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SE逮捕のベネッセ流出事件、広末、あやや、清原ら教材を使っていた有名人の個人情報も見放題だったらしい

「ベネッセコーポレーション」の通信教育サービスを利用している顧客の個人情報が大量に流出した問題で、警視庁は、顧客のデータベースの保守管理を担当する外部業者に派遣されていたシステムエンジニアが、営業秘密に当たる個人情報を名簿業者に売り渡す目的で記憶媒体にコピーした疑いが強まったとして、不正競争防止法違反の疑いで逮捕しました。

ベネッセコーポレーション
ベネッセコーポレーション

逮捕されたのは、ベネッセコーポレーションの顧客データベースの保守管理を担当する外部業者に派遣されていたシステムエンジニアで、東京・府中市に住む松崎正臣容疑者(39)です。

警視庁の調べによりますと、松崎容疑者は、勤務していたベネッセのグループ会社、「シンフォーム」の東京・多摩市にある事業所で、営業秘密に当たる個人情報を名簿業者に不正に売り渡す目的で記憶媒体にコピーし、流出させたとして不正競争防止法違反の疑いが持たれています。[NHK]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140717/k10013084891000.html

■内部では広末、清原ら有名人の個人情報も見放題

広末涼子
ヒロスエ、あややから”番長”まで、すごい成績が見放題だった!?「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」でおなじみの通信教育大手ベネッセコーポレーションから約760万人もの顧客情報が流出した事件は、芸能界にまで、その波紋を広げそうだ。

同社は最大2070万人分のデータが流出した可能性があると発表したが、元スタッフの一人は「アイドルや女優の個人情報が閲覧し放題だった」と仰天証言。

流出したデータにも無数の芸能人・有名人の個人情報が含まれていることが判明した。警視庁は不正競争防止法違反容疑での立件に向けて捜査を進めている。

親会社のベネッセホールディングスは9日の記者会見で「アクセス権限のあるグループ社員以外の関係者が、故意に持ち出した疑いが強い」と社員の関与を徹底して否定した。

本紙に証言した元スタッフ男性(37)は「本社の社員たちは『出版社』という意識が強く、プライドが高い。編集や販売戦略を練る仕事がメーンで、顧客管理はあまりタッチしてなかった。契約上の細々とした下働きは、グループ会社に丸投げしていた」と指摘する。

株式会社シンフォーム

実際、顧客データベースの保守管理はグループ会社「シンフォーム」に委託。さらに、孫請けされた会社の派遣社員が情報を引き出した可能性が浮上し、警視庁の任意聴取に対して関与を認めている。

元スタッフの証言は続く。

「グループ会社の懐事情は苦しい。そのため人件費を安くしようと、新入生・新学年シーズンが始まる直前といった忙しくなる季節に合わせ、バイトを積極採用していた。求人広告で集めた主婦や大学生が、膨大な顧客データを扱うことができたわけです。

こどもちゃれんじ

『こどもちゃれんじ』を受講している子供から、中学生が多い進研ゼミ受講生まで、卒業してからも生涯学習の教材があるためデータはしっかりと残っていて、以前は業務担当外の年代でもアクセスが可能だった」

しかも同スタッフによれば「バイト同士で暇な時間、芸能人や有名人の登録がないか探し出して、『大物を見つけた!』と自慢し合うようなことがしょっちゅうあった」というから、ベネッセの教材で勉強したことがある有名人にとって、今回の情報漏えいはたまったものではない。一体どんな”大物”がいたのか。

「当時トップアイドルで、現在女優として活躍する広末涼子なんかは、最初は四国の実家で暮らし、上京した住所の変更履歴もあった。『赤ペン先生』の添削指導の点数も見ることができて、あまり成績はよくなかった(笑い)」。とりわけ理科の点数が相当悪かったという。

