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魔性タイプ!?漢気タイプ!?元ヤンキーの芸能人格付けランキング[女編]

男のヤンキーが「腕っ節の強い番長タイプ」と「喋りが立つアタマの切れるタイプ」で分かれるように、女のヤンキーにも2種類のタイプがある。

ざっくり言えば、「男が惚れる女」か「女が惚れる女」。美貌を武器にし、強い男を渡り歩いて成り上がる魔性タイプと、女なのに男まさりの漢気で女子から人気を得るタイプがいるのだ。

横綱 工藤静香
横綱 三原じゅん子
大関 飯島愛
関脇 後藤真希
小結 柴咲コウ
前頭 筆頭飯島直子
前頭一枚目 木下優樹菜
前頭二枚目 スザンヌ
前頭三枚目 美保純
前頭四枚目 加護亜依
前頭五枚目 あびる優
前頭六枚目 吉瀬美智子
前頭七枚目 三船美佳
前頭八枚目 相川七瀬
前頭九枚目 吉村由美
前頭十枚目 岩佐真悠子
前頭十一枚目 真木よう子
前頭十二枚目 土屋アンナ
前頭十三枚目 倖田來未
前頭十四枚目 佐々木希
前頭十五枚目 武井咲
前頭十六枚目 加藤綾子
十両以下 北川景子

t20150824-2後者の「男が惚れるヤンキー女」の代表格と言えば、かつて「北関東の姫」としてヤンキー青少年から絶大な人気を誇った工藤静香だろう。

YOSHIKIや数々のジャニーズ勢と浮き名を流し、最終的にキムタクを落とした「女子力」ならぬ「姐御力」は芸能界最強との呼び声も高い。

飯島直子や美保純も同タイプのアネゴ元ヤンといえるが、VO5で固めまくった前髪カールから紫の妖気を放つ静香のヤンキーオーラにはかなうべくもない。

飯島がTUBE前田と結婚するもわずか4年で離婚、美保純は独身をつらぬいているところから見ても、ガップリ四つに組んで天下のキムタクと夫娼婦随、セレブ生活を送る静香は貫禄の横綱相撲である。

t20150824-3意外なところでは柴咲コウも同タイプだ。現在の姿からは想像もつかないが、高校時代は超美人ヤンキーとして池袋で有名だった。

しかも時代は90年代末期、池袋西口公園(ウエストゲートパーク)ではサバイバルナイフをふりまわすカラーギャングが全盛期だった頃。

柴咲がその中心にいた『池袋ウエストゲートパーク』のモデルになったギャングチームのリーダーと付き合っていたことが一部雑誌で報じられたが、気の強さは当時から折り紙付きだったという。

芸能界でブレイクしてからはDAPUMPのISSA、妻夫木聡と次々とイイ男をつかまえ、火野正平ばりの肉食ぶりを見せている。

同じくキレイどころでは佐々木希や加藤綾子が流出プリクラからヤンキー疑惑を噂されることが多いが、彼女たちはヤンキーではなくむしろギャル出身。

地元中学のヤンキーグループといっしょに写った中学時代の写メが流出した武井咲も、超中学生級の美人だったために「ヤンキーグループに入らないと虐められるから」という理由だったというから、ちょっとかわいそうではある。
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逆に、元ヤンではないのに元ヤンと思われてしまう血中ヤンキー濃度が強いタイプがいる。

t20150824-5土屋アンナと真木よう子である。土屋は生来の姐御肌と茨城のヤンキーを演じた『下妻物語』があまりにハマり役だったことから「平成のアン・ルイス」と呼ばれ、真木よう子にいたってはヤンキー役すら演じていないのに見た目で「元ヤンですか?」とよく聞かれるという。

ただ真木は先日放送されたテレビ番組で「元ヤンではありません」ときっぱりと否定する一方で、「だけど、ヤンキーになりたかったんですよ。ただ、どうやったらなれるのかが分からなかった」と告白。

SMAP中居と交際中、「日本一ドン・キホーテが似合いそうなカップル」という称号をもらった倖田來未も同タイプである。

むしろ今は猫をかぶっているがもとは生粋のヤンキーだったタレントと言えば、熊本出身のスザンヌだろう。

t20150824-6実家はスナック、中学から酒・タバコは当たり前だったというが、教師に見つかっても「あの子だけは立ち回りがうまくて停学にならなかった」というからさすがである。

最初の結婚には残念ながら失敗したが、それでも記者会見で夫・斉藤和巳の不倫疑惑を責めることをせずにケナゲな妻を演じ、女性の同情をあつめたウデはこれもさすがの一言。

女優・中山貴美子を親に持つあびる優は、育ちが悪くないのにグレた珍しいタイプである。

テレビ番組で「ヤンキーだった頃、万引きで店ひとつ潰した」とあっけらかんと告白して業界から干されていたが、F1ドライバー小林可夢偉との熱愛、そして御曹司のキックボクサーとの結婚でセレブとして見事復活を果たしてみせた。

