これでは“臭い物にフタ”をしただけではないのかーー。
フリーのニュースキャスター・辛坊治郎氏が、自身が司会を務める『深層NEWS』(BS日テレ)を3月いっぱいで降板することが決まった。
辛坊氏といえば、同番組の「総合デスク」であるA子さんへのパワハラ疑惑が今年1月発売の『週刊文春』で報じられた。
記事によれば、放送終了後の夜11時過ぎに退社しようとする辛坊氏をA子さんが通用口付近で呼び止め、番組出演者に関する問題で議論。
2人が話しているうちにヒートアップし、辛坊氏が壁に手をつき「お前なんかいつでも飛ばせる」などと恫喝した、とのことだ。
その後、文春はパワハラ疑惑報道の第2弾として、A子デスクと、その場にいたBプロデューサーが書いた「報告書」と称する文章を写真とともに掲載した。
実は、このパワハラ疑惑の現場には辛坊氏、日テレ報道局員のA子デスクとBプロデューサーのほかに、同番組の演出担当で外部スタッフであるC氏の4人がいた。これまで、3人の証言は報じられていたが、今回、初めてC氏が取材に口を開いた。
壁ドンや恫喝を否定する新証言
「“パワハラ疑惑”と報じた文春さんの記事を読んだ方は、辛坊さんが一方的にA子デスクに対して怒鳴り、恫喝した印象に思われるかもしれません。
ですが、言い合いは五分五分でした。お互いに口調が強くなったり、抗議調になった場面はありましたが、2人とも声が響き渡るほどの大声は出していません。
対等な議論だったからこそ、最後に辛坊さんがA子デスクを当時のオウム真理教広報だった上祐史浩氏に例えて、“きみ、上祐みたいだな”と言い、BプロデューサーもA子デスクの反論の激しさを見て“ああ言えば上祐ですね”と辛坊さんに同調したんです」
また、報じられた壁に手をついて辛坊氏がA子さんに対し“壁ドン”して威圧。「お前ならいつでも飛ばせる」と恫喝したという疑惑に対しては、
「辛坊さんは、『お前ならいつでも飛ばせる』という恫喝的な言葉は一度も言っていません。むしろ、『ダメだと思うなら僕を切ればいい』と話したくらいです。
また“壁ドン”についても、事実は全く違います。放送終了後の午後11時30分頃でしたので、局の表玄関ではなく狭い通用口の前で議論になったんです。
その間にシーツなどのリネンを運ぶ業者が大きな荷車を押してきて、『ちょっとどいて頂けませんか』と言われたので、避けるために4人とも壁際に寄り、お互いの距離が近づいたんです。
そのときに壁際によった辛坊さんが壁に右手をついたこともありました。ただ、報じられたような、辛坊さんの顔がA子さんにあと10cmのところにまで近づいたという場面はありませんでしたよ」
と、C氏は“壁ドン”や恫喝発言を否定するのだ。
報告書、証言まとめ
このような議論の場合、「言った、言わない」の水掛け論になることが多い。だが、A子デスク、Bプロデューサーの報告書、そしてC氏の証言に共通することをまとめると、
① Bプロデューサーの報告書にも、自身がA子デスクのことを「ああ言えば上祐」と言ったと証言。C氏の証言も含め辛坊氏と“五分五分”の言い合いであった可能性が高く、決してA子デスクが一方的に辛坊氏から恫喝されていたワケではなかった。
② 文春が報じた「お前ならいつでも飛ばせる」という辛坊氏の発言は、A子デスク、B氏プロデューサーの報告書、C氏の証言からも出てこない(日本テレビ側も文春の取材に対し、この発言は事実誤認と否定している)
③ 議論の途中で4人が壁際に寄ったのは事実。だが、A子デスク、B氏プロデューサーの報告書には辛坊氏によって壁際に追いやられたとされているが、C氏が証言した「リネンを運ぶ業者の荷車を避ける際に、壁際に寄った」という記述は、なぜか出てこない
……と、報告書や証言を突き合わせてみると、報じられたような辛坊氏によるA子デスクへの「一方的なパワハラ」とは、いささか違った印象に思えてくる。
また、BS日テレ、及びA子さんが所属する日本テレビは、辛坊氏や現場にいたC氏に対して、会社としての公式な聞き取り調査は行っていないという。
それなのに、「パワハラ報道」が出た直後の1月中旬に、局側は辛坊氏の降板を決めたという。
1月半ばに降板伝えられる
そこで、辛坊氏に電話で直撃取材すると、3月いっぱいでの『深層NEWS』降板を認めた上で、こう明かす。
「契約は6か月ごとの更新なのですが、局側から1月半ばに“更新はしない”ということを伝えられました。特に今回のパワハラ騒動が原因で契約更新をしないとも言われませんでした。
せっかく視聴率も上がっていたのに、もったいないという気持ちは強いですね。私は出入り業者ですし、雇う側であるテレビ局社員にパワハラなんてできないことを、ある意味、この降板劇が物語っているんじゃないでしょうか」
つまり、局としてはあくまで「契約満了での降板」であり、パワハラ疑惑での降板とは辛坊氏側に説明していないようだ。
