男子柔道は最後の100キロ超級で金メダルを目指したが、上川大樹(22)も2回戦で敗退。1964年の東京五輪で正式採用されて以降、初めて金メダルなしで大会を終えた。
篠原信一監督(39)は「私の責任。申し訳ない」と謝罪したが、進退も今後の日本柔道の方向性も見えてこない。一方、女子78キロ超級では杉本美香(27)が、意地の銀を獲得した。
78キロ超級銀メダル 杉本美香
屈辱の瞬間は、あまりにあっけなく訪れた。
上川は足技を時折繰り出すものの、得意の内またや払い腰といった大技は出ない。相手のマカラウ(ベラルーシ)は、アテネ五輪100キロ級王者とはいえすでに33歳。しかし上川には気迫さえ感じられず、なすすべもなく敗れると「自分が弱かった」と漏らしたきり視線は宙をさまよった。
これまで、男子柔道が五輪で獲得してきた金メダルは26個。100キロ超級でもアテネ大会は鈴木桂治(32)、北京大会は石井慧(25)が王座を連覇してきた。だが、こうした栄光も今大会で幕を閉じた。落日の柔道ニッポンが、再び世界の舞台を席巻する日は来るのか。
石井慧|鈴木桂治
全日本柔道連盟(全柔連)の吉村和郎強化委員長(62)は試合後、「これはおれの責任。進退伺を出すしかないだろう」と退任の意向を表明。ただ、日本選手団団長で全柔連の上村春樹会長(62)は「これから検証する」としており、進退は流動的だ。
一方、08年11月から代表を指導してきた篠原監督も「これは私の責任。特に選手に対して最も申し訳なく思う」と謝罪。任期は10月末まであるが、自身の進退については「自分としてはまた強くさせたいと思うが、後は上が決めること」と全柔連にげたを預けた。
全柔連は9月9日の定例強化委員会で監督問題を話し合う見込みだが、早急に立て直しがはかられるかは微妙だ。吉村委員長は「五輪は初めてだし、この経験を踏まえてもう1期やらせてもいいんじゃないか」。斉藤仁強化副委員長も「悔しいと思うなら、リオ五輪までやればいい」と、危機感は感じられない。
惨敗の要因には、篠原監督の指導方針を挙げる声もある。昨年は年間17回、今年も11回の合宿を実施し、選手から「合宿で追い込まれて技の研究ができない」と悲鳴が上がり、実業団や大学の指導者から「けがを治す時間もない」と不満が漏れていたのも事実だ。
内向きになった揚げ句、ガラパゴス化してしまった日本の柔道。今のままでは、リオの惨敗も必然だ。
[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/etc_sports/news/20120804/spo1208041457012-n1.htm
堂々と掲載写真が逆の名前で掲載!
この記事を書いた奴は柔道を判ってないな
石井慧って生意気で大嫌いだったけど、こう見ると、実力はあったんだなあ。ただ、柔道=内柴正人って感じで、もう良いイメージがなくなった。
日本で柔道は礼儀、精神、一本
世界基準だとただの点取りのスポーツ
ラジオで柔道素人の人が『世界の柔道からも教わる所はある』って言ってたが…
日本柔道が一本取る柔道じゃなくなったのなんて今に始まった事じゃない。とっくに他の国みたいにポイントとって逃げる柔道やってるよ。
ただ礼ではじまり礼で終わるっていう礼儀すら最近はしっかりやってる人見なくなったな。
柔道の内柴化は着々と進んでる! 酔わせて、寝技一本中田氏
雑魚しかいないのにオリンピックで金取りますとか大口叩くやつ多すぎ
まず、金メダルどうこうより競技人口増やさないと
それからの話
スポーツのルールや結果しか知らない人間が記事書くなよ
小川も言ってたろ?
シードでもない上川が金メダルとるのはサッカーWCで優勝するより難しいってww
ガラケーだのガラパゴス化だのガラパゴスを変な使い方すなっ!
野村忠宏のように一本取る柔道にこだわる若い選手が出てくる事を願う