各局でレギュラー番組を抱えていた全盛期がウソのように、現在は関東ローカルの番組1本のみとなってしまった、とんねるずの石橋貴明(58)。
テレビ以外の場に活路を見いだすべくついにユーチューバーデビューを果たしたのは6月19日のことだった。
アップする動画のテーマに「タカさんが興味あることを全てノリでやっちゃうチャンネル」を掲げ、29日までに4本の動画をアップ。過去3本の再生回数はいずれも120万回以上。登録者数は47万人を突破している。
「ユーチューバーデビューの“仕掛け人”は、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で演出を担当していた放送作家のマッコイ斉藤氏。
公式チャンネル開設前には、かわいがっているお笑いコンビ・おぎやはぎのラジオにゲリラ出演してPRするなど用意周到です」(テレビ関係者)
芸能界のみならず、スポーツ界などにも幅広い人脈を持つ石橋。今後、大物ゲスト、さらには相方の木梨憲武(58)や妻で女優の鈴木保奈美(53)の登場も期待される。
更に地上波では生きなかった石橋の持ち味が存分に発揮されるのではという期待もあるという。
地上波に居場所ナシ
「特に芸があるわけでもない石橋がテレビの世界でのし上がったのは、若さにまかせた傍若無人で破天荒な言動が受けたからです。
しかしながら、昨今はコンプライアンス重視で、『みなさんのおかげです』の頃のように放送禁止スレスレの企画や“保毛尾田保毛男”のようなキャラクターは地上波では絶対に流せない。
この10年ほど石橋は持ち味を発揮できない環境にありました。その点、ユーチューブなら規制は緩い。大物に遠慮なく絡んだり、後輩タレントに高級時計を買わせるといったパワハラまがいの企画もOK。
最近の人気ユーチューバーがよくやっている現場の突撃リポートなどは昔のとんねるずの得意技でしたからね」(民放プロデューサー)
ヒマでヒマで仕方がない様子の石橋。地上波に居場所はなくなったが、ユーチューバー転身に勝機アリ、か。
[via:日刊ゲンダイ]
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/275326
マッコイ斎藤 1970年生まれ、山形県出身。番組制作プロダクション「笑軍」の代表取締役。「天才たけしの元気が出るテレビ」でディレクターデビュー以降、「極楽とんぼのとび蹴りゴッデス」他、数々の人気深夜番組を手掛け”深夜のカリスマ”と呼ばれる。その後、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の総合演出によって全国区に。フェイクドキュメンタリー作品の第一人者であり、現在は映画監督としても注目されている
「ダメなら引退」発言
初投稿の動画では、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で演出を担当したマッコイ斎藤氏がYouTubeをやるように誘ったことを明かしている。
「かつてバブル期には『みなさんのおかげでした』『とんねるずの生でダラダラいかせて‼』(日本テレビ系)といった長寿冠番組を持ち、1本のギャラは300万円以上と言われるほど芸能界随一の破格でした。
昔はタレントの長者番付のではダウンタウンを上回り1位でしたが、近年ではギャラと視聴率がだんだん見合わなくなりほとんどの番組が打ち切りとなった。今やとんねるずが2人そろって見られる番組はありません」(芸能リポーター)
‘18年にはファンクラブも解散。タレントの中で最も稼いでいた伝説級の大物芸人・石橋も、今やレギュラーは深夜の30分番組『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)のみだ。
テレビ界からは戦力外通告?
