お笑いコンビ・品川庄司が、12月4日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演。
コンビとしての悩みをダウンタウンにぶつける中で、品川祐(43歳)が過去を振り返りながら、「なぜ嫌われたのか」について自ら語った。
デビュー20年を迎えた品川庄司だが、この2年間ほどはレギュラー番組がなく、週に3日~4日はお休みという日々。
仕事がなくなった理由のひとつには、品川がこれまでスタッフなどに見せてきた横柄な態度が原因との話もあるが、この点について品川は素直に認めた。
また、ダウンタウンに憧れてお笑いの世界に飛び込んだという2人。特に品川はダウンタウンの2人に強い想いがあるようだが、品川の中では、それも「嫌われた」ことに影響しているのだという。
「ダウンタウンさんのせいにする訳じゃないけど…」と前置きした上で、
「(松本人志が著書『遺書』の)取材で写真撮るときに一切笑わないとか、そういう都市伝説を聞くわけですよ。面白ければいい。(それに)洗脳されちゃって。そうなっちゃたんですよね…出だし」と回顧。
これには松本も「そういう若手いっぱいおるよね。生意気なほうがいいんじゃないかっていうね」と、品川以外の芸人にも思い当たる節があるようだ。
さらに品川は「浜田さんが女性スタッフのお尻とかおっぱい触るとか。オレ間違っちゃって。
松本さんの『才能ある。オレは全然喋らない』っていう感じと、浜田さんの『おっぱい触る』っていうの2つ足して、“態度悪いのにおっぱい触るやつ”になっちゃった」と続け、「ダメな部分だけ吸収しちゃった」と悔やんだ。
放送終了後、品川はInstagramを更新。
「本当にダウンタウンさんが好き。そもそもダウンタウンに憧れて吉本に入った。そもそもダウンタウンのファン。美容室に浜田さんの写真を持って行って『この髪型にしてください』ってお願いした。
遺書も松本も買って読んだし、浜田さんのCDも全部買ったし、付き合ってた彼女に『ダウンタウンの番組がやってる時間は電話かけてこないで』と言っていた。
考えてみたら、そんな人たちと一緒に仕事出来たり、食事させてもらえたり、すげえ~ことだよな~ 庄司も本当にダウンタウンさん大好きです」と、ダウンタウンへの愛をつづっている。
[引用/参照/全文:http://news.livedoor.com/article/detail/10914822/]
「ダウンタウンのマネ」にブーイング
イメージダウンの原因はあくまで、尊敬するダウンタウンをまねた結果であると出張する品川。
トーク中、MC役である坂上忍に対してガンを飛ばしたり、いまやトーク番組のゲストとして見ない日はないコロチキより面白いという自負もあり、自分が出たい番組に出ている若手の姿を見ると悔しいという品川。
そんな品川庄司に対してネットでは、
「品川庄司って面白くないよ」
「庄司は良いけど、品川嫌い」
「品川は頭がかたすぎるし、庄司は叫ぶしか能がない。品川庄司はいつ消えてもおかしくないと思う。ぶっちゃけもうお笑いのジャンルでは笑えない」
と辛らつな意見が並んだ。今後は嫌われキャラからの脱却ではなく、そのビッグマウスを生かし、格闘派芸人として若手潰しキャラで再出発するのが向いているかもしれない。
[引用/参照/全文:http://dailynewsonline.jp/article/1052205/]
https://www.youtube.com/watch?v=N-AVNnZmf-U
アメトーーク!「どうした品川?」が転機
品川 祐は、世間から嫌われていることを自覚している。しばしばテレビでそれをネタにしていることからも明らかだ。そんな逆風のなか、約5年ぶりとなるコントライブを行うという。
映画や執筆活動で腕を磨いてきた品川が、“ホーム”でネタを作り、演じるのには、初心に戻る意味もあるようだ。一方のテレビ方面に目をやると、レギュラー番組は現在0本。週3で休みがある状況だという。
――でも、どこかひょうひょうとしていますよね。
「誰かがネットで書いていましたけど、傷ついている様すらわざとらしいらしくて…。そいつ、さんざんイジられた『アメトーーク!』の『どうした品川?』の回を分析していて、『普通はああいうテーマで傷つきまくって180度変わって、タレントは新しい“商品”になるのに、品川にはかわいげが全く出ない』って。それ見て妙に感心しちゃいました」
――なんか他人事みたいですね。
「どっかで笑いになればいいやって思うんですよね。こういうインタビューも、映画について真面目に語ったりするときも、バラエティに取り上げられてイジりのネタにされるんですよ。
正直10年前は、笑われるのがイヤだから取材中にどっかでブレーキかけて答えていたんですけど、インタビュアーの方って抜粋するじゃないですか」
――はい(笑)
「結局カッコつけた記事になっちゃうわけだから、ある種開き直りましたね。なるようになればいいでしょって。監督さんや俳優さんはそれでいいでしょうけど、芸人は誰かが絶対にイジってくる」
――ネタにされることは、芸人としておいしいことではないんですか?
