2017年4月14日夜に東京・新宿で予定されていた英ミュージシャン、イアン・マッカロク氏のライブが開演直前に急きょ中止となった。
ライブを企画したレコード会社「VINYL JAPAN」の発表によれば、中止の理由は、アメリカと北朝鮮の武力衝突の可能性を伝えたニュースを受けて、イアン氏とマネージャーが無断で日本を離れてしまったためだという。
「米国と北朝鮮の間で武力衝突があるというニュースを受け」
「VINYL JAPAN」公式ツイッターアカウントは14日17時30分過ぎ、次のような発表文を投稿した。
https://twitter.com/VINYLJAPAN/status/852801866576429057
「本日の公演に御来場いただく予定の皆様へ。 米国と北朝鮮の間で武力衝突があるというニュースを受け、Ianとマネージャーは無許可で日本から出国していることが判明いたしました。本日の公演はキャンセルせざるを得ない状況となってしまいました」(原文ママ)
イアン氏のライブは同日の19時30分から始まる予定だった。その約2時間前に急きょ発表された公演中止のツイートを受け、ファンからは、
「酷い。長年の憧れも冷めそう」
「日本ナメんなよ」
「マジですか??待ってた人はかわいそうすぎる・・・」
といった批判的な反応がネット上に相次いだ。なかには、両国の緊迫した情勢を踏まえたものか、「この行動が笑い話になるように、それを祈るしかない」との書き込みも見られた。
なお、公演が行われる予定だったライブハウスの担当者は14日18時過ぎのJ-CASTニュースの取材に対し、「中止の理由は、主催者側の発表の通りです」と説明。その上で、
「告知が直前だったこともあり、すでに会場の前には結構な数のお客様が並んでいました。主催者側は現在もお客様の対応に追われている状況です」と話していた。
イアン氏は英リヴァプール出身のミュージシャン。サイケな音楽性で知られるポストパンクバンド「エコー&ザ・バニーメン」のボーカリストとして知られる。
[via:https://news.infoseek.co.jp/article/20170414jcast20172295686/]
英国音楽/VINYL JAPAN very proudly presents
AN EVENING WITH
【IAN McCULLOCH】
=ACOUSTIC SEATED SHOW=
・2017 April 13(thu) 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
・2017 April 14(fri) 新宿MARZ
前日、4月13日(木)の渋谷「SHIBUYA DUO MUSIC EXCHANGE」での公演は、問題なく終演。客からは楽しんで歌っているようだったととの声も。本来は昨年12月予定されていた来日公演だが、イアンの喉の不調のため延期になり、今回は振替演だった。
ネットの反応
・ちょ、イアン……
・マジすか!昨日はすごい楽しそうだったのにー
・イアンさいあくー(ノ Д `) 気の毒としか言いようがないデス…
・マジか!!!!逃亡したところでどうやって帰国するんだよ…
・え〜〜〜〜😳‼️‼️昨夜のLiveは楽しんで歌っている様だったのに〜〜💦💦びっくりです
・イアンは何か極秘情報を掴んでいるから出国したんだ、とか言いだす人いるかな〜と思ったらいた。
・外タレさんのコンサートドタキャンは珍しくないけど戦争の恐れが理由になるのって初めてじゃないか。
・迎えに行ったらホテルがもぬけの殻だったそうです。
・イアンは何か極秘情報を掴んでいるから出国したんだ、とか言いだす人いるかな〜と思ったらいた。
・震災起きた時に、まあ当然「ダメだな、危ないしキャンセルしよう…」って話が出たけど「はぁ?やるに決まってんだろ」って東京横浜は仕方なく中止にしたけど、震災から3日しか経ってないのに来日して大阪は意地でやって超盛り上がったガンズのスラッシュを見習えよイアン
・イアン、帰っちゃイアン!
・これはひどいわ(笑) アメリカと北朝鮮?イアンは自分の父親が亡くなっても来日公演を続けた人だよ。
・一回延期になったうえにキャンセルってファン可哀想だなあ。もう二度と来日しない気がしますね。
・後日、「イアン、マジで英断だったね。危機一髪だったじゃん」と言われるような事態にならない事を祈るばかり。
・さすがイアン笑
・イアンを責めてはいけない。誰でも死ぬのは嫌だ、恐ろしい。
・でも、まぁ自分の身は自分でも守る、ってことなんやろうけど、ロックな気はしないなぁ。
・イアンが酷いっていうより平和ボケすぎだろ日本人さまども