ヤン・シェレル(スイス)
(1回目)73.50
(2回目)★79.25
9 平野 海祝(日本)
(1回目)74.75
(2回目)★77.25
「兄弟でここに来られたことがすごくうれしいこと。いつものようにリラックスした気持ちでいたがスタート前になるとほかの選手や兄ちゃん(=歩夢選手)がいつもより本気を出しているなと感じて、自分のやる気にもなり、改めて夢の舞台にいるという実感も湧いた」
10 アンドレ・ヘフリヒ(ドイツ)
(1回目)★75.00
(2回目)17.75
11 パトリック・バーグナー(スイス)
(1回目)70.75
(2回目)★73.00
12 チェイス・ジョージー(アメリカ)
(1回目)15.75
(2回目)★69.50
実況「ビッタビタ!」
東京五輪でもスケートボードで出場した平野歩夢が、予選1回目、1番でいきなり登場。
この日の解説は長野五輪代表の渡辺伸一氏、実況は新夕悦男アナのコンビだが、平野の滑りに渡辺氏は「高い、信じられない!」と驚き。
その後も「完ぺきです!」と絶賛すると、無事に滑り終えた平野へ「すんごい、ビッタビタのランでした」「余裕がありました」と表現した。
「ビッタビタ」といえば、昨年の東京五輪のスケートボードで解説の瀬尻稜氏が使用し注目ワードに。他にも「ゴン攻め」というワードも使われ、昨年の「新語・流行語大賞」のトップテンに選ばれた。
[via:デイリー]
https://news.livedoor.com/article/detail/21649289/
実況「これ…予選ですよ」
平野歩夢選手の予選2回目は1回目より難度を上げた構成で、高得点をたたき出しました。
まずは大技『フロントサイドダブルコーク1440』を決めると『キャブダブルコーク1440』の連続技。
その後の3つのトリックもすべて『ダブルコーク』を決めて、1回目の得点を上回る93.25点を出します。その後、上位12位以上が確定し、決勝進出を決めました。
ラン直後の実況は、「これ…予選ですよ」と小声でつぶやく場面も。
SNS上では、「余力どんだけ!」「顎外れそうなくらいすごい」と、そのすごさに驚きの声が上がっていました。
[via:日テレNEWS]
https://news.livedoor.com/article/detail/21649416/
海外メディア「絶対的な王」
堂々たるパフォーマンスには、海外メディアからも賛辞の声が相次いでいる。
まず、カナダ放送局『CBC』は、公式Twitterにプレー動画を掲載したうえで、「(解説者を務めていた元スノーボーダーの)クレイグ・マクモリス氏が見たことのないような最高の滑りを見せた」と称賛した。
さらに、米紙『USA Today』のレイチェル・アクソン記者は、「日本のアユム・ヒラノは14歳頃から取材しているが、あの子のライディングは見ていて本当に楽しい」とツイート。
米放送局「KEZI」のアンドリュー・G・ハウブナー氏も、「絶対的な王者のレベルにいる」と思わず呟いた。
4位通過を果たしているカリスマのショーン・ホワイト(アメリカ)との“因縁対決”にも注目が高まる平野。
11日の決勝へは「(トリプルコーク1440の)完成度を極めたいなと思います」と意気込んでいるが、表彰台のトップに立てるだろうか。
[via:THE DIGEST]
https://news.livedoor.com/article/detail/21649416/
「5.2m!?防風ネット越えるよ」
米スポーツ専門局「NBCスポーツ」の実況席も大興奮だった。
解説者のトッド・リチャーズ氏は「ショーンが控え場所に戻っていって良かった。彼はこのランを見たくないだろうからね」と称賛。
前回王者ショーン・ホワイト(米国)に重圧をかけるほどであると評し、滑り終えた後は「この男は大暴れですよ、皆さん」と脱帽した。
ランの詳細が画面で表示されると、実況のトッド・ハリス氏は「最高到達地点17.11フィート(約5.2メートル)だと!?」と驚きの声を上げ、リチャーズ氏も「防風ネットの高さを越えそうなほどのジャンプですよ」と衝撃を隠せない様子だった。
予選1位となる圧巻の93.25点を記録した平野。
特にエアの高さに感銘を受けたようで、実況席では
「背は高くないのに、パイプを踏み切るたびに20フィート(約6メートル)ほど跳ぶんだ。信じられません!」
「防風ネットの裏に何があるのか見せられる唯一の存在です。(高さを)越えちゃうんですもん」
と驚きが交錯した。
[via:THE ANSWER]
https://news.yahoo.co.jp/articles/467f4dd0293bbde7bf50b2d80ea45c880fd983cb
ネットの反応
・決勝楽しみだな
・ハーフパイプやっぱ見てて楽しいわ
・これは安心して見ていられた
・平野兄は高さが異次元だな
・3回目なのにまだ23かよ
・歩夢とスコッティもまだまだ難易度上げてくる
・平野多すぎる
・弟なんか素直でかわいいw
・お兄ちゃん大好きなのは伝わってきた
・全員平野で金銀銅が見たい
・ショーン決勝行けて安心したわ
・相手もあることなので一番滑走でどこまで上げるかの計算もあったと思いますが素晴らしい予選通過でした
・戸塚君金髪なんやw決勝すっ転ぶなよー
・次はどんな理由で失格になるのかな
・これだけ期待されてるってことは驚くような想定外の事態がまた起きそうだな
・みんなインタビューの受け答えもしっかりしててほんと凄いわ
>少し前まではヤク中みたいな連中ばかりだったのに
・新技は、トリプルコーク1440の連発とみた
・予選は第一滑走、決勝は最終滑走 一人だけレベルが段違いの平野で始まり平野で終わるハーフパイプ