秋田書店のホラー漫画『殺戮モルフ』第2巻の一部シーンが黒塗りになると、原作者の外薗昌也(ほかぞの・まさや)さんが公式Twitterで明かした。
「これなら出さないほうがいいですよね」
出版社から見本を受け取った外薗さんは12日、「グロシーンを真っ黒に塗り潰されての発売となりました」と、該当のシーンをツイートした。
この単行本は12月20日に発売予定だが、外薗さんは黒塗りについて「全く相談無しだった」と書いている。
漫画が単行本に収録される際に、元のバージョンから修正が加わることが出版業界ではよくあるが、ここまで大幅な修正が作者に知らされてなかったとすれば異例だ。
ネット上では「戦時中の教科書みたい」「検閲かな?」と驚く声が相次いでいる。
外園さんは「このままでは発禁になると判断しての処置みたいです」とツイートしており、出版社側の自主規制による可能性がある。
外園さんには事前に相談がなかったそうで、「これなら出さないほうがいいですよね」と呆然とした様子でつぶやいている。
『殺戮モルフ』は外薗さんが原作、兄妹ユニットの「小池ノクト」が漫画を担当して、ヤングチャンピオンで2月から連載している。謎めいた殺人鬼に翻弄される女子高生と警察官のスプラッターホラーとなっている。
ハフポスト日本版は秋田書店に取材を試みたが「担当者が不在で現時点では答えられない」というコメントだった。
関係者によると、雑誌掲載時にも該当シーンは黒く塗られていたが、単行本では「本来の形」で掲載する方針だったという。
[via:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00010004-huffpost-soci|photo:外薗昌也@hokazonomasaya]
外薗昌也『殺戮モルフ』
ネットの反応
・のり弁パターンは初めて見るなぁ。
・ホラー漫画が検閲とか珍しいな
・この人の描写エグいからなあ
・発禁になりそうなグロって想像つかんな
・担当者が不在w
・画像見て呆れた、意味わからなすぎる
・問題は黒塗り云々より 昨今よく表ざたになる
出版社が平然と約束(契約)を反故にする態勢がまかり通っている事なのでは
・グロのためのグロを追求した〈鬼畜島〉ですら黒塗りはされてないのに、
・黒塗りされるレベルの漫画って、どれだけグロいのか気になってしまうw
・うっすら見えてね?w
>明るさ加工しても、何か分かりにくいですね( ̄◇ ̄;)肉片?
・黒塗りするにせよ、作者・原作者に連絡は必須ではないのかな?
・なんでも表現の自由はいただけないが、いちおう原作者に話を通すのは筋
・相談なしでは大問題だと思う。
作者は訴訟していいレベル。
・コミックス掲載作品を黒塗りするの…?
それって行き過ぎのような気がするけど…。
・いろんな意味で すごく恐ろしい事だと思う。
・は?少年誌でグロやるからだろ、青年誌でやれば良かったののにね
・黒塗りされない表現で最大限のグロさを表現するのがグロ作家の実力の見せ所じゃねえの?
・秋田書店って懸賞の不正とかもなかったっけ?
・秋田書店は昔から作家に対して傲慢なイメージだよ
>読者にも傲慢だけどな。懸賞の一件忘れとらんぞ。
・しかしネームのまま出す集英社に勝てるかな?
・教科書が黒塗りされたのは戦後だろ
・自主規制に引っかかったんだろうな
>自主規制の方向があさって
・さすが秋田書店、ブラックジャックだな
・こういうのを買う人にはグロも問題ないんだから、
雑誌掲載時はともかく単行本ならそのままでいいだろうになぁ
・日本はエロには寛容だけどグロには厳しいからな
・どうでもいいけど、最近の少年漫画は人を食べる描写が多すぎるけどなんかのプロパガンダなん?
・バターで擦れば消える
>それわかるのって40代か50代じゃ…
https://twitter.com/hokazonomasaya/status/940786080500146178
今年はギリギリまでいろいろ起きるなぁ
バチあたりな漫画ばかり書いてるもんなぁ
祟りでもおかしくないよなぁ— 外薗昌也@鬼畜島 パンプキンナイト 闇異本 連載中 (@hokazonomasaya) December 13, 2017
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