伊東純也 戦局は攻守交代か
元マネXも刑事告訴
「私も告訴されそうなんです。いったい、A子さんが何を考えているのかわかりません……」
と語るのは、サッカー日本代表を揺るがす大事件の渦中にいるX氏だ。
仏リーグ、スタッド・ランスに所属する伊東純也が、準強制性交等罪などで刑事告訴されたのは、1月18日のこと。以来、本誌は訴状や関係者の証言、記録映像などから事件の検証を重ねてきた。
「昨年6月21日に大阪でおこなわれた代表戦後、タレントのA子さんとB子さんは、ホテルで泥酔させられたうえ、伊東と彼の専属トレーナーから性加害を受けたと主張しています。
一方の伊東側は断固否定し、女性2人の告訴は虚偽であると逆告訴したうえ、民事でも損害賠償を求めています。アジアカップの最中に『週刊新潮』がこの事件を報じ、伊東は代表を離脱させられました」(社会部記者)
事件の前日、都内で暮らすA子さんとB子さんを大阪に連れて来たのは、2人が所属する芸能事務所社長と、当時D-Sports社(以下、D社)に所属し、伊東のマネージメントを担当していたX氏だ。そのX氏に何が起きたのか。
「D社は、昨年4月にタレント事業部を立ち上げ、A子さんとB子さんが所属する事務所に業務委託していました。当然、事務所社長とは仕事上のつき合いがあり、その延長線上でA子さんとも知り合いになったんです」(X氏)
見えてきた事件の全貌
2023年5月に、A子さんから仕事の一環として都内にある個室サウナで、SNS用の写真を撮ってほしいと依頼されたX氏。そこで事件は起きた。
「撮影を終え、私が先にサウナを出て寝ていたところ、水着姿のA子さんから、突然性的な接触を受けたんです。そんなつもりはなかったので困惑しましたし、もちろん断わりました。
後日、所属事務所の社長から聞いて知ったのですが、A子さんは『Xさんに断わられたけど、私はその日最後までと決めていた』と、社長に報告していたそうです」(X氏)
X氏とA子さんはそれ以上関係が深まることはなく、2023年6月の事件を迎えたという。つまり、A子さんはX氏と“気まずい”関係のまま、大阪のホテルにやって来たわけだ。
X氏はホテルの飲み会に参加したものの、中座して隣の部屋で朝を迎えている。X氏にとって“水着姿でアプローチ”するA子さんを、なぜ伊東に引き合わせたのか。
「こんなトラブルになるとは思っていませんでした。6月の時点ですでに、D社のタレント事業がうまくいかず、A子さんの芸能事務所とは契約を解除していたんです。
事務所社長には申し訳ない気持ちがあったので『大阪で日本代表の試合が観たい』という社長やA子さんの頼みを無下にすることはできませんでした。
それに、ホテルに行く前の宴席からみんな楽しそうに飲んでいたんです。途中で『もう帰れ』と言って、座を白けさせたくないと思いました。男女が複数人いるなかで、“性加害トラブル”に発展するとは予想もできません。
翌日伊東の番組収録に同行しましたが、ホテルで何があったのか話していません。良識ある大人ですから、男女4人で部屋にひと晩一緒にいたところで、何かあったのか聞くこと自体が失礼ですから」(X氏)
契約解除から性加害を主張
それからしばらくして、A子さんは伊東から性加害を受けたと主張するようになり、事務所社長にくわえ、A子さんのスポンサーを名乗る男性との“話し合い”が始まった。
「その男性から『親切にしとんのに、その態度はなんや』『どうなっても知らんで』と、関西弁でまくしたてられ、恐怖を感じました。
長髪、上下揃いのスウエット姿、ブランド物のリュックという出で立ち。以前、A子さんの所属事務所社長が『芸能界はトラブルも多い。だから、一種の暴力装置を用意している』と話していたので、そのことが頭をよぎりました」(X氏)
そして2023年12月23日、A子さんの代理人弁護士から受任通知が届いた。そこには「5月に発生した強制わいせつ被害事件」について、X氏を「被告訴人とする刑事告訴の依頼を受けた」と書かれている。
「つまり、A子さんは昨年5月のサウナで、自分から性的接触しようとしたことまで“被害を受けた”と言うのです。実際に告訴したのかわかりませんし、警察の捜査などは受けていません。もちろん私は、断固として否定します」(X氏)
本誌は、A子さんの代理人弁護士に“サウナの件”について確認したが、期日までに回答はなかった。
伊東「僕は巻き込まれた」
事件の背後でうごめくあまりに複雑な人間関係――。代理人弁護士を通じ、伊東本人にコメントを求めたところ、苦しい胸中が明かされた。