この一連の降板劇に対し、ある日本テレビ関係者はこう嘆く。
「うちの局はとにかく“事なかれ主義”なんですよ。文春報道が出たら、十分な調査もせずに辛坊氏をすぐに切った。これじゃ、逆に辛坊氏に対するフリーランスへの“パワハラ”や“下請け切り”って言われても仕方ないですよ」
パワハラ疑惑が報じられ、番組を降板することとなった辛坊氏。果たして、真の「被害者」は誰だったのだろうか――。
[via:FRIDAY]
https://friday.kodansha.co.jp/article/102173
辛坊氏「突然クビにしやがって」
辛坊氏は14日ABCラジオ『週刊ニュース解説 辛坊治郎のズバリ&どうよ!』で「突然クビにしやがって」となどと語っていた。
番組では冒頭のトークで飛行機のマイレージの話題になり、辛坊氏は「最近、体調思わしくないときは気合いを入れて、なおかつマイルを稼がないといけない。稼ぐためにはエコノミーより一つ上のプレミアの方がドッカンとマイルがたまる」などと話し出した。
そして「元々の予定で、深層(NEWS)続けるなら週1回、東阪往復するので、エコノミーでも週1回往復すれば今のダイヤモンドっていうステイタスを保てると思っていた」と4月以降のマイレージの“計算”をたてていたという。
だが「突然クビにしやがって」と深層NEWSを“クビ”になったと告白。
「視聴率3倍だぞ、この野郎!視聴率3倍でクビって聞いたことないぞ」と笑いながら訴え、スタジオも笑いに包まれていた。
[via:デイリースポーツ]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00000041-dal-ent
『深層NEWS』ウイグル問題の回
辛坊氏「FRIDAYの記事通り」
辛抱氏は一部週刊誌に『深層NEWS』降板を報じられ、14日に放送されたABCラジオでも「突然クビにしやがって」など、降板を認めるコメントを発していた。
そしてこの日、改めて「皆さま、お騒がせして申し訳ありません」と謝罪し、「フライデーの記事は、私が本番終了後、突然局外で呼び止められ、新疆ウイグル自治区の人権問題について、仰天の言いがかりをつけられた点など、問題の背景が分からないのが残念ですが、事実関係はこの通りです」と認めた。
一部で降板理由はパワハラなどと報じられているが、「回顧録を書くときには」「全てを実名で書くつもり」としたが「ただ今は、系列で私が担当している番組に迷惑をかけたくなく自重している状況です」と説明。改めて「皆さん、ホント、お騒がせしてすみません」としていた。
[via:デイリースポーツ]
https://news.livedoor.com/article/detail/17972740/
ネットの反応
・たった半年でクビかよ
・だから最近は投げやりな態度だったのね(笑)
・暇になるなら好きなだけヨットのれるな
・辛坊で視聴率3倍になったらしいがまた元に戻るだろう
・最終回が楽しみ
>何か爆弾発言するかな?
・嫌ならクビにすればいいだろうて言ってたじゃないかw
・いつでも飛ばせるのはテレビ局側だったな
・辛坊の言う通り雇い主の方が強いと証明されただけw
・立場の弱い雇われてる側のパワハラっていう新しい概念
・この記事の通りだと文春の記事は大半がでっち上げという事になるな
・文春の捏造報道でまた犠牲者が出たな。
・こうなると報道したもん勝ちなら、文春こそ、パワハラ?
・辛坊がパワハラされたってことだな
・プロデューサー女性がウイグル問題について何を言ったのか。これも重要だと思うが…日テレとしては絶対に表に出したく無いんだろうね。
・ウイグルやったからチャイナに潰されたか
・ああ言えば上祐と言われて、同僚も認めているw
・結果だけ見ると意見が違う個人事業者を大マスコミが斬るという形。通常これをパワハラと言う。
・日テレはこれで幕引き出来たと思ってる。封印して、関係者を追い出すだけ。
・こんな番組のレギュラー一つ無くなっても辛坊治郎的には痛くも痒くもないだろう。
・また、前のようにつまらん番組になるのか?
・東京生活ともオサラバかな もう二度と受けないだろ
・どんどん口が悪くなっていくねこの人
・スタッフから嫌われてんだろうなあ。
・基本的に性格が悪いんだろうな、でもこの件は辛抱支持だわ
・ニュース番組の仕切りなら辛坊さんが一番まとも 知識があるやつが回さないと議論が深まらない
・個人的には偉そうで嫌いだわ
・彼が降板するのは嬉しい コメンテーターに対する物言いがひどすぎる
・代わるなら4月からまた見てみようかな
・しょーもねえ陰謀論を呟いた時点でお里が知れる
これか!
ウィグル問題に触れてクビになった司会者って!
BS日テレは中共側か、情けないな