極楽とんぼの加藤浩次が司会を務め、今年10月から水卜麻美アナが加入することが発表された「スッキリ!!」(日本テレビ系)。
同局の昼の情報番組「ヒルナンデス!」から水卜アナを移籍させて、朝の大激戦区での勝利を目指している同番組だが、何やら不穏な話が聞こえてきた。
「木曜コメンテーターとしてレギュラー出演している若手評論家の宇野常寛さんが番組を『クビになった』として、様々なウラ事情をぶちまけたんですよ」と語るのはテレビ関係者だ。
8月31日、宇野氏はネット配信の番組で「スッキリ!!」降板の経緯を説明したという。
「今春、大きな話題となった“アパホテルに南京大虐殺否定の本が設置されている問題”について、宇野さんは同番組で痛烈にアパホテルを批判したのですが、そのことで日本テレビに街宣車が押し寄せたそうなんです」
その結果、宇野氏は番組側から発言の修正を迫られ、あげくには番組プロデューサーから本番中に怒鳴られたのだという。
スタッフが本番中にコメンテーターを怒鳴るとは解しがたい話だが、前出の関係者が背景を指摘する。
「怒鳴った人物について宇野さんも名前を明かしていましたが、このプロデューサーは仕事はデキるものの短気で有名な人なんです。
十数年前には酔って警官を殴ってニュースになったこともある。10月に加入する水卜アナも相当キツくやられると思いますよ」
同番組での歯切れの良いコメントがネット上でも好評だった宇野氏。何ともスッキリしない降板劇なのであった。
[via:アサ芸]
http://www.asagei.com/excerpt/88080
本日、放送で報告しましたが「スッキリ!」クビになりました。
実は今年の春、アパホテルの歴史修正主義を批判した際に日本テレビに街宣車が押し寄せ、ビビった番組の責任者から発言内容の修正を迫られ、本番中に怒鳴られるまでの事態に発展していました。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) August 31, 2017
宇野氏『スッキリ!!』降板の真相を激白
8月31日夜、評論家の宇野常寛氏が自身のネット番組『木曜解放区』で、2015年4月から木曜コメンテーターを務めていた『スッキリ!!』(日本テレビ)を9月いっぱいで降板することになったと報告し、話題を呼んでいる。
というのも、降板の背景に、右翼からの抗議があったと明かしたからだ。
「具体的な発端は、ぼくのアパホテル批判です。アパホテルの南京大虐殺否定論を歴史修正主義としてぼくが批判した1月19日の放送がきっかけです。
その結果、日本テレビに2回ほど右翼団体の街宣車が来て、大問題になりました。その結果、日本テレビの小林景一プロデューサーは、ぼくに対して『右翼批判はおこなわないように』という要求をおこないました」
今年1月、ホテルチェーンのアパホテルが、元谷芙美子社長の夫・元谷外志雄氏が書いた南京事件を否定する本を客室に設置していることが中国ほか海外で批判の声があがり、国際問題に発展したことは記憶に新しい。
そして、この問題を『スッキリ!!』で取り上げた際、コメントを求められた宇野氏は、「この人の歴史観ってのは、もう話になんないと思いますよ」と切り出し、こう述べた。
「歴史修正主義だし、陰謀史観だし。何やってんだともう呆れるしかないと」
「たとえば中韓の、ある種の反日ナショナリズムみたいなものは現実に存在すると。
ああいったものに対してどうしたもんかなと思っている日本人がとるべきは、こういった歴史修正主義で対抗するんではなくて、こういったトンデモ歴史観を、妄想を垂れ流して対抗するんではなくて。
やはり地道な外交努力だったりとか文化交流だったりとか、そういったことによって信頼関係を築き上げていくことだけが唯一の解決法なんで」
しかし問題は、右翼からの抗議に対して『スッキリ!!』の小林プロデューサーが取った行動は、とんでもないことに宇野氏に「右翼批判するな」と黙らせようとしたこと。
歴史修正主義への批判を「右翼批判」と受け取る考え方もどうかしているが、無論、宇野氏は「拒否」したという。
「テレビ局が街宣車にビビってコメンテーターの発言を規制するなんてことは、絶対に報道機関としてあってはならない。ぼくはそう考えて拒否しました」(『木曜解放区』での宇野氏の発言)
だが、小林プロデューサーは宇野氏の拒否に「激怒」。宇野氏によれば、なんと「最終的には本番中にぼくのことを怒鳴りつけると。カメラは回っていませんでしたけど、そういう事態にまで発展しました」という。
この際、宇野氏は謝罪と発言の規制をしないという2つの要求をおこない、それが守られなければ番組を降板すると通告。
当初、小林プロデューサーは「自分は悪くない、宇野が悪い」という姿勢だったというが、その後は一転して宇野氏に謝罪したらしい。
もちろん、僕は彼の要求を拒否しました。そして降板寸前までいきました。このときはクビになりませんでしたが、正直言って「この体制ではもう、長くはないな」と思いました。
