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三浦春馬“遺書”に記された苦悩と葛藤「僕の人間性を全否定するような出来事」家族関係の闇

7月18日に東京都港区の自宅マンションで自ら命を絶った俳優の三浦春馬(享年30)。自室に残した日記に人生における悩みや葛藤を綴っていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

自室に残された三浦の日記には何が記されていたのか。長年、三浦と親しい関係にあった知人が明かす。

「亡くなる直前に書かれたものと見られ、『死にたいと考えた』『どう死ぬべきか』といった自身の死についての考え方が長々と綴られており、遺書というべき内容です。これを読めば彼がいかに思い詰めていたか、よく理解できます」

また8月15日に放送予定のドラマ「太陽の子」(NHK)における役柄に強く影響された様子も記されていたという。

「(同ドラマは)太平洋戦争の末期、原子爆弾開発を命じられた科学者たちの悲劇の物語で、春馬が演じるのは、肺の療養のため戦地から帰郷した石村裕之役。日記には石村の人生を通じて、死に関する思索がQ&A形式で記されていた」(同前)

三浦は戦時中を生きた石村と自身を重ね合わせ、共通点を見出していた。

「作中の石村は、神風特攻隊として敵方の空母艦に突っ込む命令が下るのを待っていました。仲間が先立っていく光景を目の当たりにする中、作戦が変更になり、戦地から一時帰郷。

結果的に自分の命の時間が引き延ばされたわけですが、それに対して春馬は遺書で『散る運命を背負いながら、家族の前では気丈に振る舞おうとする気持ちを考え、胸が痛んだ』と切実な想いを書き綴っていた」(同前)

さらに数年前から精神的な葛藤に苛まれていたことが分かる、次のような記述もあった。

〈僕の人間性を全否定するような出来事があり、たちまち鬱状態に陥り、自暴自棄になった〉

三浦春馬に何が起きていたのか。

7月30日(木)発売の「週刊文春」では、遺書に記された言葉に加え、小栗旬に「あいつは絶対来ます」と言わせた演技力、医療関係者を唸らせた企画・主演のALSドラマなど、友人、恩師、親族らの証言から三浦春馬の「優しさ」と「孤独」の30年を4ページにわたって特集している。

[via:文春オンライン]
https://bunshun.jp/articles/-/39351

NHK国際共同制作
特集ドラマ「太陽の子」

柳楽優弥、有村架純、三浦春馬ら、人気俳優が戦争に翻弄された若者たちを演じる。国際共同制作で作られた映画「太陽の子」とは違う視点で描く、もう一つのドラマ。

【放送予定】
NHK総合
2020年8月15日(土)後7:30〜8:50

【関連リンク】
NHK国際共同制作 特集ドラマ「太陽の子」 | 無料動画GYAO!

母親と事務所間の金銭トラブル

近年、母子関係は悪化していったという。

「3、4年ほど前かな。春馬がぽつりと“オレ、お母さんと絶縁した。もう何年も連絡とってないよ”って漏らしたことがあってね」(同)

仲が良かった二人の間に何があったのか。某キー局のディレクターは、こんな出来事を証言する。

「春馬さんの両親は、生活が苦しいからと、息子を通さず事務所にまとまったお金を無心したり、ギャラを上乗せするようマネージャーを呼び出して、社長への口利きを頼んだとか。それを知った春馬さんは激怒。親子は絶縁したという話が流れています」

トラブルはそれだけではなかった。

先の知人によれば、三浦さんの母親は長年マルチ商法まがいのハーブティーの販売に熱を上げていたが、三浦さんのブレイク後、“三浦春馬も飲んでいます”を売り文句にして、友人にネズミ講のようなことを推奨。

