大谷翔平 第2打席は2回ランナー1・3塁のチャンス
【MLB】地区シリーズ第4戦
ドジャース 8-0 パドレス
崖っぷちで意地の大勝だ。
現地10月9日、ロサンゼルス・ドジャースは、敵地サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第4戦を迎えた。
負ければシーズン終了となる一戦で、大谷翔平は、「1番・DH」で先発出場し、2回に右前適時打を放つなど3打数1安打1打点、2四球と活躍。
チームも8対0で完勝し、リーグ優勝決定シリーズ進出をかけた勝負の行方は、現地11日の第5戦へともつれている。
この日は、先発マウンドに上がった救援右腕ライアン・ブレイジャーから始まり、ブルペンデーで臨み8人の継投で見事な完封リレーを披露。
さらに打線は、ムーキー・ベッツ、ウィル・スミス、ギャビン・ラックスに一発が飛び出すなど、12安打8得点と爆発。同シリーズの対戦成績が2勝2敗となり、3年ぶりの地区シリーズ突破に逆王手をかけた。
初球をライト前へタイムリーヒットで喜ぶ大谷翔平
地元記者たちも興奮
試合後、日夜ドジャースの情報を発信している米サイト『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は、自身のXを更新。
「8人のリリーバーをつないでいったLAがパドレスに8対0で大勝し、第5戦へと持ち込んだ。ドジャース史上最も重要なポストシーズン勝利の一つとして記憶される試合かもしれない」と興奮を隠せない様子だ。
同じく『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は
「ドジャースにはフレディ・フリーマンもいなかった。ミゲル・ロハスもいなかった。先発投手さえいなかった。それでも、彼らはペトコ・パークに乗り込み、パドレスを8対0で破って敗退を免れた」
と綴り、今回の大勝を「久しぶりの彼らのポストシーズンベストゲームのひとつ」と称賛した。
さらに米メディア『The Athletic』のドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ氏は、「8人のリリーバーが相手打線を完封。フレディ・フリーマン抜きの打線が終始好調だった」と絶賛。
米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者も同じくドジャースの勝利を称え、「なんて素晴らしいシリーズなんだ。第5戦にふさわしい」と反応している。
地区王者として意地を見せたドジャースだが、運命の第5試合でパドレスはダルビッシュ有が先発すると明言、はたしてどんな戦いが繰り広げられるだろうか。プレーボールは日本時間12日午前9時8分だ。
[via:THE DIGEST]
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=87049
【動画】大谷、本塁突入も・・・
Manny Machado sticks with it and gets Shohei Ohtani at the plate! 😲 pic.twitter.com/dUdSLV970U
— MLB (@MLB) October 10, 2024
Shohei Ohtani ran through the stop sign 👀
📲 Watch in 4K on the FOX Sports App: https://t.co/ByGyjB4zM1 pic.twitter.com/bH8sovXzfu
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 10, 2024
大谷翔平が怒りをあらわにした。
5-0で迎えた4回1死の第3打席は相手3番手・モレホンからストレートの四球を選び出塁。
次打者、ベッツはセンター後方へのフライ。メリル外野手のグラブにボールが収まった。
その瞬間、一塁ベースの大谷が突如二塁へとスタートを切ってタッチアップを敢行した。
これは相手も想定外だったのか、パドレスは対処できずに大谷は二塁へと到達。
2死二塁と、大谷が“足”でチャンスを広げた。
次打者、T・ヘルナンデスが三塁線へ鋭い打球を放った。
打球は三塁手・マチャドのグラブに当たった後、三塁塁審の腕に当たり、外野まで抜けず。
コーチのストップ指示を気づかず三塁を回る大谷翔平
三塁コーチはストップをかけたが、一気に生還を狙った大谷は打球が審判に当たったことに気付かず本塁突入。
タッチアウトとなり、不運に泣かされ6点目を逃した。
大谷本塁突入の瞬間
なぜタッチアウトとなったのか理解できずにしばらく膝をついたまま佇む大谷翔平
大谷はベンチに戻ると、当該シーンを映像で確認。三塁塁審の方を向かって何かを叫ぶ映像が中継された。あまりの剣幕に思わずカーショーらも振り返るほどだった。
ドジャースの地元メディア『Dodgers Nation』は公式Xにこの動画を投稿し
「大谷翔平は、三塁塁審がテオ(T・ヘルナンデス)のヒットを妨害したリプレーを見てヒートアップした。大谷が怒る姿は滅多に見られないが…」
と大谷が珍しく感情をあらわにして怒っていると報じた。