「僕は最初から巻き込まれたと思っています。自分に非がないことはわかっているので、代表を外されたとき、正直納得できませんでした。嫌疑がなかったことをしっかりと証明し、今後も皆さんに応援してもらえるように頑張ります」
伊東の復帰は、日本代表にとっても切実な問題だ。
「右に伊東、左に三笘薫という、超強力なウイングを使った攻めが、森保JAPANの戦略です。しかし、三笘は腰の怪我で今季絶望的。両翼を失った日本は、3月21日におこなわれるW杯2次予選の北朝鮮戦で苦戦するでしょう。
警察の捜査を待たずに再招集するのは難しいですが、伊東には6月のW杯2次予選までには復帰してほしいのが、代表関係者の本音です」(サッカー関係者)
“絶対に負けられない戦い”の結末は……。
[via:FLASH]
https://smart-flash.jp/sports/276639/
伊東純也の代理人・加藤博太郎弁護士
「客観的な証拠」はほぼなかった
今回初めて、一連の報道について伊東選手自身のコメントを弁護士を通じて聞くことができた。逆告訴、そして民事訴訟を起こした理由について、伊東選手はこう強調した。
「こんなことは、自分でもう最後にしたいんです」
(以下、太文字は弁護士を通じた伊東選手のコメント)
今回伊東選手の肉声が明らかになるまでの間、この事件をめぐる様々な新情報が明らかになった。
その一つが、「性被害にあった」と主張している女性のものとされる音声データだ。
そのなかで女性は、性被害にあったとも、目撃したとも、語っていなかった。また事件直前、女性側の芸能事務所が、伊東選手のマネージャーが勤める会社から契約を打ち切られていたという背景も浮かび上がった。
「伊東選手はずっと『無実だ』と言い続けてきました」
伊東選手側の加藤博太郎弁護士はそう語る。そして女性側の刑事告訴について、こう指摘した。
「あの告訴状には、客観的な証拠がほぼなかったんです」
実際、告訴状の添付資料には、女性の言い分を書いた「陳述書」や心の傷の「診断書」はあったが、問題の夜に何があったのかについての「客観的な証拠」はなかった。
当時の映像・音声も、身体や衣服に残った性行為の痕跡も、事件直後の病院への相談記録も見当たらない。代わりに告訴状に添えられていたのは、次のような「証拠」だった。
・被告訴人伊東純也のWikipedia
・サッカー日本代表戦の資料
・テレビ朝日系『スポーツ王は俺だ』の番組資料(事件後に伊東選手が出演した番組)
どれも事件の直接証拠になるとは考えにくかった。
「ニュースは見ています」
「刑事告訴」と聞くと、「逮捕」や「起訴」のような重大手続きというイメージがある。しかし実は、法律上、刑事告訴には「被害を主張する人が、捜査機関に申告しに行った」という意味しかない。
「逮捕」や「起訴」にはある程度の証拠や法律家の判断が必要だが、「刑事告訴」は客観的な証拠なしでも誰にでもできるし、捜査機関はこれを受理しなければならないのが原則だ。
だから「刑事告訴」されたというだけでは、その中身に根拠があるかどうかはわからない。
それでも、「刑事告訴された」と報じれば、相手のイメージを大きく傷つけることができる。
伊東選手もその猛威にさらされた。しかし新情報も相次ぎ今後が注目されるなか、伊東選手自身のコメントを聞くことができたのだった。
まず今、伊東選手はどんな様子なのか。
その問いに、現在フランスにいる伊東選手は弁護士を通してこう答えた。
「とにかく日本のニュースはできるだけ見ています。ネットの反響も含めて」
「自分を信じてくれる人」の存在が力に
伊東選手は最初から冤罪を訴えていたが、当初の世論の反応は厳しかった。自身が代表を離脱した後、アジアカップ準々決勝で日本代表が敗退するのを見た時には、ただただ憔悴していたという。
「身に覚えのないことを言われてアジアカップも離脱となってしまい、本当に無念でした」
しかし、事態が展開するにつれ徐々に自分を信じてくれる人が増えたように感じているという。所属するフランスリーグ1部のスタッド・ランスで試合に復帰し、活躍する中で精神的にも安定してきた。
「日本の方々が無実を信じてくれて、応援してくれていると思える時がある。日本のメディアを見ていて『自分を信じてくれている人がいる』というところに、何とか元気をもらっています」
「自分でもう最後にしたい」
事件の詳細については、現在捜査中なので話すことができないという。
しかし、2月19日、女性側に2億円の賠償を求める提訴をした理由については、こう明かした。
