最近、いろんな人たちから「来年、イチローは日本に帰ってくるんですか?」と聞かれる。日本のスポーツ紙には「巨人触手」などの見出しが躍った。今オフにフリーエージェントになる。可能性はないわけではないが、勝手に”予測”するとメジャーに残る…はずである。
「刺激を求めて」と今年の7月、マリナーズからヤンキースへ電撃移籍した。個人記録を積み重ねるだけの弱小チームから優勝を狙える組織へ。レギュラー保証なし、打順は下位など屈辱的な契約をのみ込んで、”優勝争い”にこだわった。念願のワールドシリーズ出場は逃したが、ヤ軍在籍3カ月は濃密だったようだ。「すべてが刺激的。それはいまさら説明するまでもないでしょ。ここでしか味わえないものは確実に存在する」の言葉が象徴する。
モチベーションが違った。今季、マ軍では95試合で105安打、・261と低迷したが、新天地では67試合で73安打、・322と復活。環境がイチローを覚醒させた。年齢を揶揄(やゆ)する人もいたが、人一倍体を気遣うイチローに体力の衰えはまだ無縁といえた。
メジャー12年間で通算2606安打。これまでシーズンMVP、首位打者、新人王、球宴MVPにゴールドグラブ賞など確固たる地位を築いてきた。伴って”ビッグ・マネー”も手にした。
イチロー
下世話になるが…。今季、5年間総額9千万ドルの契約が切れたが、実は2013年以降もマ軍から支払いを受ける。このからくりは…。まず年俸1200万ドル×5年の6千万ドル。これは今季限りであるが、残り3千万ドルは20年間分割になっている。つまり来年から59歳になる32年まで、『150万ドル(約1億2千万円)+年利』がイチローの基本給なのである。
年俸に加え、飲料メーカー等のCFを含めばメジャー移籍後に得た報酬は1億5千万ドル(約120億円)とも…。
おせっかいだが、62歳からは年額17万5千ドルの年金も支給される。
地位もお金もある。10年連続200安打以上達成の偉業で、日本人選手として初の”殿堂入り”が間違いないが、唯一欠けているのが、ワールドシリーズ優勝という”名誉”である。
「…刺激を求めて」がいまの”イチロー・スタイル”。2日前の22日に満39歳になった。ヤ軍の地元メディアのアンケートでは83%のファンが残留を願ったと報じたが、年俸の大幅ダウンで残留、また移籍であろうと日本復帰はない。”Wシリーズ制覇の夢”に向かうことだけは間違いない。
[産経新聞]
http://news.livedoor.com/article/detail/7073343/
イチロー!
ニチロー
無冠の帝王。
イチローのレーザービームな肛門をクンカクンカしたい
イチローのバットをクンカクンカしたい
3
無冠とはいえない
4、5
あ~あすべった