「昔はイヤでしたね。ダウンタウンさんといった方々にあこがれて入ってきているから、どちらかといえばイジる方というか、価値を作り上げる方を目指していましたから。
そこが変わってきたのは『どうした品川?』のころからです。あれだけけなされても、しっかり笑いになるんだって気づいたんですよ」
――3年前くらいですね。東野幸治さんや有吉弘行さんに、コテンパンにやられてましたね。
「それまでは、たとえばひな壇に20人いると、あまり順番が回ってこなかったんですよ。ウドさんや出川さん狩野英孝は、何もしなくてもイジられるけど、僕は自分から攻めに行かないと話せなかった。
でも『どうした品川?』以来、黙ってても打席が回ってくるようになった。僕、いまだに上の段の一番端っこが特等席なんですよ。その居心地がよくて。自分で打って出るか、誰かにイジられるしかない場所なんです。常に点を取りに行かないとならない状況とは、全然違いますから」
――なんだか丸くなられました?
「う~ん、自分自身ではそう思ってないですけどね。ただウケればいいとは思えるようになりました。むかつくことはそりゃありますよ。たとえばツイッターでなんか書かれると、傷つきはしないけどむかつきはする。でもそれで悩むことはないですし、ネガティブな出来事のほとんどはネタになるんですよね」
――そこは芸人さんならではですけど、なんだか身につまされますね。バネにしちゃえっていう気持ちがあれば、ネガティブなこともポジティブになる。
一方で、たとえば山里(亮太:南海キャンディーズ)さんとかウーマン村本(大輔:ウーマンラッシュアワー)さんとかといろいろ揉めてましたよね。それはプロレスみたいなものなんですか?
「いや別にそんなことないです。その後友好的になってもいないですけどね。ただ顔合わせるたびに『あぁん?』みたいなことにもなってないですが、かわいい後輩に戻るというか、番組で和解したからといって仲良くなることもないですね」
――ダイノジの大谷(ノブ彦)さんとも昔揉めていたこともあったそうですが、今回ライブを一緒にやるんですよね。
「それはダイノジさんの20周年のトークライブに出たときに、ノリで決まったんですよね。不思議なもんですよ。庄司ともギクシャクしていましたけど、今年品川庄司が20年目で、いい歳したおっさんたちが舞台で一緒にやろうってなるから」
――どんなものになりそうですか。
「記念ライブって、豪華なゲストや特別な構成作家さんを呼んでやることもあるんですけど、それはガツガツしていた俺ららしくないなと思って。
だからコントをたくさんやってきて、それを見て喜んでくれたお客さんたちが一番見たくなるものを作ろうという、いわば初心に返るような気持ちでやろうと思っています」
――なるほど。ちなみに初心に返るって、反省することとは違うんですよね?
「僕はあまのじゃくですから、『こうすればいいのに』という声が聞こえたりすると、真逆のことをしちゃうんですよね。
『品川です!』みたいなせっかくの持ちギャグを封印したり、テレビで反省の証しに坊主頭にして、そのまま続ければいいのに髪伸ばしたり…。
そういうことに気づくと、ああ俺ってテレビっぽくないと思う。もう一生自分のブームなんて来ないんだろうなって」
――損な性格ですね。
「毒のあるテーマの番組でしか呼ばれないですし、マッコイ(斎藤)さんとか、加地(倫三)さんとか、濃い人ばかりと付き合っている。
でもそういう僕のことをわかっている人から、『明日頼むわ』みたいな感じで商売をするのが性に合ってるのかなって思いますね。『商店街にある品川電機』みたいな、そんな立ち位置がいいのかもしれませんね」
[引用/参照/全文:http://www.news-postseven.com/archives/20151206_369075.html(R25編集部)]
ラウンド1
配信日時:12月7日(月)22:30~
ゲスト:ギンナナ / 佐久間一行
ラウンド2
配信日時:2015年12月14日(月)22:30~
ゲスト:キングコング西野
ラウンド3
配信日時:2015年12月21日(月)22:30~
ゲスト:ダイノジ
20周年コントライブ……
このポスターの写真がもう、面白くないんだけど