お笑いコンビ、ラーメンズで劇作家の小林賢太郎(47)が、芸能界を引退したことがわかった。所属事務所トゥインクル・コーポレーションが1日、公式サイトで発表した。同社は
「この度、弊社所属タレントの小林賢太郎が2020年11月16日をもって芸能活動から引退し、弊社から離れましたことをご報告致します。今までご支援いただきましたファンの皆様方や関係者の皆様には心より感謝申し上げます」
「平成31年頃より本人から2020年末をもって、全ての表舞台から引退したい旨の相談がありました。この素晴らしい才能を引退により終わらせる事を弊社としても容易に認めがたく、何度か話し合いを重ねてきましたが、本人の強い希望により引退の運びとなりました」
と説明した。
小林は今後、執筆など裏方として活動するとのこと。
[via:日刊スポーツ]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202012010000432.html
足が悪く「無理が出てきた」
小林さんは事務所の発表に合わせて自身の公式サイトでコメントを発表。
5月30日から予定されていたコント公演が中止になったため、舞台でのパフォーマンスとしては2月29日のひとり芝居「うるう」が最後だったとする。
【コメント全文】
肩書きから「パフォーマー」をはずしました。
2020.12.01(火)
実はですね、表舞台での活動は2020年で引退だなって、4、5年前から決めてたんです。予告しなかったのは、千秋楽まで常温で楽しんでもらいたかったから。いつもいろいろ事後報告ですいません。
5月30日から予定されていたコント公演が中止になり音声作品になりましたので、ステージとしては今年の2月29日の一人芝居「うるう」が最後でした。
47歳。まだまだ動けるだろう、って思いますよね。僕だって現役を終えたばかりのアスリートに会ったら言っちゃいそうだもの。
実は足が悪くてですね、ちゃんと手術もして日常生活に支障はないのですが、身体を限界まで追い込むステージパフォーマンスとなると無理が出てきていました。
ハードルを下げるくらいなら、やらない方がいい。なんて、それらしいことを言ってますけど、理由はこれだけではなくて、様々な経緯をふまえ自分で判断したことです。
もし世界ツアー「ポツネン氏の奇妙で平凡な隠居生活」とかラーメンズ最新公演「美大じじい」とかを期待していた人がいたらごめんなさいね。
作り手と演じ手の仕事量の比率は9:1くらいでした。そんな中途半端で下手くそな僕の演技を、客席から面白がってくれた方々には、本当に感謝しています。笑ってくれてありがとう。
長らくお世話になった芸能事務所トゥインクル・コーポレーションでのタレント契約も終了しました。社長はいろいろな助言をくださいました。ありがたいことです。
片桐仁は「がんばって~」と、変なマスクをつけて言ってました。面白かったです。およそ25年、影となり尽くしてくれたマネージャーには感謝と尊敬の念でいっぱいです。彼は裏方のお手本だ。
僕の仕事場であるスタジオコンテナは、3年ほど前にトゥインクル・コーポレーションに株式会社にしていただきましたが、このたび元どおりのプライベートなアトリエに戻りました。
環境はシンプルに。創作の世界は無限に。そんな気持ちで今日もまた鉛筆を握ります。目の前には真っ白な原稿用紙、真っ白なキャンバス、真っ白なスケジュール帳。なんか視界が広いですよ。
小林賢太郎
引退に伴ってファンからは公式YouTubeチャンネルの動画はどうなるかなど心配の声も上がっているが、所属事務所はハフポスト日本版の取材に「ラーメンズ公式」「小林賢太郎のしごと」の動画について「消す予定はない」としている。
[via:ハフポスト]
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fc5e2abc5b66bb88c6a085e
相方の片桐仁さんは以下のコメントを発表した。
最初は本当にビックリしましたが、理由を聞いて納得しました。本人が考えて考えて、決めたことですからね。
今の僕がいるのも、学生時代にお笑いの世界に誘ってくれた賢太郎のおかげです。
相方には感謝しかありません。
10年以上もラーメンズの本公演を心待ちにしていた皆様、フェードアウトみたくなって、大変申し訳ありません。
ですが賢太郎は今後も創作活動は続けるそうです。いろいろ新しいことを考えているようなので、楽しみにしていてください。
そして、片桐仁の役者、芸人活動、アーティスト活動は、今後も変わらず続きますので、そちらもどうぞよろしくお願いします。
