TBS系のバラエティー番組「水曜日のダウンタウン」が31日に行っていた企画「クロちゃん救出」が同日深夜、中止となった。同番組のツイッターが発表した。
同番組は31日の夕方から「クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説」と題した企画を実施。
お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(39)をとあるマンションに閉じ込め、クロちゃんのツイートだけを頼りにネットユーザーが探すというもの。クロちゃんは部屋の間取りや、電車が通る音が聞こえることなどをツイートしていた。
結局31日のうちにクロちゃんは“救出”されず。
「下手したら、警察沙汰じゃないでしょうか?」
「『あっここじゃね?』って不確かな住所をTLに流してくるのとかすごく恐ろしい」
と企画に関して心配する声もツイッター上で挙がっていたが、同番組のツイッターが
「開始以来数多くの誤情報により、関係のない一般の方にご迷惑をおかけする事態が発生しております。この状況を重く受け止め、この時点をもって企画を中止・終了させて頂きます」
と中止を発表。
「ご迷惑をおかけした皆様、並びに企画にご参加頂いた方々に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
クロちゃんは企画中止のツイートを受け「スタッフさんから説明あって部屋から出る事になりました!探して頂いた皆さん、本当にありがとうございました!」と“救出”に尽力してくれたネットユーザーへ感謝した。
[引用/参照/全文:http://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20160531_0144/]
誤った特定場所の近隣の人が警察に通報
企画開始直後に、フォロワーが「ここでは?」という場所を特定したのだが、その場所が実際にクロちゃんのいる場所とは違っていたらしい。
そこに人が大勢集まってしまい、近隣の人が警察に通報。誤った場所に集まった人たちは、警察に解散を命じられたとのことである。
場所が正確に特定できていれば、このようなことはなかったのかもしれない。しかし限られた情報を手がかりに、クロちゃんを救出しようとしたのだから、誤る可能性は企画段階で十分に考えられるはず。
にもかかわらず、番組側は事前にその段取りをしていなかったと見られる。
企画開始から約6時間経った段階で、部屋に「水曜日のダウンタウン黒川」の表札があると、Twitter で説明しているのだが、そもそも部屋の中にいるクロちゃんさえも知らなかったことであり、事前に告知しておくべき重要な事柄だと思うのだが。
1日と経たずに中止されることになってしまったこの企画は、番組で放送されるのだろうか。
[引用/参照/全文:http://rocketnews24.com/2016/06/01/755996/]
ネットの反応
・企画中止にすることがクロちゃんの救出につながるってことだな
・助けに行って警察沙汰になるって企画通した奴は大目玉だろうな
・おもしろそうな企画なのになぁ
・まさにクロ歴史
・もう一人相棒連れて来てそいつにヒントあたえて探させるってルールなら成功してたな
・不特定多数の視聴者が参加する番組企画は高確率で失敗する説
今程度の日本人には、まだこのレベルの企画は無理だね。恐らくあと15年〜20年後に遊べる企画じゃないですか