<130人がプレイ後に自殺したとされるロシア発の『ブルーホエール』に続き、『モモ自殺チャレンジ』に注意が必要>
10代の子供に人気の無料オンラインゲームサイト「マインクラフト(Minecraft)」に現れた『モモ自殺チャレンジ(Momo suicide challenge)』という名のゲーム。
鳥のような体と人間の女性が掛け合わされたような気味の悪いアイコンに思わずぎょっとする。
FOXニュースによると、この『モモ自殺チャレンジ』はModder(ゲーム製作者)によってマインクラフト上に追加された。
このゲームはロシア全土で少なくとも130人の死亡者につながったロシア製の自殺教唆ゲーム『ブルーホエール(青い鯨)』に追随する恐れがあるとして、懸念が高まっている。
『ブルーホエール』は、自傷したり、ホラー映画を観るといった、タスクを課され、要求は徐々にエスカレート。そして、50日目には自殺を勧める卑劣で忌まわしいゲームだ。
『ブルーホエール』を開発したフィリップ・ブデイキンはロシアで「自殺グループ」を運営していた。2017年7月、若者に対する自殺教唆の罪で有罪判決を受け、3年間の拘禁刑に服している。
「自殺チャレンジ」ゲームは広がる恐れ
『モモ自殺チャレンジ』はチャットアプリ「ワッツアップ」を介して、管理人から犠牲者に暴力的な画像が送られてくることからスタートする。
指示に従わないとプレイヤーは「夜にあなたのところに行く」や「呪いをかけてやる」などと脅されるという。
ちなみに、表示されている不気味なアイコンのモデルは日本のLINK FACTORYの相蘇敬介氏の作品とされるが、『モモ自殺チャレンジ』のアカウントとの関係は一切ない模様。
親たちからは、動画共有サイトYouTubeに『モモ自殺チャレンジ』の宣伝広告が登場しているとの声も上がっている。
ニュースサイト「WTOL NEWS 11」に掲載された記事で、オハイオ州在住のデイブ・カーターは、7歳の息子がユーチューブで他のゲームのコンテンツを見ていた時に『モモ自殺チャレンジ』の広告が映し出された瞬間を「恐ろしい」と振り返る。
「息子は『モモ』について、見た目がいかに不気味かを話し始めた」という。最終的に、それが自殺挑戦ゲームだと理解し、息子に二度とこのゲームに接触しないよう言い聞かせた。
カーターは、他の親にも注意を促す。子供たちはこの広告をきっかけに、『モモ自殺チャレンジ』のプレイ方法を学んでしまう、そして画面に検索エンジンが現れたら……次の行動は想像に難くない。
ヨーロッパでは、若者や両親に向けて『モモ自殺チャレンジ』の注意喚起に情報提供を開始した。
[via:Daily Mail]
12歳の少女の自殺
『モモ自殺チャレンジ』による死者はすでに出ている。英ザ ・サン紙などの報道によると、アルゼンチン警察は、ブエノスアイレス近郊のインヘニェロ・マスチュウイツ在住の12歳の少女の自殺が『モモ自殺チャレンジ』と関連があるとみて調査を進めている。
マインクラフトの提供元マイクロソフトの広報は、『モモ自殺チャレンジ』に強い懸念を示している。
「第三者により独自に開発されたこのコンテンツは当社の価値観に合致せず、公式のゲームではない。これはプラットフォームの悪用であり、我々は製作者のアクセスを制限する措置を講じる」とFOXニュースに語った。
[via:ニューズウィーク日本版]
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/08/post-56.php
『モモ自殺チャレンジ』やってみた動画
https://www.youtube.com/watch?v=jXeTSsaYlVE
スマホの無料通話アプリWhatsAppから始めた男性の動画。様々な個人情報が抜き取られ、モモが途中から命令をし始めるが、男性は「No can’t」と繰り返している。この動画では最終的に返事が来なくなるが、命令に従っていると、いつか自殺に追いやられるのだろうか。
LINK FACTORY 相蘇敬介さんの作品「姑獲鳥」を無断使用
日本人の関与疑惑も!?
テレビ・映画の小道具などの制作や特殊メイクを行なっている日本の会社Linkfactoryの相蘇敬介氏の作品の画像が同ゲームの“マスコット”として無断で使用されている。もちろんLinkfactoryはこのゲームと何の関係もない。
メキシコ・タバスコ州のコンピュータ犯罪捜査班によると、Momoの前進はフェイスブックのグループで始まり、そのグループの参加者は未知の電話番号に電話をするチャレンジをしていたそうだが、現在のところその具体的な発生源や首謀者は特定されていない。
「このゲームは、個人情報の詐取、自殺や暴力の増長、不安、鬱、不眠症といった肉体的・心理的障害を未成年に対して引き起こす危険があります」(タバスコ州のコンピュータ犯罪捜査班)
ただ気になることに同ゲームに関係していると思しき特定された7つの電話番号の中に、南米諸国に加えて日本の電話番号も含まれているという。
Whatsappは日本ではあまり普及していないアプリだが、もしかしたら首謀者の一人に日本人が含まれている可能性も現時点では否定できないだろう。
[via:TOCANA]
https://tocana.jp/2018/08/post_17713_entry_2.html
ネットの反応
・ゲームって言うのやめね?全然ゲームじゃないぞ
・お写真怖い
・12歳の子に自由にパソコンさせとくのもアレだね
・だいぶ前ジャンプの漫画に似たようなのがあった件
・何で命令に従うんだろう‥別に身体に危害を加えられるわけでもないのになぁ‥
・外人てほんと頭おかしいよなすぐ異様にのめり込んじゃう
>そう考えると、日本の子はゲームリアル区別がしっかりついてる ついてないのはキモオタ位だからな
>オタクほど区別ついてるわアンポンタン
・ゲームがどうのじゃなく脅迫されて追い詰められるんでしょ?
・個人情報つかまれて、脅迫やらされるんだよ
・俺のような52歳無職、引き篭もりのナマポ民でも相手にしてくれるげーむなのかな?
・ゲームの問題にしてるけど、たんなる脅迫や強要なんだよなぁ そういった罪か自殺強要で行けそうなんだが、その判断がつかない子供がやられてるんだよねぇ
・漫画になりそうな話だな。
・これ日本のアイドルっぽいけど誰?
>異形人形作家の林美登里
・人形作家の人の作品検索したら凄すぎて吐き気してきたわ…
>グロにならないソフトなの選んでみた
・グロくないのも相当ヤバイ
・怖いけど見ちゃうw
あの顔で人間の体の方が怖く無いかな?
体が鳥みたいなのを見て笑ってしまったw
これこそ琵琶湖で毎年開催される
“鳥人間”コンテストに出場したらいいのにw