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【追悼】笑福亭笑瓶(66)突然死に芸能界震撼 突然の訃報に驚きと悲しみの声 命を奪った急性大動脈解離とは

落語家でタレントの笑福亭笑瓶さんが、急性大動脈解離のため2月22日午前亡くなった。66歳だった。

2月21日、自宅で倒れ救急搬送された笑瓶さん。急性大動脈解離と診断され治療を受けていたが、22日午前、家族が見守るなか息を引き取ったという。

急性大動脈解離は、発症の原因は不明な点が多いが、高血圧など動脈硬化がリスクになっているという。発症年齢のピークは70代で、女性よりも男性に多く、夏場よりも冬場に発症しやすいことがわかっている。

大動脈は、心臓から全身に血液を送り出す動脈の本幹。直径15~20ミリほどの人間の中で最も太い血管で、脳や腎臓、肝臓などの重要な臓器に栄養を運ぶ。

この大動脈の壁の内膜と外膜に亀裂ができ、血管壁に血液が流れこむ状態が大動脈解離だ。突然に解離が起こるのが急性動脈解離、徐々に解離が進行する場合は慢性動脈解離と呼ばれる。

中でも急性大動脈解離は、何の予兆もないまま突然、血管に亀裂が生じ、胸や背中に、激痛が走る。救急搬送され、病院に到着する前に6割以上の人が死亡するというデータもある重篤な病態だ。

笑瓶さんは2015年12月、千葉県内でゴルフ中に急性大動脈解離を起こし、ドクターヘリで救急搬送され、約2週間入院していた。


前回の発症を機に大好きだったタバコもやめゴルフの回数も減らしたという

発症から約1ヶ月後、『噂の!東京マガジン』に復帰出演した際に、「年末ゴルフしていまして、怖い病気で、本当に危なかったんですよ」と緊迫した状況だったことを明かした。

[via:FNN]
https://www.fnn.jp/articles/-/489496

笑福亭笑瓶 プロフィール
(しょうふくてい しょうへい)
本名:渡士 洋
(とし ひろし)
生年月日:1956年11月7日
没年月日:2023年2月22日(66歳没)
出身地:大阪府
学歴:大阪芸術大学芸術学部文芸学科卒業
師匠:笑福亭鶴瓶
弟子:笑福亭笑助
活動期間:1981年-2023年
所属:太田プロ

黄色いフレームの眼鏡がトレードマーク。左利き。

高校在学中の1972年、スクールメイツに入団。もともと芸能界志向で「役者になりたい」という意志が強く、学生時代には石原プロなどに直接「自分をドラマに出演させてください」などと書いた自薦のはがきを多々出していたという。

その後、ラジオ番組『MBSヤングタウン』『鶴瓶・新野のぬかるみの世界』での笑福亭鶴瓶のトークに魅せられて1981年に弟子入りを志願し、最初の弟子となる。

笑瓶が弟子入りをした当初、当時の鶴瓶は落語をしておらず、大阪でタレントとして活躍していた。弟子入りの際に鶴瓶から「俺、ほとんど落語やれへんで」と言われたところ、笑瓶は「いえ、僕も落語する気ないですから」と答えたという。

そこで鶴瓶は、「ウチの嫁と、師匠の松鶴(笑瓶の大師匠にあたる)に気に入られれば弟子入りを認める」という条件を出す。

鶴瓶の妻にはすぐに認められ、松鶴と引き合わされた際、松鶴から「君は人を笑わせるのが好きか」と問われ、「好きです」と即答したところ、松鶴は鶴瓶に「この子も落語家や」と言い、笑瓶には「こいつ(鶴瓶)の生き様を見習え」と告げた。

鶴瓶の付き人として修行中、毎日放送のテレビ番組『突然ガバチョ!』のレギュラー出演者に抜擢された。

『突然ガバチョ!』では、「ショーヘイ・ショータイム」パントマイムでコントするコーナーで人気に。

東京での仕事も増え、東京が仕事の中心地になった時に、共演者の山田邦子と片岡鶴太郎に太田プロダクションへの移籍を誘われる。

通常、芸能事務所の移籍は簡単に行われないのだが、師匠の鶴瓶と松竹芸能の粋な計らいでスムーズに移ることが出来た。

1987年に東京に拠点を移し、ウィッキーさんやアニメ「魔法使いサリー」のよしこちゃんのものまねで、全国区の知名度を獲得する。似ている似ていないにはこだわらず、面白さを追求したネタが多かった。

