先日、今年の第68回紅白歌合戦の出場歌手と司会陣が発表されました。なかでもテレビウォッチャーが注目しているのは、2年連続で紅組司会の有村架純(24)。
NHK朝ドラ『ひよっこ』で主演を務めたので納得のチョイスと思いきや、「最大のリスクは彼女」なんて声もあがっているそうで、あまり評判はよろしくないよう。
確かに、昨年の司会ぶりはお世辞にも上手とは言えませんでした。でも、そこまで不快ではなかったし、むしろ、“あれ、有村さんいたっけ?”と思うぐらい存在感がなかったのが面白かった。彼女、全然前に出ようとしないんですよね。
というわけで、ここからは有村架純の動じない美学について考えていきたいと思います。
①紅白での“何もしない”司会…綾瀬はるか、吉高由里子との違い
まず昨年の紅白の司会を振り返ってみましょう。
有村さんはビックリするほどなんにもしませんでした。“棒読み”だとか“滑舌(かつぜつ)がよくない”なんていう批判がアホらしくなるほど、爪あとすら残しませんでした。
「生放送でも機転がきく」とか、「場をなごませる天然っぷり」とか、色々と売り込みたくなるはずなのに、有村さんの昨年の司会ぶりにはガツガツとした姿勢が全くなかったのです。それが新鮮でした。
一方、第64回(2013年)と第66回(2015年)では綾瀬はるか(32)の“ドジっ子”ぶりが話題になりました。“初出場”を“はちゅしゅつじょう”と噛んでしまう滑舌の悪さだったり、独特の間で沈黙が生まれたりして放送事故寸前でしたよね。
第65回(2014年)で司会を務めた吉高由里子(29)も同じ系統でした。グデグデフニフニしながら言い間違いを連発。極めつけは大トリの松田聖子(55)の名前を、「まつど」と読んでしまいました。
賛否両論ありましたが、一応盛り上がったという点では役目を果たしたと言えるのでしょう。
この2人に比べると、有村さんのニュートラルぶりが際立ちます。自分から事を起こして人々の記憶に残ろうとか、そんな欲が全くないのですね。そう考えると、有村架純はDoingではなくBeingの人なのかもしれません。
②CMでも演技しない…菜々緒、川栄李奈との違い
CM好感度ナンバー1になったauの三太郎シリーズを見てみましょう。松田翔太(32)や濱田岳(29)、桐谷健太(37)といった濃い面々に負けじと、菜々緒(29)や川栄李奈(22)も全力の演技で応じています。
そんな中、有村さんはどうかというと、紅白の司会とほとんど変わらず、小さい声でボソボソと台詞を読んでいるだけ。
メインキャラの立ち位置なのに、“ワタシが主役です!”って雰囲気ゼロ。かといって周りを引き立てようと気を使っている感じでもなく、ただそこにいるんです。
でもだからこそ、ほんのちょっと微笑む表情が印象的だったりするから侮れません。
③やっかいな姉の出現にもクールに対応
というわけで、筆者が一番感心したのがこれなんです。架純さんが売れっ子になってしばらくして、突如として現れた姉の有村藍里(27)。デビューは姉が先で、旧芸名「新井ゆうこ」から、2017年3月に突如「有村藍里」に改名しました。
かなりきわどいグラビアもやっていたので、活躍中の妹にとってはイメージダウンになりかねないリスクでした。いまでも「みんな妹目当てで近寄ってくる」とか「残念なほうの姉です」とか自虐ネタで出ていますよね。
こんなお姉さんへの対応が実にスマートだったのです。公の場では何一つコメントせず、姉がSNSなどで仲良しツーショットを公開しても放っておく。関係があることを認めつつも、絶対に一線だけは超えさせないという意志を感じるわけです。
でもそんなシビアな態度を、架純さんの柔和な表情が中和しているのは見逃せません。邪険に扱うわけにもいかず、かといってベタベタと仲良しになるわけにもいかない。この複雑な状況で見せる菩薩のような表情に、教わるところが多いのです。
さて、2年連続となる今回の司会起用については否定的な意見の方が多いようですが、筆者は彼女はなかなかの大物なのではないかと見ております。いかがでしょう?
[via:女子SPA!]
http://news.livedoor.com/article/detail/13921803/
藍里 恐るべき心の闇
女優・有村架純の姉でタレントの有村藍里が、15日放送の「良かれと思って!」に出演。「男性に限らず、結局みんな、妹に近づきたいから仲良くしてくれる」とネガティブすぎる心の闇を告白した。
番組収録の際に、楽屋を真っ暗にして髪をといていたことが明かされると、藍里は「共同楽屋だったので気配を消したくて、隅っこに。私がこんなところにいていいのかなと」と説明。
「定期的に絶望するんです。生きることに。自分が嫌になります。全部」と心の闇を吐露。
「それを治したくて、いまバラエティーに出させていただいてます」と語り、司会のバカリズムから「これはリハビリか」とツッコまれていた。
また親友からは、以前に現場で仲良く話していた男性が、後でツイッターで「これで妹に一歩近づいた」とツイートしたのを知ってしまい、男性不信との証言も。
これに藍里は「そういうの結構ある。結局、妹に近寄りたいから仲良くしてくれているのかなと。男性に限らず、みんなそうだと思ってます」と語った。
「結婚できますかね」という藍里に、司会メンバーは「できると思いますよ」とぎこちなく答えていた。
[via:デイリースポーツ]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00000146-dal-ent
兄弟姉妹で同じ道に進むと色々大変。
何を言いたいのか分からん。