森光子、車イス生活で東山の子供を待つ |

昨年8月から、公の場から遠ざかっている森光子(91)。それから約1年、音沙汰がほとんどないが、実は入院しているという

森光子

「そういえば、最近はお見かけしませんねえ。エレベーターホールでお会いしたのは、今から3,4ヶ月くらい前だったと思います。そのときは、付き人さんと介護士さんに付き添われ、車イスで移動されていましたよ。お仕事をされていたときは、頻繁にお会いしたんですが」(同じマンションの住人)

今年、8月14日に70年来の親友と話す赤木春恵が舞台引退した際も、森は花と手紙を贈っただけ。また、8月27日に放送された『森光子”放浪記”奇跡の2000回公演』でも、番組内で森のメッセージが読まれただけ。記念舞台の初放映ですし、声の出演くらいあってもいいハズ。それもなかったということで、そうとう体調が悪いのでは、と噂になっているんですよ」(芸能レポーター)

「森さんは5月くらいから都内の病院に入院しているんですよ。その病院はVIP患者専用のフロアがあり、そこへは専用のエレベーターでないと行けないそうです。看護師などのスタッフもVIPケア専従なので、情報が漏れることもないんです。何でも院長が昔から昵懇の間柄ということで、とても大切にされているそうです。ただ、いかんせん入院していることすら知られていないので、誰も最近の森さんの様子がわからないんです」(芸能プロ関係者)

そこで、森の長年の友人を訪ねると、渋々ながら重い口を開いてくれた。

森光子

「今は入院していますが、特に手術しなくてはいけないワケではありません。病室でも化粧をちゃんとして、女優であることは一時も忘れてないそうです。入院する前には、”当分、来られないら”と大切にしている歯のケアのため、歯科医へ行ったくらいですからね」(森の友人)

そこで、事実を確認するため所属事務所に取材を申し込むと、担当者が森の近況について丁寧に話をしてくれた。

「病院には検査のために月1回、リハビリのためにも毎週通院しています。病院内などではどうしても車イスで移動していますが、家の中では自分の足で歩いていますよ。ただ、7月ごろから自宅マンションの大規模修繕工事が始まり、それを機に栄養指導も兼ねて1週間ほど入院したことはあります。だから、そのような話が出たのでしょうかね」

所属事務所の担当者によると、精力的にリハビリを行っており復帰へ意欲満々だとか。さらに、森に関するこんなエピソードも―。

「大震災の後、森も被災地へ駆けつけたかったのですが、できませんでした。ご病気でも被災地に行かれた皇后さまの姿をテレビでご覧になって”(自分が行けず)皇后さまに申し訳ない”と涙を見せていました。今は東山さんのお子さんが生まれるのを本当に楽しみにしています。”早く赤ちゃんを抱っこしたい。11月生まれなら、こんな子。12月生まれなら…”なんて想像して盛り上がってるんです。初孫が生まれるみたいに」