そして案の定、9月で降板となりました。
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) August 31, 2017
なぜ、小林プロデューサーは態度を一転させたのか。宇野氏の「推理」はこうだ。
「ここでぼくを強引に降板させると、露骨に右翼団体の抗議をきっかけに日本テレビがコメンテーターをクビにしたということが明確なかたちになって表れてしまうので、まあぶっちゃけ、ぼくがどこで何を言うかわからないので、インターバルを置こうという、そういった動きがあったのかもしれません」
番組側は宇野氏を切る理由を「リニューアルのため」と説明しているというが、こうした経緯があり、いまごろになってクビを宣告したのではないかというのだ。《中略》
番組スタッフの意図を汲み取った当たり障りのない感想ばかり発するコメンテーター、あるいは炎上を恐れて保守的な発言を繰り返すコメンテーターが多いなか、宇野氏は空気を読むことなく持論を述べてきた。
しかし、そんな宇野氏を起用した番組制作サイドが、よりによって右翼の抗議という言論弾圧に与し、自由な発言を封じようとしたのだから、呆れるほかない。宇野氏の怒りはもっともだ。《後略》
[via:https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12218-6752/]
日テレ「ご本人の受け止め方ギャップが分からない」
日本テレビが5日、東京・港区内の同局で10月期の改編説明会を行った。
平日朝の情報番組「スッキリ!!」の木曜日にコメンテーターとして出演している評論家の宇野常寛氏が、番組側から降板を通告されたとツイートしていることについて、同局側はコメンテーターに変更がある場合は、番組内で発表すると説明した。
編成局担当局次長兼編成センター編成部長の岡部智洋氏は「番組としては公式に発表していないので、ご本人がツイッターでつぶやかれた。今後も出演の予定はございますので、(出演者の変更などがあれば)番組でご紹介していくのかなと思っております」と語るにとどめた。
宇野氏は8月31日に自身のツイッターで「クビになりました」という表現で「スッキリ!!」からの降板を報告。
「実は今年の春、アパホテルの歴史修正主義を批判した際に日本テレビに街宣車が押し寄せ、ビビった番組の責任者から発言内容の修正を迫られ、本番中に怒鳴られるまでの事態に発展していました」と説明していた。
宇野氏が降板理由も含めて、ツイッターやYouTubeでの配信番組で説明していることについて、岡部氏は「ご本人のご発言と、受け止め方と、どういう形のギャップがあるか分からないんですが、『スッキリ!!』にまだ出演されますから、その辺りも含めてご覧いただければと思います」とした。
[via:デイリースポーツ]
http://news.livedoor.com/article/detail/13569779/
あれれ?
脇山さんからは「降板決定をネットで僕から報告する分には番組発表を待たなくて構わない」と言われたのだけど。
まあ、どっちでもいいんだが。 https://t.co/qEfhgJhcwc
— 宇野常寛 (@wakusei2nd) September 5, 2017
ネットの反応
・そもそも右翼の日テレがなんでこんな左翼使ってたん?
・右翼にビビってるテレビ局はメディア失格。あんなもん、なんちゃってヤクザだよ
・電波芸者になりきれないならヤメレってとこ
・早かれ遅かれ降板はさせられる気がしてた
・この人は時々よくわからんヒステリー起こすイメージがある
・宮崎哲弥は可もなく不可もなくのコメントで金儲けに徹して賢いわ
・結構前の話じゃん アパ
・どんどん暴露しろ
・確かに、テレビ局の連中はゴキブリですけど、
「それに雇われてたのがお前だろ」と。
・普通にクビなのに思想信条のせいで降板させられた、って騒ぐのがコメーターに多いパターン
・テレビ番組の作成者がパワハラ体質という事実。
・街宣車が来たらそれにカメラとマイクを向けるのがジャーナリストだろ
・単純に流れや方向性を無視した発言するからだろうね
・アニメオタクが社会評論にまでしゃしゃりでました感強いよな
・何の評論家?
コメンテーターなんて存在自体テレビにいらないんだよなぁ
中韓相手に地道な外交努力w
小林です。警官は殴ります。街宣車はこわいです。小林です。
そもそもアパホテルは歴史修正主義者ではない。
歴史真相主義者だ。
ここを正しく認識出来ないコメンテーターは抗議されて当然。
右翼団体なんて表現すれば聞こえは悪いが、不当な評価に対する抗議は言論弾圧ではない。
メディアに対する抗議を言論弾圧と断罪する事こそデモや言論に対する封殺。
言論には言論で返せば良いだけ。
反論もせずにメディアに対する言論弾圧なんてのは言論機関であるメディアとして成立していない。