“偽ベートーベン”が未明の緊急声明。ゴーストライターの存在が発覚し、聴覚障害詐称も疑われる作曲家・佐村河内守氏(さむらごうち・まもる=50)が12日、「3年くらい前から言葉が聞き取れる時もあるまで回復していました」と代理人の弁護士を通じて直筆の謝罪文書で明らかにした。
佐村河内守氏からのお詫びファックス
近いうちに公の場で謝罪する意向も表明。疑惑が噴出してから約1週間――これまで沈黙を保ってきた佐村河内氏はなぜ一転、疑惑を認めたのか?
ついに”陥落”した。35歳で聴力を失った後も絶対音感を頼りに作曲を続けたという佐村河内氏について、代作をしてきた桐朋学園大非常勤講師・新垣隆氏(43)は6日の会見で、聴力はあるとの感触を語った。佐村河内氏の代理人は同日「聞こえないのは本当だと思う」と反論したが、本人が謝罪文を出すに至った。
新垣隆氏の会見
ここにきて疑惑を認めるに至ったのは、代理人が聴覚障害の根拠とした聴覚障害2級の身体障害者手帳の存在が大きかったという。事情に詳しい関係者の証言。
「騒動が勃発した当初から、佐村河内氏にとってもっともヤバイのは、ゴーストライターがいたことではなく、身体障害者手帳だと言われていた。全聾(ろう)ではなく耳が聞こえるのならば不正取得ということになる。新聞や雑誌で次々と疑惑を追及され、さらにネット上には耳が聞こえていると取られても仕方がない動画が流出。このままでは捜査当局も黙っていないとみられていた」
佐村河内氏にとって、聞こえない”証し”でもあった障害者手帳も、聴力があると判明すれば刑事罰に問われかねない。
司法関係者は「佐村河内氏が、手帳を返納したいと考えてもおかしくない。返納してしまえば、警察の捜査を受けるリスクが大幅に少なくなるから。ただ、返納するためには『耳が聞こえるようになった』という理由がなければならないため、その部分は認めざるをえなかったのでしょう」と指摘する。
それを証明するかのように、謝罪文は、同手帳の返納にも言及。「専門家による検査を受けてもいい」とし、2級でないと判定されれば返納する意向も示した。
佐村河内氏は約3年前に聴覚が回復したとしているが、「初めて会った時から今まで、耳が聞こえないと感じたことは一度もない」と会見で語った新垣氏の言い分とは異なる。「手帳を交付されたのは2002年。さすがに交付時から耳が聞こえていたと認めるのはまずいので、3年前としたのではないか」(前出の司法関係者)
12日未明というタイミングでの公表に「ある意図を感じる」という声も聞かれる。
「ソチ五輪と、マー君ですよ。そもそも朝刊に入れづらい、入れたとしても大きくスペースを取りづらい時間帯です。この日はメダル確実と言われていた女子ジャンプの高梨沙羅がノーマルヒル決勝に出場。田中将大投手のヤンキース入団会見も行われた。疑惑を認めるにしても、あまり大きな話題にはなりたくないため、この日を選んだのかもしれない」(テレビ関係者)
苦肉の文書を発表した理由、タイミングにはこのような裏事情が隠されているようだ。[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/234084/
■音楽業界では当たり前のゴーストライター
あまりにも衝撃的な騒動といえるが、実は音楽業界でゴーストライターを使っているミュージシャンは珍しくないという。
「海外でも評価されている音楽プロデューサーのN・Yは、複数のゴーストライターを抱えています。彼自身も作曲はしますが、あれほどの生産ペースとクオリティを一人で維持できるわけがなく、チーム体制でやっています。アイドルプロデュースで名を馳せたTやビジュアル系バンド出身のG、40代のイケメン歌手F・Mもゴーストライターが曲を作っていることは業界で有名。作詞でいえば、一時はカリスマだった歌姫H・Aや人気アイドルグループのプロデューサーを務めるA・Yなどは、精鋭のゴーストライター陣がついていますね」(音楽関係者)
これらのケースは聴力を失った佐村河内さんの事例とは違うかもしれないが、業界では意外なほどゴーストライターが横行しているようだ。[メンズサイゾー]
http://www.menscyzo.com/2014/02/post_7216.html
佐村肛内の税金詐欺だけは許されない肛門をクンカクンカしたい