メジャー挑戦を表明しながら、日本ハムにドラフト1位で強行指名された花巻東の160キロ右腕・大谷翔平(18)の日本ハム入団が3日、確実となった。
大谷翔平
岩手・奥州市内で栗山英樹監督(51)を交えた4度目の交渉を行い、入団に前向きな姿勢を示した。ダルビッシュ(現レンジャーズ)がつけた背番号11を提示され、ダルの後継者として将来的なメジャー移籍を目指す。
10月25日のドラフト強行指名から39日。「岩手のダルビッシュ」が、本家の古巣・日本ハムでプロ生活をスタートさせることが決定的になった。
大谷はこの日、午後6時から両親とともに、栗山監督、山田GM、大渕スカウトディレクターと話し合いを行った。約40分の交渉を終えた父・徹さん(50)は「日本ハム入りにだいぶ前向きになっている。きょうの交渉の中でスッキリした部分がある。問題は解消されたと思っています」と、揺れに揺れた我が子の胸中を代弁した。
指名直後、大谷は「(入団の可能性は)ゼロです」と明言。だが、球団側からの資料で高卒即メジャー挑戦のリスクを説明され、日本ハム入りに傾いた。大谷の心境の変化について、国内球団入りを希望していた徹さんは、「資料を作ってもらった辺りから徐々に。向こうで長くやるためには、どちらがいいのかということ」と説明した。
前回を最終交渉と定めながら、決断に踏み切れなかったのは、「障害」が2つあったためだ。
《1》周囲への配慮
花巻東や同校の佐々木洋監督(37)へ向けた中傷などがあり、メジャー挑戦を翻意すれば、指名を回避した国内他球団や、メジャー球団に迷惑をかける。そんな懸念があった。
《2》「投打二刀流」
日本ハムの秘策だったが、徹さんによると本人は「打者としてスタートしたら、投手として使ってもらえないのではないか」と不安をもらしたという。
〈1〉について栗山監督は「すべて球団と自分が背負う。プレーしやすい環境を作ってあげたい。18歳の夢のある若者が、大きく成長するように、みんなで応援してあげることが大事」と力説。
〈2〉も指揮官が練習から試合での起用法まで明かした上で「打撃はすぐに使える。本人は投手もやりたいと。(投打で)2人入団したと思っている」と語った。
ダルの背番号11も決め手になった。「投手として評価をしているんだというとき、(大谷が)一番うれしそうな表情だった」と栗山監督。山田GMは「ポスティングの話はしていない」としたが、エースナンバーは、メジャーの道に通じている
球団では、札幌Dで単独の入団会見を行うプランも浮上。高卒新人では、ダルビッシュ、中田に続く契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件も提示した。
ダルビッシュ有|中田翔
大谷は球団を通じて、「球団の方から自分の疑問点を解消していただき、感謝しています。周囲に迷惑をかけないよう、今週中には球団に伝えたいと思います」とコメント。指揮官に「いい返事を待ってます」と肩を叩かれ、表情を引き締めた。今週中にも「ハム大谷」が誕生する。
[スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/article/detail/7199763/
だいたい甲子園にもいけないやっがメジャーって?岩手なんか東京大阪にくらべれば楽に甲子園行けるのに。そもそも過大評価!
こんな奴は活躍しなくていい