大物かはさておき、元スタッフが記憶しているだけでも、子供のころのデータがベネッセに残っている有名人はまだいる。

松浦亜弥

「人気アイドルだった『あやや』こと松浦亜弥、子役出身の安達祐実、バラドルの元祖・篠原ともえ、有名元プロ野球選手の『番長』清原和博氏の個人情報も見た。スポーツ選手やアイドルグループのメンバーなど、有名人は驚くほど数多くヒットした。中学や高校に通学していても、時間的な都合や、塾通いで面割れするのを避けるため、10代のアイドルたちは、進研ゼミの受講率が高かった」

流出情報がダイレクトメールだけでなく、別の使い道に悪用される危険性も十分あるわけだ。

男性は3年間、こうした顧客データの管理を経験したというが、情報セキュリティーはどうなっていたのか。

「一応、仕事で使ったメモ用紙は一手に集められ『専門業者が煮て溶かす』と説明を受けたことがある。マニュアルや資料の持ち出しは禁じられ、基本的に全てのデータをコピーするのは難しい。でも、バイトが全データを見ることができて、しかも毎日のように芸能人データを見ていたけど注意されなかったから、アクセス履歴の管理は怪しい」と同スタッフ。

そのうえ「バイトに採用されればいいんで、顧客データのアクセス権を得るのはたやすかった」とも。聞けば彼は、安い時給が上がることもなく、親会社ベネッセからの下働きは増える一方だったため、バイトから契約社員や社員への昇格チャンスもあったが、約3年間勤めて退職したそうだ。

肝心要の顧客データベースを軽々しく子会社に丸投げし、コストダウンのために外部の派遣社員やバイトが事実上、管理――。いくら外部からの不正アクセスを遮断する対策を施していても、簡単に”スパイ”が内部に入れてしまっては、全く意味がない。こうした有名人の個人情報と今回の事件の関連はまだ不明だが、その余波は各方面に広がりそうだ。[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/290170/

■ベネッセの芸能人データを見れば年齢サバ読み一発でバレる

ベネッセによると、今回の流出で確認された情報項目は、郵便番号、子供と保護者の名前、住所、電話番号、子供の生年月日と性別だという。

「顧客データベースは種類ごとに、いくつもの階層に分かれていた。その一番上に載っている基本情報が漏れたのではないか」と元スタッフは指摘する。

聞けば「教材を発送する関係上、現住所とともに旧住所も参照できる。芸能人の子は発送先が事務所になっているケースもあった」という。

また、教材は学年ごとになるため「生年月日の管理は厳格に入力されていた」。つまりベネッセの芸能人データを見れば、まれにある年齢サバ読みは一発でバレる。

櫻井翔

同スタッフによれば「特にベネッセのCMに登用された芸能人は、大概データがあった」という。最近の黒島結菜(17)、宮武美桜(18)はまだ無名だが、古くは、本文中に出てきた安達祐実(32)、また人気ジャニーズグループ「嵐」メンバー櫻井翔(32)などビッグネームもいる。

元ベネッセ社員の女性(40)は今回の事件を受け、こんな指摘をした。

「警視庁に任意で事情聴取されている派遣社員が出入りしていたシンフォームは、もともと岡山の会社。どうしても東京に比べて仕事ができる人材が集まりにくく、ダメなイメージが強い。

以前は住民基本台帳を閲覧して名簿を集め、DMを送っていた。今はイベントで住所や名前をかき集めているが、こうしたプライバシーの収集は得意だが管理は子会社任せなので、こんな事態になったのでは」

経費の節減が、とんでもない事態を招いたのは間違いなさそうだ。[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/290168/

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2014/07/17 21:39

    お粗末さま

  2. 2
    名無しさん 2014/07/18 1:22

    この子会社は確か元社員が元カノである女性社員を退社の手続きに行った社内でレイプ殺人したあげくバラバラにして捕まったよね。(死刑判決)

  3. 3
    名無しさん 2014/07/18 17:00

    清原とベネッセイメージ的に結びつかない

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