ビートたけし(71)の事務所独立劇は、“本妻”の逆襲に注目が集まり始めている。
たけしは18歳年下の愛人と報じられる女性パートナーA子さん(53)との新事務所「T.Nゴン」で再出発することをテレビや新聞のインタビューで明かしているが、本妻である幹子夫人(66)も納得ずくの「終活」宣言というわけではないというのだ。
幹子夫人は元漫才師で、たけしはツービート時代の1978年に知り合い同棲。81年に長男、82年に長女が生まれ、83年に入籍したという。
たけしが駆け出しの頃は近所のスナックでアルバイトをして家計を支えた糟糠の妻で、売れてからも、北野家の家計と財産管理を一手に担ってきたことで知られている。
「たけしさんは家に帰らないことをテレビなどでネタにしていますが、公然と愛人をつくって“火宅の人”状態なのを幹子さんは黙って認めてきたわけではありません。
毎週金曜日は夫婦で食事を共にするとか、決めごとがあり、それにたけしさんも忙しい時間を縫って、従ってきたんです。
1月18日のたけしさんの誕生日には、たけし軍団のお弟子さんも招いて内々の誕生パーティーを開く。幹子さんは手料理でもてなし、最後に見送る役目だったのです」(芸能関係者)
記者の直撃に
「北野本人に聞いてください」
そんな、北野家の不文律が破られるようになった時期が、愛人A子さんの登場と重なるという。
たけしとA子さんは食事会で知り合い、たけし相手でも物おじしないA子さんに入れあげて、「子どもを産んでくれ」「おれをみとってくれ」と言ったこともあるとか。
そうしたことで、たけしと本宅との距離がますます遠のき、A子さんの言うことにしか耳を貸さないたけしが事務所独立の道を選んだのがコトの真相である。
さて、幹子夫人の胸の内はどうなのか。女性自身が最新号で直撃取材しているが、こう言って、記者を追い払ったと書かれている。
「私からお話しすることは何もありません! 知りたいことがあるのなら、北野本人に聞いてください」
独立劇についても、A子さんについても、コメントを拒否。同誌に掲載されている幹子夫人はティアドロップ型の黒いサングラスをかけ“姐さん”さながら。その迫力が伝わってくる。前出の関係者はこう言う。
「それでもまだ落ち着いた対応をしたという印象ですね。A子さんと親密になった3年ほど前にも記者の直撃取材を受けているのですが、その時は大声を上げ、額に青筋を立てていたそうですから。
たけしさんがテレビで『彼女』としてA子さんについて語り、『私に命をかけているって、テレビで言えって(彼女が)うるさいんだよ』と言った直後だったからでしょう。
関西ローカルとはいえ、テレビで公然と愛人の存在を明かして周囲を驚かせていたんです。青筋の記事が出て、やっぱり幹子夫人ははらわたが煮えくり返っているんだと臆測が飛び交ったものです」
北野家には渋谷区の一等地にある豪邸を筆頭に6軒もの不動産があり、金融資産を合わせれば25億円もの資産がある。
これらは幹子夫人が一手に管理してきたが、所属事務所「オフィス北野」からも独立した今後のたけしの稼ぎはA子さんの手に渡ることに……。
本妻VS愛人の仁義なきバトル、いや女たちの「アウトレイジ」が勃発だ。
[via:日刊ゲンダイDIGITAL]
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