「今後、同じようなことが起きるのを防ぎたいという思いです。事実ではないことを突然言われて追い込まれ、お金を請求されるということを将来に向けて防ぐため、自分は先陣を切りたい。こんなことは、自分でもう最後にしたいんです」
「先陣を切りたい」とはどういうわけか。提訴を担当した加藤弁護士は、以前、スポーツ関係者から気になることを聞いたという。
「有名スポーツ選手が、大きな大会の直前などに突然身に覚えのないことを言われてお金を請求され、対応に困るケースがしばしばあるという話があったんです」
もしそんなことが昔からあるのなら、ここで止めなければならない。その思いで伊東選手と弁護士が話し合って決めたのが、今回の「2億円訴訟」だった。
「虚偽の訴えには毅然とした態度をとりたい。きっちりと結論を出したいと思っています」
この事態は一体どこに着地するのか。
[via:現代ビジネス]
https://gendai.media/articles/-/125150
カタールW杯 ドイツ戦での伊東
告発女性側に誤算
「週刊文春が報じたダウンタウン松本人志さんの“性加害疑惑”もあり、伊東さんの件もセンセーショナルに報じられました。
『次は伊東か……』といった声もあったほど。新潮側も文春同様、裁判になっても『真実相当性ならこちらに分がある』と考えていました」(事情を知る出版関係者)
ところが、加藤弁護士が取った作戦は、新潮ではなく、告発したAさんらにターゲットを絞ったものだった。
これは世界的な「MeToo」の流れを考えればギリギリの手法であり、これから性加害を訴える人々への“圧力”と捉えられても仕方がない。
ただ、加藤弁護士は一部で上がる「セカンドレイプ」の指摘に
「そもそもレイプがないのだから、セカンドレイプではない」
と強気の姿勢を崩していない。
「よほど加藤弁護士は自信があるのでしょう。同氏は『新潮もAさんらの証言にダマされた』という理論で、ターゲットを告発者に絞った。
これは訴訟を想定していた新潮側としては大誤算。AさんBさんも激しく動揺していたそうです」(スポーツ紙記者)
戦局は攻守交代か
一部ではそれまで密接な関係だった新潮とAさん、Bさんサイドの間に“すきま風”が生じているという情報も。加藤弁護士が狙った“揺さぶり”は成功しているようにも見える。
その間も、メディアでは事件後のBさんの肉声テープや、伊東サイドと告発女性の話し合いの中で、Aさんのスポンサーを名乗る第三者が“介入”してきたことなどが報じられた。
この第三者について、3月6日配信の『FLASH』は
「親切にしとんのに、その態度はなんや」
「どうなっても知らんで」
と、伊東のマネージャーに対して、関西弁でまくしたててきたと書いている。
対して、新潮は初報以降、検証記事を出すだけにとどまっている。関係者によると
「ネタ枯れというより、Aさんらに対する誹謗中傷がひどく、新たな主張をすればさらに悪化すると考えているためです。
バッシングは新潮社にも及んでおり、抗議電話は鳴りやまず、記事に関わった記者の個人情報まで晒される事態となっている。これも新潮側の誤算。ここまで世論の反発があるとは思ってもみなかったそうです」
という。
伊東は4日配信の『現代ビジネス』で代理人を通じて
「今後、同じようなことが起きるのを防ぎたいという思いです。事実ではないことを突然言われて追い込まれ、お金を請求されるということを将来に向けて防ぐため、自分は先陣を切りたい。こんなことは、自分でもう最後にしたいんです」
と語っている。
一刻も早くサッカーに集中したいだろうが、果たしてどうなるのか――。
[via:FRIDAY]
https://friday.kodansha.co.jp/article/362848
ネットの反応
・無罪確定やんけ
・とんだ美人局のアリ地獄に巻き込まれただけ
・伊東選手の折れない姿勢が導いた状況
・伊東選手を信じて応援している人は、日本にはもちろん、世界中にたくさんいるからね。
・もし本当に虚偽であれば女性のひどい犯罪。
・B子はXがA子に友達連れてきてと頼んだんだろ Xは都合の悪いことは隠してるな
・Xもグルの可能性すらあるで
・単にXが自分のために呼んだだけだろ 伊東の部屋に居座ると思わずにさ 伊東は完全に貰い事故
・新潮が完全逃亡してる時点で…
・新潮が二の矢三の矢ほのめかしながら何もなし
・脇が甘いとかそういう次元の問題でもなくなってきた。
・芸能界だけでなくサッカー界でもハニートラップみたいな事起こり得るんですね。
・巻き込まれる場所にいた事には問題があるとは思うけど今回は完全に嵌められた…
・つーかなにがどうなったら既婚者がホテルで女二人部屋いれて飲むことになるんだ?
