大ヒット曲「Choo Choo TRAIN」(フォーライフレコード)で知られるダンスボーカルユニットZOOの元メンバー・坂井俊浩容疑者が7日、覚せい剤を譲り受けたとして、警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された。
ZOOではCAPの名前で活動。グループ解散後の1996年には、EXILEプロデューサー・HIROらと3人組ユニットを結成したこともあった。
新聞・ワイドショーは、こぞってこのニュースを報道。だが、元同僚のHIROがコメントを出すことはなく、そればかりか翌日のスポーツ紙ではHIROとの関係は極力伏せられた。
その舞台裏について、ワイドショー関係者は「所属レコード会社のエイベックスがマスコミ各社に電話し『HIROとは無関係』『グループ解散後は一切交流がない』と説明、HIROの名前を出さないようお願いしていたのです。
かなり強硬なスタンスだったため、渋々従うことにしたようです」と話す。
エイベックスにとって、EXILEグループは莫大な利益をもたらす屋台骨。HIROは、EXILEらが所属する「LDH」の社長でもある。
「もはやアーティストというより、いち企業のトップという扱い。かつてのメンバーがよりによって覚せい剤逮捕というのはイメージが悪い。とばっちりが来ないよう根回ししたのでしょう」(芸能プロ関係者)
HIROは2020年の東京五輪で存在感を示そうと、日夜、政財界の大物とパイプを築くため奮闘しているという。元同僚の逮捕で、一喜一憂しているわけにはいかないようだ。
[引用/参照:http://www.cyzo.com/2015/07/post_22824.html]
坂井容疑者は現在、容疑を否認しているというが、この逮捕に「最悪だ!」と憤るのは、逮捕3日前にZOOメンバー4人が出演した日本テレビの音楽特番『THE MUSIC Day 音楽は太陽だ。』のディレクターだ。
「収録現場にも来ていたレコード会社の人が、本格的にこのメンバーで再活動できるんじゃないかと言っていて、リーダー格の坂井さんと『近々、食事でもしましょう』と話していたところでした。
これが決まれば、第2弾を僕の手がけている別の番組でやらせてもらおうと思っていたんです」
ZOOは1989年から95年まで活動してダンスブームを巻き起こしたが、グループをリードしていたのは坂井容疑者だった。
野球部に在籍していた学生時代にダンスチームを作ったこともあり、ダンスに体育会系の厳しさを持ち込んだのがZOOだった。
これが礎になったことで、音楽関係者からは「現在のEXILEの統率感は、坂井さんの作った流れ」とさえいわれる。そんな姿勢を尊敬する者も多く、EXILEで成功したHIROも、坂井容疑者とは親交を続けていたほどだ。
ZOO解散後の坂井容疑者は一時、HIROらと3人組ユニット「LUV DELUXE」を結成するも長続きせず、音楽プロデュースやダンス教室の活動を精力的に続けてきた。小中学生を対象としていたスクールでも、ショックの声は聞かれる。
長男をここに通わせているという30代男性は「CAP先生は礼儀正しいし、とても真面目なタイプに見えました。覚せい剤を買っていたなんて、間違いであってほしい」と話すが、「もし事実なら、子どもを通わせるのはもう無理」とする。
「教室は昨年10月からスタートして、生徒は20人以上。ようやく軌道に乗ってきたという感じでした。5日には上板橋商店街のお祭りに出演したばかり。
でも、教室自体が閉鎖になるってウワサで、ほかのスタッフとも連絡が取れません。教室をどうするのか、現時点では不透明」(同)
坂井容疑者はダンスに関しては、プロには徹底的に厳しく、素人には非常に優しいことで知られ、その人望も厚かった半面、交友関係のあるヒップホップDJからは「ガラの悪い友人も多かった」という声も聞かれる。
覚せい剤購入が事実なのかどうかが判明するの今後の捜査次第だが、坂井容疑者の周囲にはすでに落胆の声があふれ出している。
[引用/参照:http://www.cyzo.com/2015/07/post_22823.html]
https://www.youtube.com/watch?v=k5k5b_A7zQo