それを知った三浦さんは、自分の名前を商売に使われたことを嘆き悲しみ、絶縁の遠因になったという。

金銭トラブルについて所属事務所は、

「個別の質問に関する回答は控えさせていただきます」

と述べるばかり。

[via:デイリー新潮]
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07291700/

母との“断絶”証言も

「三浦さんは、以前から家族との関係に悩んでいました。母からは度々金銭の無心をされ、芸能界の仕事に嫌気がさしていた。

役者を辞めたいと漏らし、農業をやりたいと言ったこともあるけど、その度に母親から反対されるため、最近は断絶状態だったと聞いています」

実家の近隣住民によると、三浦さん一家はもともと母子家庭で、中学生に上がる頃に母親が継父と再婚した。

両親は茨城県土浦駅周辺で居酒屋や食堂を営んでいたというが、現在は閉店。3年ほど前に母親は家を出て行き、父親も引っ越したという。

古くから一家を知る親族によると、

「土浦の家を出た後は、春馬くんから住居用にと都内の高級マンションを買って貰った。息子の個人事務所にも関わっていたようです。春馬君は自分が母親を支えたいと考える一方で、どこか負担になっていたのでは」

3年前に起きていた“一家離散”。自死との因果関係は不明ながら、三浦さんをよく知る芸能関係者は、こんな異変を感じていた。

「4年ほど前、三浦さんが所属事務所に“辞めたい”と漏らしていたことがあって、その頃から飲酒量が増えていった。」

[via:デイリー新潮]
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07211700/

“遺書”に記された孤独と苦悩

死への願望は、約5年前、実母と絶縁した後、3年ほど前から目覚めたようで、その際には<当時は鬱状態から抜けられなかった。どう死のうかと考えていた>。

2018年には、20年ぶりに母と別れていた実父と再会を果たすのだが、その際にはこうつづられている。

<自分は死のうと思っていた。でも、なぜか会ってみようと思った>

<母と離婚した理由を教えてくれた>

<実父との再会が人生を見つめ直し、自分と向き合うきっかけを教えてくれた>……。

記述からは、人知れず思い悩んでいた様子が見て取れ、それに彼の家族関係が関係していたことは推察できるのだが、決定的な“辞世の句”が記されているわけではなく、直接的な動機は不明のままだ。

ワイドショー芸能デスクはこう語る。

「鬱状態でいろいろ孤独や葛藤を抱えていたようですが、それをひた隠しにして、直前まで収録をこなしていた中で、なぜ突然心が折れて死を選んでしまったのか。やはり何らかのきっかけがあったのではないか」

爽やかな笑顔の下で、人知れず苦悶を抱えていた三浦さんは、それを周囲に明かすこともなく逝ってしまった――。

[via:日刊ゲンダイ]
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/276672

継父の姓を手放し永い眠りに

家族については、あるときから明確に距離を置き始めた、とは事務所関係者。

「4年前、彼は携帯電話の番号を変えています。理由を聞くと、『親と縁を切るため』と。親には番号を伝えないよう釘を刺されました。

それまで彼は実母、そして実母の再婚相手である継父との関係は悪くなかったのですが、2人が金銭トラブルを起こしたり、三浦さんのプライベートに過度な介入をしたりしたため、連絡を絶ったようです」

周囲に傷を見せまいと常に笑顔を振りまいていた三浦さんだが、家族という大事な部分に歪みが生まれて以降、徐々に精神的に不安定な様子を見せはじめていた。《中略》

三浦さんはこの世を去る1か月前、あるものを手放していた。長年使ってきた、継父の姓であり、本名として使っていた姓を手放し、生まれたときの名前である“三浦春馬”に戻していた。

芸名でもキャラクターでもない、嘘偽りのない自分自身の名前をひとつ携えて、若くして永い眠りについたのだった。

[via:女性セブン]
https://www.news-postseven.com/archives/20200729_1581861.html/

遺書公開はプライバシーの侵害?