1991年に番組初出演したTBSテレビ系『噂の!東京マガジン』(現在はBS-TBS)では、約32年間にわたってレギュラーとして出演してきた。

事務所の後輩で、まだコントの役割分担が明確ではなかった頃のダチョウ倶楽部に対し、「ボケやったら竜ちゃんやな!」と助言し、芸風を確立させるきっかけを作った。

1996年から2020年まで、風邪、せき、鼻炎の医薬品であるコンタックのCMにて『Mr.コンタック』の声を24年間に渡り担当した。

2015年12月29日、千葉県内のゴルフ場でプレー中に胸の痛みを訴え、ドクターヘリで県内の病院に搬送され入院。

2016年1月14日に退院し、仕事復帰。2月25日放送の『ダウンタウンDX』の収録で、病名が急性大動脈解離だったことを公表した。

2000年代以降、師匠の鶴瓶が落語に目覚め、一門で落語会なども開くようになったため、笑瓶自身もできない落語を勉強せざるを得なくなった。

取材に「笑福亭という屋号の重さ、物語で笑いを届ける落語という話芸の素晴らしさを実感している」と答えている。

2023年2月21日、自宅で倒れ、病院に救急搬送された。再び急性大動脈解離の診断を受けて治療していたが、翌22日午前、家族に看取られ死去した。

[via:https://ja.wikipedia.org/wiki/笑福亭笑瓶]

鶴瓶「弟子というより親友」

笑瓶さんの師匠でもある、笑福亭鶴瓶さんが所属事務所を通じて追悼のコメントを発表しました。

鶴瓶さんは「師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした。一番僕のそばにいて、全ての事に気のつく男ですごく彼がいて助かりました。僕より先に逝くとは思いませんでした。すごくええ顔して旅立って行きました。最期に顔見てれよかったです。」と、その思いを綴っています。

追悼コメント全文

師弟関係を結んだのは僕が29歳で笑瓶が24歳。

師弟関係というよりも、信頼のおける親友のようでした。

一番僕のそばにいて、全ての事に気のつく男で、すごく彼がいて助かりました。

僕より先に逝くとは思いませんでした。

すごくええ顔して旅立って行きました。

最期に顔見れてよかったです。

お疲れ様でした。

笑福亭鶴瓶

[via:TBS NEWS DIG]
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/343292

『噂の!東京マガジン』(BS-TBS 毎週日曜 後1:00)では、26日の放送予定を急きょ変更し、笑福亭笑瓶さんの追悼企画「笑瓶さん!ありがとう笑顔と優しさの全記録」を届ける。

突然の訃報に芸能界から驚きと悲しみの声があがっている。

清水国明:
つい数日前に会ったばかり。番組の出演時間よりも楽屋でしゃべっている時間が長くて、山口良一、深沢邦之とスタッフに帰ってと言われるまでしゃべっていた。家族同様でしたね。
最近は糖尿を気にして甘いものを食べなかったり、健康に留意していた、周りにもいろいろアドバイスする健康オタクだった。
本当に憎めないやつで、鶴瓶の情報も2人でよく話していた。最近元気になってきたから、ゴルフに行こうという話もしていた。本当にこれからすっかり穴があきます。来週からいないと思うと信じられない。

山口良一:
笑瓶ちゃんはたばこもやめましたし、そんなに夜深酒するふうでもなかったので、特にどちらかというと、健康オタクっぽいくらいになってた。
最後に会ったのは先週木曜日16日。いつものように楽屋にあったお弁当なんかを食べたりして、収録臨んでそのあとまた楽屋に残って、わいわいおしゃべりするんですけど、「また次回に」っていう感じで別れたので、だからいまだにちょっと信じられない。

深沢邦之[Take2]:
本日、大好きな先輩 笑福亭笑瓶さんが天に召されました。突然の訃報 言葉を失い 理解ができない。『笑瓶さん』と言葉にするだけで心が崩れる、立ち上がれない。
めちゃくちゃ人の事を思う方でした。常に気遣い言葉を掛けてくれる。笑いには厳しく馬鹿なこともキチンとやる。でも基本的にめちゃくちゃ優しい。どれだけの言葉に救われて来ただろうか。いくら感謝しても足りません。
笑瓶さんが大切にしていたもの。これからも大切にしていきたい。もちろんBS-TBS『噂の東京マガジン』を始め、笑瓶さんが愛して来たもの全て。ご冥福をお祈りします。