ラーメンズは多摩美術大学の同級生だった2人で結成。NHKの番組『爆笑オンエアバトル』などへの出演で人気となり、以降は舞台を中心に活躍していた。
1998年から定期的に公演を行なっていたが、2009年の公演『TOWER』以降は個人での活動が中心になった。
2016年4月には、小林さんがテレビでコントを披露する年に1度の番組『小林賢太郎テレビ8』(NHK BSプレミアム)で片桐さんがゲスト出演し、7年ぶりの共演でファンを喜ばせた。
2016年には、コント集団「カジャラ」を立ち上げ、ソロコントプロジェクトの「POTSUNEN(ポツネン)」では海外公演も精力的に行っていた。
小林さんは東京パラリンピック閉会式の演出を務めることも決まっている。
[via:ハフポスト]
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fc5d375c5b68ca87f8757d5
小林賢太郎 プロフィール
(こばやし けんたろう)
本名:小林賢太郎
生年月日:1973年4月17日(47歳)
出身地:神奈川県横浜市旭区
血液型:A型
身長:182cm
最終学歴:多摩美術大学版画科
コンビ名:ラーメンズ
相方:片桐仁
事務所:スタジオコンテナ
活動時期:1995年 – 2020年11月16日
公式サイト:小林賢太郎のしごと
Twitter:小林賢太郎のしごと【公式】
Twitter:小林賢太郎のあそび【公式】
日本の劇作家、演出家、元コメディアン、元パフォーマー、アーティスト。スタジオコンテナ所属。
コントユニット「ラーメンズ」を始め、演劇プロジェクト「小林賢太郎プロデュース公演(KKP)」、ソロ公演「POTSUNEN」、コント集団「カジャラ」など、劇場での公演を中心に活動している。
また、2009年から2019年まで年に一度『小林賢太郎テレビ』(NHK BSプレミアム)にてコントを披露していた。
そのほか、小島淳二との映像製作ユニット「NAMIKIBASHI」、升野英知(バカリズム)との大喜利ユニット「大喜利猿」、田中知之 (Fantastic Plastic Machine) との音楽ユニット「SymmetryS」としての活動も行っている。
[via:https://ja.wikipedia.org/wiki/小林賢太郎]
ネットの反応
・ビックリ。
・正直な気持ちを言うと、残念でもったいない…
・ラーメンズが見られなくなるとは悲しいなぁ…
・裏方として活動するとはいえ、小林賢太郎という演者に会えないのは悲しい。
・そろそろ年に一回放送される小林賢太郎テレビの告知来るかなって勝手に思ってただけに残念でならない
・初めてラーメンズを見た時の衝撃は今も覚えてる。なんていうか独特の世界観だったよね。見てる方が試されるような。
・ラジオコントにしてたのはそういうことだったのか…
・執筆活動も舞台の脚本とかだったら芸能界引退は違和感ある
・引退じゃないじゃん単に作家活動に専念するってだけだろ
・YouTuberとしてコント出してくれよ
・作ると、演る、がパーフェクトすぎて渋滞しちゃう感じは見てても分かった。何か色々間に合わない感があったもん。
・ラーメンズじゃなく俳優交えてやってたコント舞台とかは面白かった
・好き嫌い正直分かれる。
・意識高い系のお笑いはつまらん
・多くの人に支持される最大公約数的な芸ではない
・こいつがとんがってた理由が意味わからない普通にしてたら売れただろうに
・好きなファンでチケット売れてたんじゃないの?
・ファンが痛いってイメージしかないな
・ある意味、信者が腐らせた典型
・俺だけは笑いを判ってるって奴らだけが評価してたコンビのイメージ
・売れてなかった頃から他の芸人とは違うんだオーラ出しすぎだったな。おかげで誰からも相手にされなくなった。
・拗らせすぎた結果がこれ?
・変なプライドがなかったら普通に売れっ子になってたんだろうな
・まあプライドとかじゃなくテレビの仕事に興味なかっただけなのかもしれんが
>本人達がテレビ向きじゃないと判断して舞台に集中してた
・お笑いって難しいよなファンが凄いだの神だの持ち上げると芸人としては殺される
>いやいや乗るか乗らないかは芸人次第だろバナナマンは乗らなかったぞ
・おぎやはぎ、バナナマン、ラーメンズで番組やってた頃は別にスカした感じもなく普通の芸人だったけどな
・とにかくテレビ(民放)の求めるものと合わなくなったんだろうな
よく見かける人(片桐さん)かと思ったら知らない人のほうでした。
椎名林檎のMVで見かけたくらいしか知らんな
キンコン西野と同じ匂いがする天才肌の正真正銘の"芸"人