5月22日、元モーニング娘。矢口真里と俳優、中村昌也の結婚会見が開かれた。
身長差47センチの凸凹カップル誕生!と各メディアがこぞって報じたことは記憶に新しい。
奇しくもその翌日である5月23日、同じ元モーニング娘。メンバーである市井紗耶香が離婚していたことが明らかになったと14日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じている。
04年5月に結婚し娘2人をもうけたが、結婚7年の破局。同誌は夫の育児放棄が主な原因としている。
市井の所属事務所はサンケイスポーツの取材にFAXで「離婚は事実です」と認めた。
市井といえば矢口と同じく、1998年に第2期メンバーとしてモーニング娘。に加入。
同年に発売されたシングル「抱いてHOLD ON ME!」はグループ初のオリコンシングルチャート第一位を獲得し、その年の「第40回日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞、大晦日には初の紅白初出場を果たしている。
翌年には第3期メンバー後藤真希も加入し、シングル「LOVEマシーン」は195万枚の売り上げを記録……と、まさにモーニング娘。が国民的アイドルへと進化していく重要な時期において活躍したメンバーの1人だ。
ところが2000年5月、日本武道館で行われたコンサートにおいて突如「シンガーソングライターになりたい」と宣言し、モーニング娘。を卒業した。ここからの彼女の人生は波瀾万丈なものとなる。
そもそも脱退についても、シンガーソングライターは表向きの理由であるという噂があり、親と事務所が揉めたという説や、また『モーニング娘。バイブル』(宝島社)においても”市井はちょっと不幸な理由で辞めた”と触れられているように、別の理由があるようだが、それは現在でも判然としていない。
実際、脱退後はすぐにシンガーソングライターとしての活動は行わず、翌年01年10月まで芸能活動は休業している。
そして02年、ギタリストの吉澤直樹、シャ乱Qのたいせーらとともにユニット『市井紗耶香 in CUBIC-CROSS』を結成。しかし売り上げは芳しくなく、シングルリリース枚数が1万を割ることも。翌年には早々に解散し、市井はブログ上で芸能界引退を宣言した。
このときの縁で04年、市井は吉澤と結婚しその後2人の子どもにも恵まれたが、先の「週刊女性」によれば結婚生活は幸せなことばかりではなかったようだ。
市井紗耶香,吉澤直樹
離婚の理由として記事には夫、吉澤の”育児放棄”が挙げられている。家事を手伝わず、ギタリストを辞めてからは定職についていない時期もあったという。
また市井には08年頃に千葉のショッピングセンターでショップ店員をしているという目撃情報があり、10年には本人もブログ上でそれを認めていた。
「ずーっと前から好きなブランドだったから一緒にお仕事してみたいなと思って」と語っていたが、夫が定職についていないことによる経済的な事情もあったのだろうか。
そして翌09年には芸能界復帰を発表。6年のブランクがありながらも、短編映画や舞台で主演を務めるなど、多忙な毎日を送っており、来年に日本と中国で公開される日中友好映画『明日に架ける愛』においても主役としてシングルマザー役に挑戦していることが分かっている。
記事で報じられている元夫の育児放棄説も離婚のひとつの理由だろうが、復帰後に着々と仕事をこなしていく中で、時間的なすれ違いが生じ、夫との溝が生まれ、それが深まってしまった……という可能性も高いのではないか。
アイドルグループで一時代を築いた後、休業、引退、そして結婚、子育て、ショップ店員、芸能界復帰、離婚……と、若干27歳でありながら、あまりにも早足でここまでの人生を駆け抜けてきた市井。これらの経験は彼女を人間的に大きく成長させたことは間違いないだろう。
もし彼女がその濃すぎる人生経験を”糧”とすることができれば、モー娘。卒業後の成功組といえる矢口や辻のように、”アイドル”でも”歌手”でもないにせよ、芸能界での新たなポジションを得ることも可能かもしれない。
[裏Max 30over]
さて 十年後 の
AKB は
当時を知ってるなんてみんなそこそこおっさんやな(笑)
大多数が結婚して無興味だろ