[via:スポニチ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/10/10/kiji/20241010s00001007171000c.html
【動画】大谷が珍しくFワードを叫ぶ様子
Shohei just shouted FUCK to the umpire 🤬🤬🤬 pic.twitter.com/CfL9ixDSWJ
— shobae 大谷翔平 ¹⁷ Ohtani Shohei ¹⁷ 🐶 (@shoheisaveus) October 10, 2024
大谷が珍しくFワードを叫ぶ
X上でも米記者たちが驚いていた。
米スポーツ専門局『FOXスポーツ』のアナリストのベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニは、審判にボールが当たった映像を見て、幸せでは無さそうだ」と投稿。
地元局『ESPNロサンゼルス』のブレイク・ハリス記者も「ショウヘイ・オオタニは三塁塁審の“妨害”に不満のようだ」と紹介。
米専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「オオタニはマチャドに刺される前、三塁塁審にボールが当たった映像をみて当然怒った。ドジャースは6-0リードを得てチャンスは広がるべきだった」と指摘していた。
[via:THE ANSWER]
https://the-ans.jp/news/469791/
ネットの反応
・大谷のFワード強烈やなw
・大谷ブチ切れwあれはキレるわな
・この人も怒るんだなあ
・そりゃ大事な試合で怒りたくもなりますね。
・おこ谷さん見れたこちらとしてはレア過ぎてご馳走様
・普段表に怒らん人が怒るってめちゃくちゃ怖い
・みんなして「えっ?!」みたいな顔して大谷みとるな
・珍しい行動なだけに周囲が戸惑っているね。
・みんな周りがびっくりしてるw翔平がそんなこと言うなんてって顔
・周りが引いてるのが、普段いかにキレないかを物語ってる。
・初めてのPOで思い入れがいままでと違うんだろうな 感情剥き出しの大谷もいいと思う
・大谷さんが熱くなると士気も上がりチームに良い影響が出そう
・3塁コーチの立ち位置がねぇ。。残念でした
・サードコーチャーの位置どりしっかりしてれば目に入ってただろうな
・三塁手のグローブを抜けたボールを審判が止める事を想定してる二塁走者なんてこの世に存在しない
・fu*kて言ってるの分かるな
・これはファーック言うてますねw
・「Stupid Fuck!」日本語で「バカな奴」という意味
・唇の動きでは「Stupid Fuck!」と言っている
・口の動きが「アイルビーバック」に見えなくもない
・「What the fuck!」英語できない俺でも分かったわw
・「Stop it!Fuck!」に見える
・「一平ファック」
・サードコーチャーに止められたのに暴走した挙句審判にFワードですか、お上品なチームとお上品な選手ですねえ
・ドジャース色に染まってきたな^_^
・直なら分かるけどマチャドのグラブに当たってだからしょうがないだろw審判は悪くない
・これ大谷が見てないだけでしょ!コーチは止まれアピールしてるし。
・これは大谷さん怒るのは違うかな。残念がるなら分かるけど。
海外の反応
・F×ck yeah Shohei!
・Let’s f×cking goooooooo!
・紳士淑女の皆さん、大谷がこの試合で「stupid f×ck(ク⚪︎馬.鹿野郎!)」と口にしました。
・「damn it f×ck!(ふざけんな)」のような気が
・大谷はこのプレーオフを6年間も待ち望んでいたんだ
・良い子ちゃんなんてク⚪︎食らえだ!心に火を燃やせ!
・これが大谷翔平よ
・翔平はここぞという時にやってくれるね
・これがうちのファ⚪︎キングMVPよ
・他の選手たちは「彼に感情はあったのか?」って感じだな
・クラスで静かだった子が急に暴れ出してクラスメートたちが驚いてどう反応していいのかわからなくなった時
・カーショーの反応はプライスレス
・大谷はエンゼルス時代にもこうしたことがあったよ
・彼がこんな風にブチ切れたのはエンゼルスを去る前のヘルメットを叩きつけたり、審判に悪態をついていたりした時以来だ
・これに関して大谷はちょっとダサいな。明らかに塁審にできることはなかったし。
・ああ…彼は第5戦に怒りのマウンドに上がるぞ
大谷「もう忘れました」[10/11追記]
一夜明けた10日(同11日)に大谷は会見に登場。米記者からその場面についてどれほど不満だったのか聞かれると、「もう忘れました」とニヤリと笑って回答した。これには会見場からも笑いが漏れていた。
X上で実際の動画が拡散されると、日本のファンからは
「こういうとこ!」
「見習いたいが出来そうで出来ない」
「切り替えの早さがさすがとしか」
「このメンタルガチで尊敬する」
「最高の返しや」
「出来るならパクりたいw」
「強さの秘密」
と笑撃を受けながらも感心した様子の声が上げられていた。
第5戦 山本が先発
2勝2敗で勝った方がリーグ優勝決定シリーズに進出する運命の第5戦で、ドジャースは山本由伸(26)が先発登板することを発表した。パドレスはダルビッシュ有(38)が先発し、ポストシーズン史上初となる日本人投手の投げ合いが実現する。
[via:THE ANSWER]
https://the-ans.jp/news/470010/