アストンビラ戦の試合終了のホイッスルが鳴り、マンチェスター・ユナイテッドの2年ぶり20回目の優勝が決まった。
ピッチ上でその記念すべき瞬間を迎えた香川真司は、胸元で小さく拍手をし、その場を歩きながら呼吸を整えた。ガッツポーズも雄叫びもなし。静かにささやかに、何かを感じていた。
その後、取材に応じた時はまた様子が違った。優勝の感想を問われると「まあ、そうですね……」と、間を空け、言葉を選びながら語り出した。すでに冷静になっていた。
「素晴らしい雰囲気の中で試合をやれましたし、優勝を勝ち取れたことは素晴らしい。この喜びはいつ浴びても素晴らしいなと思います。(この1年は)もっともっと結果を求めていたし、ケガもしましたし、そう簡単にうまくいかないのかなと感じたり、いろんな葛藤だったり、悔しさだったり、悩みだったりがたくさんありました。そういう意味では深い1年になりました」
喜んではいるが、歯切れがいいとは言えない。それほど、自身の出来映えにはついては消化不良どころか悔しさと不満が残るシーズンだった。
理由は明らかだ。名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍し、チームにスムーズにフィットすることができなかったこと。苦しむ中で、追い打ちをかけられるように故障による長期離脱を経験したこと。
「歴史あるクラブに来たというのは本当に想像以上のプレッシャーだった。こういう中で生き抜くためには精神的にタフでないといけないし、強い信念だったり、強い何かを持ち続けないと成功しないと思っている。そういう意味ではまだ1年ですし、もっともっと自分というものの良さを出せると思っているし、徐々に良くなっているというのを確かに感じる。このチームで自分のプレイをし、名前を残せるように、もっともっと努力していきたいと思います」
「ここで使ってくれたのだから結果を残さなきゃいけないという責任感もありました。でも、僕は本当に自分のことを考えていたというか、チームのことを考える余裕はなかった1年でした。今日もチームの勝利に貢献して、自分の良さを出すことに必死だった。そういう意味で、結果的に勝てたのは良かったです」
香川にとってはドルトムント時代を含めて3季連続のリーグ優勝になる。だがそれは無邪気に「最高!」と叫べた過去2シーズンとは全く違うものだった。それは苦しみながら手にした、これまでにない栄冠だった。
23日付の英各紙も香川を高評価。インディペンデントは「ルーニーはまだファンのお気に入りだが、未来は香川とともにある」の見出し。マンチェスター・イブニング・ニュースは「優れたバランス感覚と広い視野」とたたえた。
香川を高評価するインディペンデント
[sportiva サンスポ]
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/wfootball/2013/04/23/post_337/
http://www.sanspo.com/soccer/news/20130424/pre13042405030001-n1.html
香川のトップ下は、失格の烙印で左サイドに追いやられた!
やはり、相手DFを背負ってボールキープ出来ないトップ下はプレミアでは厳しい♪
香川の冷静な肛門をクンカクンカしたい
括約筋 鍛えて 活躍してくれよ
直近の数試合はトップ下だったぞ
香川不要