高倉健さんが亡くなったのは昨年11月、それから2ヶ月経った今でも「健さんがもういない」事実にうろたえる芸能界だが、今新たに健さんに養女がいたニュースが話題をさらおうとしている。
健さんの養女の存在は、昨年末の「週刊文春」(文藝春秋)の報道によって知られることになった。そして、6日に発売された「女性セブン」(小学館)では、養女を含めた遺産相続に関する報道が注目を集めている。
『週刊文春』高倉健に養女がいた!
週刊文春によると、元女優のTさん(50)が健さんと養子縁組をしたのは、13年5月頃。
報道では、「健さんの”特別な存在”だったのは間違いない」「妻であり、母であり、娘でもあったのかもしれない」とされている存在だ。
「一方『セブン』では、このTさんが唯一の遺産相続人となり、高倉プロモーションの従業員の解雇、さらには事務所の『金目のモノ』を全て持ち出し、仕事関係の資料などを処分するように指示したと報じられています。
また芸能関係者の証言によると、健さんの妹やその息子は葬儀が終わるまで健さんの死を知らされることもなく、遺体に対面することさえ叶わなかったそうです」(週刊誌記者)
たしかに、健さんほどもあろう人が、「高倉健さんが亡くなっていたことがわかりました」と第一報のニュースに流れたのも不自然だった。
亡くなってから数日してから死去の事実が報道されたということは、意識的にマスコミに隠されていたということだろう。
健さんの弁護士いわく、従業員の解雇はしていない、相続や精算も健さんの遺言というが…
「健さんほどの大物俳優が死去したとあって、さぞ壮大なお別れの会がすぐさま準備されるものと見られていましたが、開催の可否すら報じられていない。これは何かあるのかなと思われましたが、やはり親族によるトラブルが巻き起こっていたようですね」(芸能プロ関係者)
「セブン」では、Tさんの登場を「第二のたかじん騒動」とまでいっている。
「昨今芸能界では、3月に死去した宇津井健も、今際の後妻となった名古屋のクラブママ・文恵さんの存在が取り沙汰されています。
遺産相続放棄を約束していたという文恵さんが、『遺産を放棄するとは言わない』と主張し、宇津井の長男と対立しているそうなんです。
Tさんに関しても、健さんの遺産はほとんど彼女1人が相続するとあって、今後さらなる報道合戦が予想されます」(前出・記者)
[引用/参照:http://www.cyzowoman.com/2015/01/post_14685.html]
□ 養女は”糟糠の妻”か”後妻業”か?
なるほど「セブン」が言いたいことはわかる。
大物芸能人が闘病生活に入るや、彼女一人で囲い込み、遺産処理も”故人の意思”を盾に都合良く進める。あの騒動とそっくりということだ。
しかし大きく違うところがある。それが高倉とTさんとの長い歳月に渡る付き合いだ。「セブン」によれば、高倉とTさんは20年近い関係で、同居もしていた。
スタッフや関係者は彼女を「家政婦だと思っていた」というから、長い間、日陰のみに甘んじながらも高倉を支え続けてきたということだろう。
世間体を気にして結婚してくれなかった高倉に20年も寄り添い、最期を見届けたのだから、周囲も糟糠の妻と同じくらいの待遇をしてもバチはあたるまい。
たった数年の付き合いとは意味が違うし、逆に死後も高倉の遺志に反し、その利権にあやかろうとする関係者たちにとってTさんは予想外の”邪魔な存在”なのではないか。
実際、この記事は前出の「昔から知る芸能関係者」というワンソース・コメントで埋め尽くされていることから、Tさんを貶めて、自分たちが! という邪悪な思惑がそこはかとなく漂ってくるのだ。
[引用/参照:http://www.cyzowoman.com/2015/01/post_14693_2.html]
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