動画では斎藤氏が「貴さん今暇でしょ? 木金(収録の)“みなさん”もなくなったし」と聞くと「うん暇だね」と石橋もあっさり。
斎藤氏が「YouTubeやりませんか?」と提案すると、石橋はポケットから自身のガラケーを取り出し、画面をスクロールする仕草で「俺の携帯YouTube出てこないもん」とボケ。
機械には疎いようだが、斎藤氏は「なんでもノリでやっちゃいましょう。ノーコンプライアンスで」とやる気を見せた。
さらに同日の深夜に放送されたお笑いコンビ「おぎやはぎ」がパーソナリティーを務める『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)に石橋と斎藤氏はサプライズでスタジオに乱入。YouTubeとTwitterを開始したことを宣伝しつつ、
「俺ほぼ戦力外通告だから」
「最後の死に場所をマッコイが作ってくれた」
「この1年やってみてダメなら引退」
「野球ならユニフォームを脱ぐか脱がされるかという段階」
と背水の陣の覚悟で行うことを、おぎやはぎの前で包み隠さず宣言した。すると小木が、
「カッコつけて言ってますけど、戦力外通告受けてるなら、もうユニフォーム脱がされてるんじゃないですか」
と冷酷なツッコミで笑いが起きた。
しかしこの宣言後SNSでは、
《引退しなくていい。貴さんの存在は後輩達に必要》
《スキャンダルで自滅していく芸人より数段マシ》
《引退せずにのんびりやればいい》
と、石橋の引退危機に惜しむ声が殺到した。
「視聴率が悪いということは世間に受け入れられていないということですが、本人が引退を匂わすとやはり世間は寂しく感じるようです。
かつてライバルと言われたダウンタウンはいまだに第一線で活躍。ウッチャンナンチャンの内村さんも紅白歌合戦の司会まで務めるなど、石橋さんとは圧倒的な差がついてしまった。
しかし、そのクラスの大物がついにYouTubeデビューしたことで注目が集まっていることも事実。ファンは本当に喜んでいるようです」(前出・芸能リポーター)
YouTubeのコメント欄には《涙しながら見てる》《本当に感動》と根強いファンからの支えがあるようだ。
来年10月で還暦を迎える石橋。引退をかけた“背水の陣”を切り抜け、芸能界に残ることはできるのだろうか―。
[via:FRIDAY]
https://friday.kodansha.co.jp/article/120252
『貴ちゃんねるず』が絶好調のワケ
動画の内容は、石橋貴明が“ノリだけで何でもやっちゃう”というもの。
第1回は演出・撮影を担当するマッコイ斉藤が石橋の楽屋を訪れ、YouTubeを始める交渉をするというプロローグ的なものだった。
第2回は、無観客試合となった神宮球場でのプロ野球幕戦を球場の周囲から観に行くというもの。
『貴ちゃんスポーツニュース』と銘打たれた第3回は、北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士選手を中心に、石橋がただただプロ野球開幕3連戦について語るという内容だ。
「テレビではできない“ゆるい”内容ではありますが、YouTuber的なノリはそこまで感じられません。『とんねるずのみなさんのおかげでした』が放送されていた毎週木曜21時に1本だけ動画を公開するという、更新頻度もテレビ的ですね。
また、演出・撮影のマッコイ斉藤は『みなさんのおかげでした』や『おねだりマスカット』シリーズを手掛けてきた、生粋のテレビ人間。
そんなマッコイ斉藤が仕掛けているわけですから、当然ながらほかのYouTuberの動画に比べれば、かなりテレビ的なものとなっています」(同)
YouTubeにはYouTubeのマナーやセオリーがあり、テレビ的な動画はあまり支持されないと言われてきたはず。しかし、テレビ的な『貴ちゃんねるず』が支持されるのはどうしてなのだろうか?
「まずひとつは、これまでYouTubeをあまり見ていなかった視聴者層を連れてきたということ。とんねるずを見て育った、30代後半以上の視聴者が“貴さんが始めたのなら、YouTubeを見てみようかな”となった可能性は高い」(同)
さらに、テレビの製作者たちがYouTubeでウケるツボを心得てきたという側面もあるという。
「かつてはテレビの世界とYouTubeの世界には大きな壁がありましたが、いまや両方で仕事をするスタッフが増えてきている。
そうなると、テレビマンたちもネットでウケる動画というものをなんとなく把握し始めるようになった。そのうえで、全国的な知名度があるタレントが登場するということなので、そりゃあたくさん再生されるというものです」(バラエティ番組関係者)
購入総額1億3793万円「買う」シリーズ
元ネタはとんねるず?
