「間もなく物語は佳境に差し掛かりますが、視聴率も右肩上がりになるのではないかと期待されています。これもひとえに、三谷さんの脚本の出来が素晴らしかったということでしょう」(NHK関係者)
現在放送中の大河ドラマ『真田丸』の評判が、うなぎ上りだ。視聴率もさることながら、登場人物の描き方が秀逸だともっぱらだ。
「もともと三谷さんは当て書きが得意ですから、役者さんたちの特色がよく表れているのではないでしょうか。
また、『三谷組』と呼ばれる気心の知れた役者さんたちを多く配置することで、三谷さんのイメージを具現化しやすくしている面もありそうですね」(テレビ局関係者)
基本的に三谷は、一度起用して気に入った役者は何度も起用する。
「そんな中で、三谷さんが『あいつは二度と起用しない!』と“絶縁宣言”した大御所俳優がいるんです。それが、鹿賀丈史さんなんです」(芸能事務所関係者)
鹿賀といえば、1993年に放送された三谷脚本のドラマ『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)に出演し、翌年には人気作品『古畑任三郎』(同)に『振り返れば~』の医師役で登場し、犯人に扮した。
「そんな2人が仲たがいすることになったのが、2002年の舞台『You Are The Top~今宵の君~』なんです。
表向きは、鹿賀さんの体調不良が原因で降板、ということになっていますが、実はセリフをほとんど覚えていなかったそうなんです。
それで三谷さんも激怒して『もう二度と使わない!』と言っているとか。そんなこともあってか、鹿賀さんは最近、ギャラを下げるなどして、ほかの仕事を確保しているそうですよ」(舞台関係者)
鹿賀は、9月30日に放送される松下奈緒主演『湊かなえ×TBS ドラマ特別企画 往復書簡~十五年後の補習』で、ドラマオリジナルキャラクターの刑事役を演じるというが――。
「TBSによると、以前に比べて相当ギャラは下げたみたいですよ。本来なら、『真田丸』に出ていてもおかしくない俳優さんなんですけどね」(同)
そろそろ、三谷作品で見たいものだが――。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/12017512/]
覚えるも何もぎりぎりまで脚本あがってこないのはゆうめいじゃん