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ダルビッシュ 日本批判の真意

登板はなかったものの、ダルビッシュ有(25=レンジャーズ)が米球宴でも”存在感”を見せつけた。恒例の前日会見でのことだった。彼の口から日本球界への批難発言が飛び出した。

ダルビッシュ有
ダルビッシュ有

「日本はヘンな固定観念に縛られすぎています。そのせいでまったく野球が伸びていないと思います、この何十年」

この発言が出たのは、インタビューの規定時間の45分が「あと少し」で終わろうとしているときだった。ダルビッシュは、『初出場』ということで「他球団選手とどんな話をしたいのか?」とも質問され、まずは「トレーニングのメニューとかも聞きたい」と回答。すると、日本人選手との体格や筋力の違いにも話が及び、”日本球界の練習方法”を否定したのである。

米国人ライターがそのときの様子を語る。

『筋トレはダメだと固定観念を持つよりは、筋トレをやって失敗した方が得るものもある』というニュアンスでした。ちょっと興奮気味な口調だったのでビックリしました」

米国と日本野球を語るうえで、パワー(筋肉)の違いが話題になる。しかし、メジャーリーガーとのパワーの違いを痛感しているのは、ダルビッシュ自身のようである。
インディアンズのキプニス

また、5月6日(現地時間)、2本目の被弾を浴びせたインディアンズのキプニスはこう話していた。

「ダルビッシュには、簡単には打てない変化球がたくさんある。-省略-変化球は最初から捨てて、ストライクゾーンに来た速球を強く叩くことだけに集中した。そうしたら、ホームランに…」(同日試合後の談話)

そして、対戦チーム・ツインズのバレンシアは次のように明かしている。
「変化球はどれもハイレベルだ。甘い速球を辛抱強く待つに限るよ」(試合後)

同じく、スパン外野手も「真ん中高めの失投を待った」と話していた。

また、ダルビッシュは『与四球』が多い。前半戦16試合で「90」の四球を記録している。昨年はシーズンを通じて「36」。日本ハム時代でもっとも「与四球」が多かったのは、06年の「64」だから、シーズンの半分で自己ワーストを更新したことになる。これも、失投を長打にされるパワーの違いを痛感している証だろう。メジャーでは失投が長打に結びつくため、慎重になりすぎていると見るべきである。

甘いボールが行けば、長打を浴びる危険性はメジャー移籍時に覚悟していたはず。ダルビッシュは直球系のボールをパワーアップさせなければ、さらに被弾の数を重ねるだろう。

[リアルライブ]
http://npn.co.jp/article/detail/85575451/

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コメント

  1. 11
    名無しさん 2012/07/18 1:09

    有だけか…

    後の奴は不作だったな…

  2. 12
    名無しさん 2012/07/19 23:17

    なんだ、結局自分のパワー不足なだけの事だろ

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