平野綾が卑猥な…!?
19日から新たに放送開始となった深夜バラエティー『ピカルの定理』(フジテレビ系)。
フジバラエティー制作センターの制作部長・片岡飛鳥の下で『めちゃ×2イケてるッ!』や『はねるのトびら』を担当してきた同局の明松功ディレクターがプロデューサーを務め、今年4月から半年間放送していた番組『フジ算』の若手ディレクターたちを率いて新しいお笑いの波を作るという名目のもと、立ち上げられた番組である。
出演者はピース、モンスターエンジン、平成ノブシコブシ、ハライチら芸人と、おかもとまり、元AKB48大島麻衣、そして平野綾だ。
前宣伝では「素晴らしい才能があるのにいまいちブームに乗れずピカれていない芸人たちが、いつかゴールデンで”ピカる”芸人になることを目指す」「一年後、必ず芸能界で唯一無二の存在になると誓った彼らが全力でコントやトークを魅せていく」と謳っている。
だが、初回放送後から、その内容に一部アニメファンが激怒している。
「案の定というか、ネット上の実況スレッドでは、平野綾のことばかりクローズアップされてました。でも、もう来週から勢いは伸びないでしょうね。もはや彼女は声優じゃない。バラドルですよ」(30代の平野綾ファン)
平野綾と言えば、もともと声優としての活動歴が長かったが、今年に入って事務所の戦略転換によりテレビバラエティーへの露出が増加。
8月にはこれまでの恋愛経験や好みの異性について、トークバラエティー『グータンヌーボ』(フジテレビ系)で告白し、数多くのファンを奈落の底へ突き落とした経緯がある。
それまで清純派で売っていたにもかかわらず、男性経験があることを明かしたことで、「ビッチ呼ばわり」までされてしまうハメになった平野。
今回、本格的なバラエティー番組へのレギュラー出演ということで、どのようなキャラクターでどういったトークを展開するのか、注目が集まっていた。
そんな視聴者の期待を知ってか知らずか、初回放送でのメインMCを務めることとなった平野。
ゲストとして迎えた土屋アンナの生き様を聞く、ということで、事前にアンナが明かしたいくつかの「定理」を提示していく。
土屋アンナにとって一つ目の定理は、「一つの仕事に執着しないこと」。
仕事はより好みせず、頼まれたものをキチンとこなすようにしているそうだ。
ただし、映画だけは待ち時間が長いため苦痛だという。
芸能界の慣習などについては守る気がサラサラないようで、楽屋挨拶は一切しない主義だそうである。
また、以前、ある女優が土屋アンナの衣装を見て露骨に嫌味な言い方で「すごいセクシーだね」と言ったため、彼女の楽屋に乗り込み、謝罪させた武勇伝を持つことも明かした。
こうした一連のトークに飲まれることなく、MCとして場を仕切ろうとする平野。
『ホンマでっかTV』(同)などに出演した際は、他の出演者の話についていけず完全に”空気状態”であったが、今回はメインMCとしてゲストの隣に配置されたこともあり、不慣れながらも健闘していた。
この後、いったんコントが挿入され、そこにも平野は登場。
モテない男性を食事に誘うものの「ビニール傘女」(サセコ=誰にでも簡単にサセる、から)呼ばわりされるという内容のものだった。
続けて土屋アンナ二つ目の定理、「主成分は酒」。
土屋は大の酒好きであり、路上で焼酎の一升瓶をラッパ飲みをしたことがあるというのである。
これを受けて、平野が自身のお酒失敗談について口を割った。
ある晩、カウンターしかないような小さな飲み屋で、わざとアニメ声で卑猥な言葉を連発し、しかも店中に響き渡るほどの大声だったため、以後、その店を出禁になったという。
一体どんなイヤらしい発言が繰り出されていたのか非常に気になるところだが、畳み掛けるように二つ目のコント「気にしすぎるプロデューサー」に突入。
平成ノブシコブシの吉村崇扮する下ネタプロデューサーに、コンドームについて「どう?」と訊ねられるシーンで、「0.2mmはやめたほうがいい」とさらなるトンデモ発言が飛び出した。
来週も引き続き土屋アンナをゲストに迎え、下ネタをまじえたトークが展開されるようだが、この初回放送に平野綾ファンは大荒れだ。
「あーや、もっと自分を大切にしろ」
「声優に戻ってよ」
「やめろおおおおおおおおおおおおお」
「あーや汚れすぎる……」
などと、番組を実況するスレッドは悲惨な様相を呈していた。
また、平野が共演芸人と恋愛関係に発展してしまうのでは、と危惧する声も少なくなかった。
確かに、0.2mmという厚さのコンドームは、いまどきありえない。
厚さ0.02mmの極薄コンドームが人気を博している時代だ。
「極厚」モノでも、0.1mmが限度である。
番組制作発表の記者会見では、「何もかもが初めてなので、毎回いろんなことに挑戦し、そして番組自体も挑戦して、でっかい番組になればいい」と話していた平野。
その言葉通り、声優という限られた枠から飛び出しバラエティーへの本格進出を遂げつつある彼女の行く末と、ファンの動向からは引き続き目が離せそうにない。