井崎脩五郎:
ご自分が大病した直後なのに、周りの健康を心配してくださる優しい人でした。「飲みすぎはダメですよ」「夜中に小腹がすいた時にこっそり食べる米や麺は、量を半分にするんですよ」と、いろいろアドバイスをくれました。ご冥福をお祈りします。

北野誠:
びっくりしましたねえ…僕もあまり事実を受け止められない。だって1カ月前に笑福亭笑瓶くんが歩いているの見ましたからね、近所で。ウオーキングしてましたからね。人間ってそんなに?って思ってしまう。ご冥福をお祈りしたいと思います。

間寛平:
びっくりして、めちゃくちゃショックです。大阪ほんわかテレビのレギュラーで一緒だったので楽屋でよく話をしてました。前にゴルフ場で倒れた話を聞いてから体に気をつけようなとお互いに言い合っていたので本当にショックです。

松尾貴史:
若い頃からいろんな番組でお世話になりました。大阪芸術大学の先輩でもあり、酒席もよくご一緒しました。飄々と明るく柔らかに周りを楽しませる達人。ゴルフをなさるほど元気だったのに驚きました。まだまだお若いのに悔やまれます。哀悼

大竹まこと:
いやあ、参ったなあ…まだ66?笑瓶とは楽しい思い出だらけでね。ここで言えることも言えないことも含めてね…ゴルフもよく行って。俺たちとゴルフやってた時も1回、夏にかき氷食って体調がおかしくなって、その場でやめて帰った。一番忙しいときに一番遊んだ仲間で。もう、飲んだり遊んだり。ご冥福をお祈りします。

松本人志:
笑瓶さんにおかれましては“そんなアホな”しか言葉がありません。ご冥福をお祈りいたします。

ネットの反応

・まさに突然死だな
・今どき66歳はまだ若いな…
・笑瓶ちゃん安らかに眠ってくれ
・いつ死ぬかなんてわからんな。
・またなったのか…
・あああ……急性大動脈解離か。壮絶らしいね。
・信じられないぐらい背中痛くなるらしいね、コレ
・ガン以上に再発がある怖い病気なんだな
・手術してなかったのか…
・中高年のゴルフ中の突然死って多いんだよな。
 >それよりも多いのが冬の入浴。ヒートショック→大動脈解離→死亡。
 >気温差で血圧が上昇するから寒い時期はヤバいらしい
・健康に気をつけてたらしいのにな
・残念だけど時限爆弾持ってたようなもんだからな
・俺も親族をこの病気で亡くしたけどホント何の前触れもないよ。
・突発的だから一番怖いわな
・いくらなんでも最近著名人が死にすぎじゃないか?
・誰も傷つけない芸人だった
・悪い噂なかったよな。おやすみ。
・メッチャ愛されてたんだな 人柄良さそうだったしな
・元気な姿しか思い浮かばんなぁ
・いつもニコニコしてネガティブなことは決して言わない、いい人だったよな
 >そういう人に限って早くに亡くなってしまうのは何故だろう
・いじられキャラだったけどいつもニコニコしていて好感もてたわ。
・肩書き落語家で平場でも面白いの笑福亭のこの2人だけ説
・そう言えば笑瓶を知ったのは突然ガバチョだったな。北野誠もそうだが。
・ベエさんも悲しいだろうな
・死に目に立ち会えたのか?
・鶴瓶のコメント辛すぎる。ショックで立ち直れない人間が意識朦朧としながら口走ったような内容じゃん。
・いろもんの笑瓶ゲスト回は面白かったな。師弟関係というより仲の良い先輩後輩みたいな関係性に見えた。
・笑瓶のほうが先に東京進出したんで鶴瓶が「破門や!」ってキレてたのは今となってはいい思い出
・鶴瓶と笑瓶の共演って見たことないな
 >先週の「きらきらアフロ」でリモート出演だった鶴瓶の代役で出てた。
・あとは森本毅郎とハマタのコメントだけか
・ハマタのダメージも大きそうだな パパ活不倫より
・北野誠、噂の東京マガジン電撃復帰あるか!?
・HAMASHO大好きだったなぁ
・ダウンタウンと絡んでる時は抜群に面白かったな笑瓶は
・ショウヘイヘーイ!
・もう聞けないんのか
・でもあれ笑瓶本人は何もしてないやん

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