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立川談志さん喉頭がんで死去

カリスマ的人気を誇った落語家で元参院議員の立川談志(たてかわ・だんし<本名・松岡克由=まつおか・かつよし>)さんが21日午後2時24分、喉頭がんのため東京都内の病院で死去した。

立川談志

75歳。葬儀は23日、密葬で行われた。後日お別れの会を開く予定。喪主は妻則子(のりこ)さん。

東京都出身。1952年、16歳で五代目柳家小さんに入門、小よしを名乗った。63年、五代目談志を襲名し真打ちに昇進した。

「伝統を現代に」を掲げ、江戸情緒を大切にしながらも現代的な感性で古典落語を捉え直し、新たな息吹を与え、戦後落語界の風雲児となった。欠点だらけの人間の生きざまを描くのが本質として「落語とは人間の業(ごう)の肯定」と唱え、卓越した心理描写で語る「芝浜」や「紺屋高尾」などの人情ばなしを得意ネタとした。

落語への愛着は強く、65年、落語人気を盛り上げようと、「笑点」(日本テレビ系)の前身番組を企画。69年まで「笑点」初代司会者を務めた。

また高座でもテレビなどでも、毒舌で政治や社会を鋭く風刺。言動はしばしば物議を醸した。

タレント議員の活躍に触発され、71年、参院選全国区に立候補して当選。75年12月、三木内閣の沖縄開発庁政務次官に就任したが、飲酒トラブルなどで翌年1月に辞任した。

立川談志

83年には、真打ち制度をめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元を名乗った。志の輔さん、談春さん、志らくさんら人気と実力を兼ね備えた弟子を育てた。

97年に早期の食道がんを公表。09年8月、糖尿病などの治療のため休養した。10年4月に高座復帰したが、ほとんど声が出ない状態が続いた。今年3月に入ってストレス性胃潰瘍で一時入院。その後も療養を続けていた。10月27日に容体が急変し、約3週間、意識が戻らないまま亡くなった。

そして、生前に自分で戒名をつけていたことがわかった。長男松岡慎太郎さん(45)と長女弓子さん(48)が23日夜の記者会見で明らかにした。

戒名は「立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)」。

したり顔の談志さんが目に浮かぶ。

[mainichi j-cast zakzak]
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111123k0000e040032000c.html

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2011/11/24 15:09

    (;∇;)/~~

  2. 2
    名無しさん 2011/11/24 15:27

    お疲れ様でした

  3. 3
    名無しさん 2011/11/24 15:50

    談志さんはクレヨンしんちゃんのファン?

  4. 4
    名無しさん 2011/11/24 17:14

    巨星堕つ

  5. 5
    名無しさん 2011/11/24 18:17

    これぞ芸人のあるべき姿、AWESOME。

  6. 6
    名無しさん 2011/11/24 22:49

    また一人歴史を刻んだ方が亡くなった。
    僕みたいなゴミは、なかなか死なないのに。

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