世界的トランペッター・日野皓正が中学生を往復ビンタ[文春版]
8月20日、「世田谷パブリックシアター」で行われた公演「日野皓正 presents “Jazz for Kids”」。このコンサートは世田谷区教育委員会の主催で、区が取り組む「新・才能の芽を育てる体験学習」の一環だ。
「約600人が入る会場はほぼ満席。中学生の演奏が始まると、会場は大いに盛り上がりました。アンコールの後半、ソロタイムで、舞台の隅にいた日野さんが、ドラムを叩く男の子に歩み寄って体罰を加えた。
私を含め参加者は、あまりに突然のことで何が起こったのか、理解できませんでした」(参加者)
毎年、公募で区内の中学生が集められ、4カ月間、日野氏をはじめとした数名の講師のもとで、練習を積む。そして8月のコンサートで、その成果を発表する。
日野氏は第1回目から、この中学生バンド「ドリームジャズバンド」の指導にあたっている。
別の参加者はこう困惑する。
「お金を払って観にいったのに、連れて行った自分の子供があんな暴力行為を見せられてしまった。子供から『あのおじさんは何で子供を叩いているの?』と聞かれましたが、うまく説明できませんでした」
「週刊文春」取材班は、コンサートの模様を撮影した映像を入手。ドラムを叩く中学生の髪を引っ張り回した後、往復ビンタを浴びせる日野氏の姿を確認している。
世田谷区教育委員会は「週刊文春」の取材に、次のように文書で回答した。
「コンサート終了後、日野氏から、その子どもに話しかけて、子どもも了解していたとの事です。なお、教育委員会からは、今回の件について委託先の『せたがや文化財団』に、(日野氏の)行過ぎた指導についての対応を要望しました」
現在海外に渡航中という日野氏には、所属事務所の担当マネージャーを通じて取材を申し込んだが、締め切りまでに回答はなかった。当日会場にいた保坂展人世田谷区区長も期日まで取材に応じることはなかった。
YouTube「週刊文春公式チャンネル」《予告編》動画
https://www.youtube.com/watch?v=i6w0t_9yQ2A
「週刊文春」8月31日発売号では、日野氏による“体罰事件”の真相、被害者本人へのインタビューなどを詳細に報じている。
動画《完全版》は、週刊文春デジタルで8月31日より公開します。
[via:文春オンライン]
http://bunshun.jp/articles/-/3929
本誌が入手した「日野皓正」暴行動画[新潮版]
74歳の世界的ジャズ・トランペット奏者が、4カ月にわたって中学生のビッグバンドを指導。そして1夜限りで夢の共演を果たす――この企画なら、人気も当然だろう。
「せたがやこどもプロジェクト2017《ステージ編》 日野皓正 presents “Jazz for Kids”」は世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区太子堂)で毎年8月に開催され、今年で13年目を迎える。
8月19日に開かれた『日野皓正 Quintet Live』も話題となったが、やはり本命は翌20日に開かれた『Dream Jazz Band 13th Annual Concert』だ。
公募で集まった世田谷区立中学の生徒たちが日野皓正氏など一流のミュージシャンから指導を受けた成果を発表するのだから、人気を集めないはずがない。
今年も数百人の観客がシアターを訪れ、ビッグバンドの奏でるジャズに聞き惚れた。演奏者の中学生にも最高の夏休みが保証されていたはずのイベントは突然、暗転する。
公開中の動画を見て頂きたいが、本番も本番、観客の前でドラマーが演奏している真っ最中にもかかわらず、ただならぬ雰囲気を漂わせながら、日野氏がステージ上を歩いていく。
日野氏はドラマーの背後に回り込むと、スティックを取り上げる。ジャズのエンターテインメント性は高い。何より演奏を楽しんでいた観客が、これから暴行事件が起きるとは予想できるはずもない。
何か面白いハプニングが起きていると誤解し、笑い声が上がるのが極めてリアルだ。
スティックを日野氏は放り投げるが、ドラマーが手で叩き続け、観客の誤解も解けない。再び笑い声が起きるが、日野氏がドラマーの髪の毛を鷲摑みにしたあたりから、シアター中を困惑が急速に広がっていく。
ドラマーの顔のあたりで、日野氏の手が2回ほど動く。ビンタをしているとしか思えない。
更にドラマーに向かって「なんだ、その顔は!」と罵倒するに至って、演奏中であるにもかかわらず、世界的ジャズミュージシャンが観客の目の前で中学生に暴力をふるうという異常な状況を記録した動画だと分かるのだ。
世田谷区役所は「行過ぎた指導であったと…」
我々は世田谷区役所に取材を申し込み、教育委員会から回答を得た。まず、日野氏の暴行については、
〈ソロパートでなかなか演奏を止めなかった子どもに対して、コンサートの進行に支障が出ると日野氏が判断し、演奏を中断させるということがありました。その際にとった行為につきましては、教育委員会としましても、行過ぎた指導であったと捉えております〉
と、事実関係を、ほぼ認めた。今後については、
〈日野氏の事務所とは、今後も事業を実施するために話し合う機会をもつ予定です〉
と、暴行問題の解決を目指し、それが実現した場合は、来年以降もコンサートを続けたいとの意向を示している。回答は最後に、
〈教育委員会としましては、今回の件について、重く受け止め、「新・才能の芽を育てる体験学習」の趣旨に沿った事業運営をとなるよう運営に努めてまいります〉
との一文で締めくくられている。
日野氏の所属事務所にはFAXを送り、担当者の携帯などにも電話をしているが、8月30日午後4時に至るまで回答はなかった。
[via:デイリー新潮]
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/08301710/?all=1
動画公開で、文春砲vs新潮砲が再燃!?
第一報は8月30日、『世界的トランペッター・日野皓正が中学生を往復ビンタ』と文春砲。
文春取材班は、コンサートの模様を撮影した映像を独自に入手したはずだった。
同時に《予告編》と題した動画をYouTubeに公開したが、日野氏が往復ビンタするシーンは映っていない。
完全版の動画は、会員制の週刊文春デジタル(ニコニコチャンネル)内で8月31日に公開と告知しており、それまでは一部未公開のはずだったのだが・・・。
わずか数時間後に、新潮が全く同じ動画をYouTubeにアップした。
しかも、往復ビンタするシーンを含む、全編動画である。
つまり、日野氏がドラム奏者の中学生をビンタした瞬間まで記録された動画が、有料(月額会費 864円)会員登録が必要な文春を待たずして世間にネタバレしてしまったのだ。
これまでも週刊新潮と週刊文春の因縁バトルはあったが、今回新潮は”復讐”と歌っている。
つまり、ネタの横取りは確信犯、「中づり広告カンニング事件」への復讐劇なのである。
ネタの流出元は、一体どこ?
文春内部のスパイによる犯行か、それともネタ提供者は一体いくら貢いで貰ったのか・・・
まあ、この年代がブラック○○の始まり。