そう、このしたたかさこそ女を武器にする魔性タイプの元ヤンたる由縁である。

10代の頃は有名なヤンキー男と付き合って経験を積み、20代では落ち着きを身につけて金のある男をガッチリつかまえる。

しかし、そんな器用なマネができず悪い男に引っかかってしまう元ヤン芸能人もいる。フクザツな家庭環境からグレてしまったタイプである。

元モーニング娘。の加護亜依は、まさにその典型だといえよう。加護ちゃんは1歳の時に両親が離婚、母親はトラック運転手と再婚するが貧乏暮らしにもかかわらず子だくさんに。

アイドルデビューしてからも3人の弟妹の学費や生活費、体の弱い弟のリハビリの費用などローティーンで払っていたという苦労人でもある。

しかし喫煙騒動で謹慎、復帰するも16才年上の怪しげなカフェオーナーと付き合い、DV疑惑や夫の逮捕と不幸が重なり、芸能界の階段を猛スピードで下っていった。

t20150824-8他にも中学の時に母親が家出し、ヤンキーに走った過去を持つ吉瀬美智子や、三船敏郎の娘である三船美佳もいるが、加護ちゃんと同じモーニング娘。のエースだった後藤真希の家庭はさらにハードコアだ。後藤真希

ゴマキは東京・江戸川区で育ち、14才にしていきなりモー娘。センターに抜擢されて衝撃の金髪デビュー。抜群のヤンキーアイドル性で国民的スターとなったのもつかの間、弟・ユウキは窃盗犯で逮捕され、心を病んだ母親が自宅で投身自殺……。

本人も活動休止して引退説も流れたが、昨年復活。弟・ユウキの親友と結婚し、今も江戸川で生きる彼女に、清く正しいヤンキーの矜持を感じるのは筆者だけではあるまい。

地域性でいうなら、大阪は元ヤン芸能人を輩出する名産地である。中途半端なヤンキーはすぐ「アイツ、イキリやで」とバカにされる厳しいお土地柄だけに、淀川出身の相川七瀬、寝屋川出身のPUFFY・吉村由美など芸能界にも数々の元ヤンを送りだしている。

しかし、番付上位陣はやはり関東出身者が多勢を占める。東京都足立区出身の飯島愛は、家庭環境はむしろ厳格すぎるほどお堅かった。

t20150824-9しかしそんな親に反発してグレだし、非行とディスコ通い、援助交際を繰り返したあげくにAVデビュー。そんな「過去」を持ちながら、美保純をさらに過激にさせたようなキャラクターで人気タレントとなった。たしかに業界での大物転がしは誰よりも上手かっただろう。

だがAV女優から人気タレント、果ては『プラトニック・セックス』でベストセラー作家にまでのぼりつめたサクセスストーリーは日本芸能史上ほかに類を見ないことも事実である。

若くして世を去ってしまったが、その「強い生き方」にはいまだキャバ嬢雑誌で特集を組まれるなど女性たちの支持も根強い。

ただ、こと漢気あふれる「ヤンキー性」という土俵であれば、人生の酸いも甘いも吸いすぎた飯島愛の上をゆくタレントがいる。

タレントというより、今や「センセイ」と呼ぶべきか? 現参議院議員・三原じゅん子である。

t20150824-10『3年B組金八先生』の不良少女役でブレイクした三原の人生は、ジェットコースターのようなスリルに満ちている。

「JUNKO」名義でロック活動をするも、1987年にはフライデー記者をなぐって暴行容疑で現行犯逮捕。しかもヒザ蹴りからのマウントで記者の髪をつかみ、後頭部をコンクリートにガンガン打ちつけるという北野映画なみのバイオレンスぶり。

90年代には元アニマル梯団・コアラと結婚してふたたび迷走するも、ダメ夫に見切りをつけ、ヤンキー先生に続けとばかりに自民党から参議院議員に当選。

「やっと落ちついてくれたか……」と思いきや、国会での「八紘一宇」発言でただでさえセンシティブな日韓関係に緊張を走らせる仁義なき暴れっぷり――!

もはや「女が惚れる女」と言うより「男もドン引きする漢気」。東の横綱・工藤静香の向こうを張れる西の大将は、やはり三原じゅん子しかいない。

改造制服にリーゼント、ハデにカスタムしたバイク……かつて、どこの街にもいた「ツッパリ」「ヤンキー」たち。

そんな70~80年代の「伝説のワル」たちの武勇伝やおもしろエピソード、また現在の姿などもふくめて徹底取材し一挙出ししたムック「有名人101人のタブーなヤンキー 女ツッパリ マル秘伝説」(双葉社)。

今回の特集記事「誰が本物のヤンキーか!? 元ヤン芸能人格付けランキング!」のほかにも芸能人たちの成り上がり伝説を多数収録した「タブーなヤンキー101人」是非ご一読ください。


[引用/参照:http://dailynewsonline.jp/article/1003234/?page=all]

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