そもそも、YouTuberの動画は、とんねるずがテレビ世界でやってきたことを再現しているだけだという声もある。
「YouTuberがよくやっている、高級なものを買ってみる動画なんかは、まさに『みなさんのおかげでした』で散々やられてきたものですよね。
石橋さんは自らの芸風を“部活芸”と言っているんですが、それはつまりテレビ局のお金を使って、部室でのおふざけのノリを楽しむというもの。
YouTuberたちが今やっていることを、とんねるずは80年代から続けているんですよ。いわば“元祖”が出てきているのだから、石橋さんがYouTubeでハネるのは自然なことだと思います」(同)
2019年あたりから有名芸能人のYouTube進出が増加。完全に潮目が変わっているという。
「テレビは斜陽で、ネットメディアこそがメインとなる……という流れは間違いないのですが、スタッフや演者という意味では、テレビ出身者がYouTubeを席巻していて、結果的に“テレビ的なもの”が復権しつつあるのも事実です」(同)
メディアとしてのテレビは力を失っていても、テレビ界の人材はまだまだ負けていないということ。石橋貴明は、まさにテレビ界の人材の象徴的存在と言えそうだ。
[via:日刊サイゾー]
https://www.cyzo.com/2020/06/post_245375_entry.html
ネットの反応
・何もしないよりはいいじゃないか
・話題になってない割に登録数多いな
・ユーザー的に40代以上が多そうやけど
・おっさんおばさん向けは開拓の余地があるのかね
・こういうコアな層狙いで行くのはいいと思う
・ホントに石橋の個人趣味のchみたいな感じだな
・宮迫が約100万登録だから、やっと半分だね。
・なお手越は80万突破した模様
・1週間で100万人超えた江頭は凄かったんだな
・マッコイ動画がここのところ急上昇ランクバンバンランクインしてる ボクシング竹原と石橋の動画とか なんだかんだでDとしては優秀って事かもな
>カメラワークとか編集が流石にそこら辺のYouTuberとは格が違うわな
・なんだかんだ、知名度と経験値とプロの編集はすごいね
・さらっと衣笠の話とか入れてくるあたりが流石よね そのうち清原も出るかな
・この人は本当に野球大好きだよな
・喋りは出来るし野球を始めとしたスポーツ等の知識は凄いしな
・謙虚になったなあ
・パワハラ石橋が面白いのであってマッタリ野球とかを語る石橋に興味なし
・覗いたけど野球に興味なかったのでやめた
>ほんまそれやでー
・みなさんのおかげです的なの期待してたら野球ばっかでつまらん
・見たけどもう声がカッスカスで悲しくなったわ
・コメ欄見ると、「当時観てました」ってアラフィフばかりで草
・アラフィフのジジイがノスタルジーに浸ってるコメントだらけ
・団塊ジュニア世代が何処まで支えるのか
・ゴッドタンの腐りカルタ「YouTubeをテレビっぽくやろうとして時代遅れがバレてるんだよ」
・やきうネタとマッコイDという2大オワコンでこの数字はホント凄い
・地上波見ないおっさんがビール飲みながらマッタリ見るんだよ 若者が面白くないと言ってもそこに合わせることは無いだろ
・野球は興味ないけど、石橋には昔みてたから少し興味はあるから期待している。
・あんまりコラボに頼らない方がいいと思う
・急上昇ランキングにのってる間はいいんだよ のらなくなってから再生回数が落ちるようだと完全に江頭の二の舞
・ジュニアが小籔やフットとやってるチャンネルが40万くらいで勢いが止まったって言ってた 見てるのがおっさん層だけだと、その辺がラインらしいって話しをしてた
・野球に特化しすぎだけど、お笑いやりだしたらもっと化けるだろね
・お笑い代理戦争でもやるしかないな
・好きなことやりたいから始めたんだろ 視聴者の好みなんざどうでもいい
ヒカルとかにコラボ ゙してもらゔって安直なやり方じゃないから梶原宮迫よりいいわ