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軟派な顔だけでじゃない!?小栗旬が大手芸能事務所を敵にまわす覚悟のある計画とは…

1970年・80年代にTVアニメにかじりついていた人達には、男女問わず深い思い入れがある番組。

それが「ルパン三世」のテレビシリーズだ。

ルパン三世
ルパン三世

劇場用アニメも10編は公開され、宮崎駿が初監督した『ルパン三世 カリオストロの城』など、1979年の作品にも関わらず未だに伝説的なルパン・アニメとして人気が高い。

多くの人の記憶に刻み付けられたアニメのルパン像の実写化はこれまでにもされているが、8月30日に封切られた実写版劇場用映画「ルパン三世」では小栗旬が主人公のルパンを演じた。

小栗旬ルパン
「ルパン三世」を演じた小栗旬

映画は賛否両論を呼び、それがかえって呼び水となっているようだが、気になるのは主演の小栗旬の最近の発言だ。

その内容は、小栗が長年お世話になってきた芸能界を敵にまわしかねないもの。

芸能界への痛烈な批判とも受け取られかねない言葉は、トップモデルの山田優との結婚後も色男ぶりをスキャンダルとして報道され放題だった小栗が腹に据えかねてとも窺えた。

しかし小栗を発言させたのはもっと別のところ、俳優としての地位向上にあるようだ。

芸能人でなくてもドキッとする発言は、こうだ。

「僕らの同世代でも上の世代でも「この人、何も考えてないのによく生き残ったな」っていう人はいますから。事務所の力もありますし」

「例えば「映画にしか出ない」とか言ってる人が、コンサバなテレビコマーシャルに出ているのを見ると、「話が違くね?」って思ったりするんですよ。

「金もらったらコンサバなテレビコマーシャルに出るのに、テレビドラマは下に見るんだ。意味わかんねえ」って」

小栗は”いい作品”をつくるためにも、俳優の労働条件を改善するべく、俳優のための労働組合づくりを構想している。アメリカのSAG-AFTRAといった役者のための組合があるが、日本ではこれに匹敵するような組合はない。

あえて自分がその”旗振り役”になろうと考えている小栗は、さらに続ける。

「みんなけっこう、いざとなると乗ってくれないんですよ」

「たぶん傷つきたくないからだと思うし、今の自分の立場を失いたくないからだと思う。その気持はわかるけど、意外と口先だけで覚悟がねえんだなって思うことは多いし、ちょっと悲しくなりますね。

僕はどこかで、無理してまでこの世界に生き残っていたいとも思ってないんですよね。だからこそ、変えるしかないじゃんと思ってる」

ところが現実は思うようには動いてくれないようで、落胆ぎみの小栗が述べたのが「殺されるかも」発言だ。

「ここのところはちょっとね、負け始めてます」

「組織に。やっぱり組織ってとてつもなくでかいから、『自分は誰かに殺されるかもしれない』くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのは相当難しいっすね」

日本の芸能界は、バーニング・プロダクションをはじめとして「事務所の力」がものをいう世界。

事務所の力が強ければ、大して人気がなくともテレビドラマにキャスティングされるし、スキャンダルも圧力で握りつぶすこともできる。

逆に、弱小の事務所であれば、マスコミは”気兼ねなく”スキャンダルを書き立てることができる。タレントは、その魅力や実力でのし上がるしかないシステムだ。

身から出たサビとはいえスキャンダルを報じられ放題だった小栗にとっては、この理不尽な状況に悔しさもあるのかもしれない。

小栗ほどの人気があれば、大手に移籍することなど充分に可能だが、大手とはいえない事務所で地道に活動してるからこと自覚が生まれたのかもしれない。

一連の発言は、「クイック・ジャパン」(太田出版)vol.115誌上でのインタビューに掲載された。

鈴木亮平

対談相手は、NHKの朝ドラ『花子とアン』で一躍注目を集めた俳優の鈴木亮平、小栗とは兼ねてから親友だ。

小栗の過激な発言をフォローするように、鈴木はこう述べた。

「今この人ね、借金までして稽古場を建てているんですよ」

「『俳優が自分たちを向上させていけるような場を作りたい』って言って、口だけじゃなく、実際に作ってるんですよ。

自分だけでなく、役者みんなで向上していこうよというこのストイックさは、この若さではいままで誰も実行してこなかったと思いますし、ちょっとやっぱりおかしいですよね(笑)」

父親が舞台監督という家庭に生まれ、演劇スピリットを遺伝子に組み込まれたかのような小栗旬。

「アメリカなんかは、メジャー作品にこの前まで無名だった俳優が、ある日突然主役に抜擢されることがあるのに、日本ではそういうことはほとんどないという現状がある。

それを起こすためには、大前提としてスキルを持っていないとできないので、その力をみんなでつける場所を作りたいということですね」

若手トップ俳優としての立場を棒に振ってでも演技に真摯に向き合いたいという思いに、賛同する俳優が増えることを祈りたい。

[引用/参照:http://lite-ra.com/2014/09/post-426.html]

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2014/09/09 23:11

    この人こそ事務所のごり押し。花沢類には笑った。

  2. 2
    名無しさん 2014/09/10 11:45

    役所広司とか宮崎あおいの事?

  3. 3
    名無しさん 2014/09/18 20:26

    小栗くん1人で芸能界組織を打ち破る野心…自信過剰もイイトコだねww

    【芸能界勢力図トップ5】
    1位=ジャニーズ
    2位=アミューズ
    3位=バーニング
    4位=吉本興業
    5位=スターダスト

    このうちの事務所1つで…勘違い俳優1人なんて何時でも潰せるのが現実ww

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