・確かに、伊東選手本人というよりその周りが特に怪しい、トラブルの元になっていた印象
・JFAも真相がはっきりするまで伊藤をアジア杯から外すべきではなかった。
・最後のワールドカップが冤罪で終わるのか
・事件の真相が徐々に明らかになってきた。
・新潮はX氏が標的だった事を知ってた(一度は認めて示談しようとしたのもX氏)のに故意に混同させるように書いたという新潮の悪意が明らかになったんじゃないか。
・ミヤネ屋とnews23は性犯罪みたいに伝えてたのも忘れない
・晴れて伊東選手の潔白が証明された時には、この女性の名前の公表や賠償責任を負うこと、またこの件について関与した人たちを徹底的に追求して欲しいと思います。
・A子とB子は一般人ではなく芸能事務所の所属しているのなら無名なのかもしれないが実名報道しないとフェアじゃないと思うんだけど。
・所属の女タレントをつれてきた社長は管理売春にはならんの?
・一番よく知ってるのはトレーナーだろ。そいつに聞けよ
・レイプはないってことは、ヤッてないってこと?
・加藤弁護士は性行為の有無をはぐらかせている
・伊東側はまずは誰も頑なに言おうとしない性行為の有無をはっきりさせたほうがいいね。あとはトレーナーからコメントが一切ないのが気になるな。
・A子がXに枕を仕掛けたが失敗し首になった。その仕返しにXを性加害で訴えて効果がないと見れば伊東を性加害で訴えた
>一連の報道見るとそうなるよね。
>告訴の経緯がそうであってもやっちゃってたら伊東はアウト「巻き込まれた」は正しい表現ではない
・アジアカップ最中のあのタイミングには悪意しか感じず最初から胡散臭いと思っていた。
・他人の不倫とかどうでもいいけどさ、記事出すタイミング、明らかに日本代表貶めようとしてたよな
・新潮の場合は文春に焦り対抗して、自分らの事しか考えない悪意しかないタイミングで掲載に乗り出した感が半端ない。
・新潮は爆笑太田のウソ記事以来、俺はほぼ信用していない。
・新潮側はどう責任を取るのか。
・真実は分からないが一番最悪のタイミングでブッ込んだ週刊新潮は一生買わないし読まない。
・調子乗りすぎたデマ扇動メディアはいい加減にしろよ
・新潮だんまりかよ どうしようもないな 文春は都合悪い方の証言は一切スルーだからマスゴミと呼ばれる
・痴漢の冤罪もそうだが、起訴されれば無罪が確定するまで人権なしと言わんばかりの社会的制裁を受け続け、無罪であっても名誉を回復する機会はほぼない。
・世の中的には声をあげづらい人が人権を守りつつ被害を訴えられる社会が求められているかと思うが、冤罪が起きた場合の訴えた側の代償が小さすぎる。
・自分だったら…と思うと恐ろしいし、同じような事が簡単に出来てしまうのはやはりおかしい。
・言ったもの勝ちって、この世の雰囲気は変えるきっかけになってほしいですね。
クソ長いけどみだらな行為が行われそうな場所にいるのが悪い、さよならサッカー