25日放送のラジオ番組「日曜のへそ」(ニッポン放送)で、土田晃之が、出演したトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)の編集に違和感を訴えた。
同日の朝、土田は東貴博、古坂大魔王と共に3人で「ボクらの時代」にゲスト出演し、若手時代のくりぃむしちゅー・有田哲平の尖りっぷりを称賛。
一方で、土田はハライチ・澤部佑や平成ノブシコブシ・吉村崇、ピースら最近の若手芸人の立ち居振る舞いを「すごい」と褒め、「人気でいってもNo.1だと思うね」と太鼓判を押していた。
ところが、土田はOAされた同番組を見て、「ん、どういうこと?」と違和感があったというのだ。
なぜなら、土田の「人気でいってもNo.1だと思うね」という発言は最近の若手芸人ではなく、土田らと同時期に活躍していたネプチューンを指してのものだったからだ。
なんでも収録時、土田らはライブ時のくりぃむしちゅーとネプチューンを称賛し、「やっぱり、あの二組が二強だよね」と言い合っていたという。
しかしOAでは、ネプチューンのエピソードはバッサリカットされ、土田の「No.1」発言だけがそのまま使われていたようだ。
土田は「(No.1発言を)持ってきやがったな」と思ったなど内幕を明かしつつ、「テレビって、そういうもの」「収録ものというのは、もう僕らのものではない」「やっぱり上手に編集するよな」と、スタッフの編集に理解を示していた。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13253527/]
尖ってないと、生き残れなかった
1年前には「ボクらの時代」に出演することは考えられなかったと、テンション高めで登場した古坂。
「8月にピコ太郎(のプロデュース)をやって、そこからババババってきた。最近のスケジュール、インドネシア、ハワイ、イギリスだよ?」と、意外なブレークを想定しなかったことを語る。
最初のトークで、東は「昔はみんな変に尖っていて、人がやっていたことを笑えなかった」と当時を振り返る。
土田は「『ボキャブラ天国』でブレークする前に『GAHAHA王国』っていう、リングの上でショートコントをする番組があったけど、後ろがひどい。助け合い精神がないから」と、自分たちのお笑いに対する取り組み方が違っていたことを認める。
古坂は最近、「GAHAHA王国」を見返していたらしく「(見ていて)恥ずかしくなった。TKOがコントをやっているときに、(俺が)スゴい目つきでTKOをにらんでいた」と苦笑い。
土田は「今、テレビって助け合いだから誰かがやったら笑ったりするけど、まったく素人だから、そういうこともなかった」と当時の背景を語る。
古坂も「素人だよね。俺もそうだけど、仲良くしちゃいけないっていう風潮があった」と、土田の意見に同意。
これに対して土田は「あのときに尖っていないと、自分を磨けない。相手のことを認めない代わりに自分が下手なことをしたら、周りからアイツら大したことないって思われちゃうから頑張れた」と持論を展開し、「あのころ尖っていない人は生き残れてない」とバッサリ。
さらに土田は「ありぺい(有田哲平)は、特にひどかった」と会話の矛先がくりぃむしちゅー・有田に。古坂も「ありぺいはひどかった。人がコントをやっているときに爪をかんでいた」と納得。
土田は「若手芸人で合同コントをやる番組でネタの打ち合わせをするときに、ずっと爪をかみながら悩んでいた」と話し、東も「よし、これでいい!ってなっても、爪をかんで悩むの。で、一回ひっくり返す。もう一回やると、元に戻るの」と有田のクセを懐かしそうに思い出し笑っていた。
[via:https://news.walkerplus.com/article/113168/]
若手芸人に忠告
番組の終盤では「20年以上芸能界で生き残るには」というテーマで土田が力説した。
土田は、若手芸人に対し「賞レース、『M-1(グランプリ)』だったり『キングオブコント』だったり、優勝をスゴく目指してるけど、『優勝したらスッゴい大変なこと待ってるんだよ』ということを、もうちょっと考えたほうがいい」と忠告する。
土田によると、大きな賞レースで優勝すると、そこから初めてテレビの「テスト」が「毎日」はじまるのだという。そして、テレビに出演することで、テレビに出る先輩芸人を間近で見ることになり「毎日、絶望感を味わわされる」というのだ。
その「テスト」を乗り切った者だけが、翌年以降もテレビに出演できるようになると指摘する土田は「(『テスト』を)越えられない人は、もう(テレビに)呼ばれなくなっちゃうんだよね」と、賞レースに優勝することで、売れっこの仲間入りを果たしているように見えるが、実はそのウラで、生き残るための大変な試練が待っていることを力説した。
「結局テレビとか、この世界って、売れることよりも長くいるほうが絶対大変」と熱弁する土田に、東も古坂も同意していた。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13255622/]