7月18日に急逝した三浦春馬さん。家族や友人知人、仕事関係者、そして三浦さんの仕事ぶりを見てきたファンたちのショックもいまだ癒されない中、30日発売の「女性セブン」(小学館)と「週刊文春」(文藝春秋)が、三浦春馬さんの部屋に残されていた“遺書”ともとれる日記の内容を報じた。

「女性セブン」によると、三浦さんは今年8月15日放送予定の特別ドラマ『太陽の子』(NHK)で演じた役に対して感じることを日記に綴っていたといい、中には、役が抱える苦悩が自分に重なるという内容もあったという。

「週刊文春」は、より具体的に三浦さんの日記の内容を掲載している。

三浦さんはイギリスに短期留学をした2018年前後から自らの死について考えるようになったといい、日記には仲の良い人々と会う際、「“死にたい”と思っていることを悟られないためにウソの笑顔をつくることが苦痛だった」という趣旨の文章もあったそうだ。

三浦さんが亡くなった直後から、早すぎる死の理由を追及する報道は延々続いている。家族関係の問題を暴き、母親らの責任を問うような記事も少なくない。そのうえ、心の内を綴った日記の内容まで報じられては、三浦さんがあまりに気の毒ではないだろうか。

また、こうした報道は三浦さんと親交のあった人々をひどく傷付けることにもなるだろう。

三浦春馬さんが亡くなる前夜に捨てたゴミまで

2018年に三浦さんと交際報道があった女優でモデルの三吉彩花さんもそのひとりであり、三浦さんの訃報から数日後、Instagramのストーリーで真っ黒の画面に白い文字で<毎日しっかりと過ごしています。ただ、もう少し時間をください><何も整理できていなくて。ごめんなさい>と、三浦さんのことを示唆するコメントを投稿した。

撮影中だったドラマのスタッフやキャストも憔悴しきっているといい、役者仲間たちは「心の整理がつかない」、そして三浦さんの優しい笑顔を「忘れられない」と、茫然自失の心境をSNSに続々と投稿している。

このような精神状態の中で三浦さんの日記の内容を知らされれば、「なぜ三浦さんの苦悩に気が付けなかったのか」「何かできることはなかったのか」と自分を責めるなど、さらに深い悲しみに囚われかねない。

また「文春」では捜査関係者が、三浦春馬さんが亡くなる前夜に捨てたゴミ袋の内容物についても明かしており、故人のプライバシーが踏みにじられている。

[via:wezzy]
https://wezz-y.com/archives/79592

ネットの反応

・何があったんや三浦春馬
・犯人探しは止めろよ。本人が望んでない。
・あとからあとから出てくるけど、本当のことなのかな。
・身内や関係者は内容を知ったほうがいいと思うが俺らみたいな野次馬にまで公開しなくても
・親しい関係にあった知人のくせに週刊誌なんかにペラペラしゃべりやがって
・彼が亡くなられて、人知れず抱えていた苦しみや葛藤が記事に出てくる度に、無念さを感じます。救える命だったと思うと胸が痛いです。
・今、母親は何を思っているんだろう
・春馬さんが亡くなった後、静かになるどころか…普通ならプライベートな家庭の事は事務所がフォローしてかくまうと思うけど、こんなに野放しに母との関係が出てくるって事は事務所も春馬さんの死の原因はそこに有ると言いたげな感じやな。
・アミューズに殺されたようなもの
 >事務所に留学なんて無駄だから帰ってこいの件だろ
・有名になればなるほど少なからずこんな話はあるよ。真偽はどうであれ彼は誰に対してもいつでも誠実だったんだなぁと思う。
・亡くなった人の知られたく無い事を公開する事に否定的な意見もあるが、彼がどれくらい辛かったのか、後悔とかで終わらせてはいけない
・公表してほしくて書いたんじゃ?わたしならそうだわ
・ちゃんと公開してほしい ほんとになんでこんなことになったのか知りたい 本人が残した言葉知りたい
・死ぬ勇気があればなんでも出来そうだけどな。どうしようもなかったのかな。
・酒が鬱病の大敵だってのがよく分かるね
・一カ月前に三浦姓に戻したのってすごく大きな事だと思うんだけど
・ずっと前からいつにするかは決めていたんだろう計画的だよ
・そっとしておいてあげて!と思う気持ちがありながら、ついこの記事を読んでしまった。
・彼が抱えていた悩みや苦悩を知る事ができたけど、自死する前になんとかできなかったのかがとても悔やまれる。
・腹を割って話せる仕事仲間が一人でもいたら状況は大きく違ったかと。

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2020/08/05 1:26

    休業させてあげれば良かったのに

    本当に性格が善い人だったんですね

    ご冥福をお祈りします

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