後藤真希の転落人生の内情 |

「自分のために生きてみたいと思うようになりました」

年内で引退するゴマキこと後藤真希(26)が語った引退理由だ。だが、知人は「彼女は裏の人間に翻弄された」口を揃える。一体どういうことか。

後藤真希

彼女がナーバスになり始めたのは06年の初旬。その年の2月には急性胃腸炎で舞台を降板しているが、この不安定な状態の原因は当時付き合っていた男性にある。その男性とは暴力団関係者と噂されるA氏。40代で後藤をペットのように連れ回していた人物だ。

ちょうどその頃は、油が乗り切っていた絶頂期。なぜそのような人物と交際していたのか。

というのも、当時彼女のまわりには特異な人脈があった。韓国や中国でソロライブが実現したのも、その人脈のおかげだったともっぱら。A氏ともそうした交友関係の中から出会った仲。芸能界と暴力団の関係が取り上げられる前は、彼女のようなアイドルに接近してくる暴力団関係者は多かったようだ。

当然ながらA氏はアイドルの交際相手としては相応しくない人物。ゴマキも彼との関係に頭を悩ませていたため、時に精神が不安定になることもあったのだという。実際、A氏は、目を疑うような場所にゴマキを引っ張り出していた。東京・新宿の雑居ビルにある違法カジノだ。

後藤真希

「そこは数ある違法カジノの中でもハイレートで知られ、経営者や医師といったセレブか暴力団関係者しか見かけないような場所。ゴマキと一緒にいた男性はどう見ても後者でした。派手で高価な装飾品の数々、ディーラーに対して『クソッタレが!』などと声を荒げる様子が”その筋の人”にしか見えなかった」

このカジノにゴマキは何度となくA氏と共に通っていたようで、時に彼女がA氏の腕にしがみつき甘える仕草も見せていたという。目撃者が続ける。

「男女の関係にあったのは間違いないでしょう。心ない常連客は『ゴマキはヤクザの女かも』と陰口を叩いていました」

絶頂期のアイドルがコワモテ男性と違法カジノに出入りしていたことが明るみに出れば、大きなスキャンダルとなったはず。そんなリスクを顧みないほど彼女はA氏に心を寄せていたと言えるのかもしれない。

だが奇しくも、ここから彼女の人生は急激に変化していく。

07年には弟のユウキが強盗傷害の容疑で逮捕され、ゴマキ自身も一時活動を休止。この時点でゴマキは芸能界を引退するつもりで所属事務所に契約解除を申し入れた。しかし、母親に「もう少し頑張ってみれば」と励まされたため事務所を移籍して仕事を続けてきたが、その母親も事故で急逝。「不幸を背負い続けるアイドル」―そんな気の毒なアダ名を付けられたゴマキにとって、A氏のような頼り甲斐のある父親のような存在が必要だったのだろう。

しかし、新しい事務所に移籍後、A氏との関係は解消され「迷走」がはじまったとされる。

「事務所から関係を断つようにいわれたんだと思います。その後はホストや地元の友だちらと付き合っていたみたいだけど、結局長続きはしなかったみたいです」(知人)

A氏と離れたと同時にゴマキの芸能活動も「脱アイドル」という方針に変わった。不自然なほど大きくなった胸を大胆に露出したセミヌードは話題となった。そしてこの10月からは下着ブランドのカタログに登場と、セクシー路線に変更している。