大麻取締法違反(所持)の疑いで先月24日に逮捕された「KAT-TUN」の元メンバー田中聖(こうき、31)が7日、処分保留で釈放された。
尿検査では大麻の陽性反応が出たが、大麻取締法には使用の罰則はない。
東京地検は今月4日に勾留期限を10日間延長して裏付け捜査を進めたが、逮捕時に乗っていた車中から見つかった乾燥大麻が本人のものという確証が得られなかった。
捜査関係者によると乾燥大麻がごく微量だったこと、車が親族名義で、乗降者の絞り込みが困難だったことが影響したとみられる。
田中は午前10時15分ごろ、勾留先の警視庁渋谷署をワゴン車で出発。
ブログで公開していた全身タトゥーや舌を出した挑発的なしぐさから一転し、黒髪を七三でセットし、黒のスーツにネクタイ姿。神妙な表情で終始うつむいていた。同11時半ごろ千葉県柏市の実家に到着した。
処分が決まっていないことを考慮し、報道陣の質問には無言を貫き、コメントを発表することはなかった。
ただ、大麻の使用が確認され世間を騒がせたことへの反省を込め、自宅玄関前で約5秒間、体を90度に曲げ深々と頭を下げた。カメラを通してファンや関係者に謝罪したものとみられる。
田中は帰宅後、実家から一歩も出ずに過ごした。父親とみられる男性が何度か外出したが「田中さんはどんな様子か」などの問いかけには答えなかった。渋谷署は今後、任意で捜査を続ける。
[via:http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/06/08/kiji/20170607s00041000359000c.html]
いったん泳がせた可能性!?
釈放された「KAT―TUN」の元メンバー田中聖(31)の処分保留について、弁護士の嵩原(たけはら)安三郎氏は「車内から出てきた乾燥大麻が、彼の物と確証が持てなかったのではないか」と指摘する。
現行犯逮捕された際、田中は「大麻は自分の物ではない」と容疑を否認しており、現在も主張は変えていないとみられる。
「彼の話に矛盾している点はなく、公判に持ち込んだとしても本人の主張を覆せる内容がないなら、無罪との判決となってしまう。これでは公判は維持できない」とした。
ただ釈放されたといっても、無罪放免になったわけではない。
嵩原氏は、これまで通りの生活に戻して、警察は次のチャンスを狙っていると指摘。
「処分保留には取り消しの制度はなく、公訴時効(5年間)まで保留は続く。その間に大麻所持で摘発されれば、以前のもクロということになる。そのためにいったん泳がせたのでしょう」と話した。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13173052/]
ネットの反応
・大麻って使用だけじゃ捕まえられないんだな
・泳がせるとか都合のいい言葉w
家宅捜索でも何も出ず、有罪に持ち込めそうもないから諦めたんじゃん
>その間に大麻所持で摘発されれば、以前のもクロということになる。
・それはあり得ない。以前のもクロにはならない。
・「公判を維持できない」って言い回し本当に謎だよな
裁判が検察様のモノっていうのがよくわかるわ
・初犯で微量だから起訴猶予でしょ