元ソフトバンク統括部長の清水亮容疑者
11月8日、警視庁捜査2課は、通信大手「ソフトバンク」のシステム開発をめぐる架空の投資話で会社役員から12億円を騙し取ったとして、同社の元統括部長の清水亮容疑者(47)、元課長の枡田健吾容疑者(42)、そして風俗店従業員の森田真伍容疑者(41)の3人を詐欺容疑で逮捕した。
この事件は1年前、デイリー新潮のスクープで発覚。取材後にソフトバンクが「社員が犯罪に加担している」と警視庁に通報を入れたところから捜査が始まった。
ソフトバンクの元部長らに詐欺話を持ちかけた主犯のホストは、お笑いコンビ「TKO」の木本武宏(52)と投資トラブルを抱えていた男だった。
今年1月に復帰したTKOの木本武宏
ホストをしながら月々5万円を返済していた容疑者
芸能界を揺るがしたTKO木本の投資トラブルが発覚したのは昨年7月のことだった。木本が投資金の返済をめぐってトラブルになっていた人物こそが、今回、主犯として逮捕されたホストの森田真伍容疑者である。
「木本は当時、アパレル会社代表だった森田容疑者が勧めたFX関連の投資話に乗って自ら数千万円の損失を抱えてしまった。
そればかりでなく、平成ノブシコブシの吉村崇や野性爆弾のくっきー!など、十数人の芸能人脈を森田に紹介し、芸能界で総額数億円にも及ぶ投資被害を拡大させてしまったのです」(芸能事務所関係者)
ノブコブ吉村、野生爆弾くっきー!に囲まれる森田容疑者
芸能界を混乱に陥れた責任を問われ活動休止に追い込まれた木本だったが、今年1月、「返済計画に目処がついた」などとして復帰会見を開催。その時、木本は森田容疑者とは連絡が取れていて、「返済が始まっている」と説明していた。
「トラブル発覚後しばらくの間、森田容疑者は雲隠れしていましたが、最近は歌舞伎町のホストクラブに勤務。その稼ぎから木本をはじめとする何人かの債権者に月々5万円を返済し続けていました」(同)
逮捕された森田容疑者
詐欺の舞台となったソフトバンク本社
逮捕を免れようという魂胆でコツコツと再起に向けて動き出していたのだろうが、あえなく逮捕となってしまったワケである。
「今回の逮捕容疑となった詐欺案件で、木本ら芸能人らの被害者は確認されていません。勧誘を受けたのは約20人で引っかかったのは3~4人。そのうち12億円を騙し取られた会社経営者のケースが逮捕容疑となりました」(警視庁担当記者)
昨年10月、その詐欺スキームの詳細をデイリー新潮に明かしてくれたのが被害者の1人で、森田容疑者から総額1億円、この案件だけで約3900万円を騙し取られたと訴えるAさんだった。
以下はAさんが当時、語ってくれた話だ。
21年末、森田容疑者から「儲かる投資案件がある」と誘われ、港区・竹芝のソフトバンク本社を一緒に訪れた。
会議室に資料を持って現れたのが、同社「デジタルトランスフォーメーション統括部」統括部長の清水亮容疑者と元課長の枡田健吾容疑者だった。
枡田健吾容疑者
清水容疑者が説明し始めたのは、「全チャネル統一ナレッジ管理システムプロジェクト」と題した架空の投資話だった。
「全国で約3000店舗あるソフトバンクショップとY!モバイルショップの店頭で使うシステムのリプレイス(入れ替え)作業に投資しないかという話でした。
ソフトバンクはこの事業を、清水部長が代表を務めるトレンドライフ社に発注。トレンド社は事業を受けるにあたり必要な資金を調達するため、一口2億円を6口、計12億円の出資を募る。
出資者はトレンド社と月利5%の金銭消費者契約書を交わすといった概要でした」(Aさん)
なぜか連絡手段に「Signal」を指定
事業を統括するサラリーマン部長が、自分が代表を務める「プライベートカンパニー」に事業を発注するというメチャクチャな事業計画である。だが、清水容疑者らが「うちは兼業が認められているんです」と自信満々な様子で語っていたという。
「トレンド社がソフトバンクから受注した事業を、さらに桝田課長が代表を務める『ネクストドア』社に発注すれば、利益相反にはならないという話でした」(同)
なぜ「部長の会社」では利益相反になり、「課長の会社」ならば大丈夫なのかよくわからない説明だったが、
「清水部長は、これまでにトレンド社がソフトバンクから受注した実績や自身の著書を見せながら、終始、自信満々に説明するのです。
リスクはないんですかとも聞きましたが、『あるとしたら天災による遅延やシステムを動かした時にバグが出ることくらい。それもほぼないですよ』と。そして、『ソフトバンクが最終的なお金を支払うわけですから大丈夫』と言うので……」(同)
だが、今になって振り返れば他にも怪しい点はあったという。
「会う前から『秘密保持契約書』に必ずサインが必要ですと森田を通してしつこく言われており、当日もそれにサインさせられました。
さらに、『情報漏えいを防ぐために今後の連絡はSignalにして欲しい』と言われました。実際、その後、数回にわたって清水部長とやり取りが続いたのですがすべてSignalを使わされました」(同)
森田容疑者がソフトバンクの説明会前にAさんに送ったLINEのメッセージ。下の文章は清水部長からのメッセージを転送したものだ
清水部長に直撃「Aさんを知らない」
SignalとはLINEのようなオープンソースのメッセンジャーアプリである。LINEとの最大の違いは、メッセージが自動的に消える機能がついている点で、証拠のやり取りを残さない目的で薬物の売買などに使われることも多い。
商取引において大事なのは、後々言った言わないで揉めないようにやり取りを証拠にして残すことなのに跡形なく消すというのだから、これまたおかしな話だ。
だが、完全に信じ込んでしまっていたAさんは、最終的にはこの案件に3900万円もの大金をつぎ込んでしまったのである。
「出資金は森田の口座に入金しました。しばらくの間は配当金が入ってきましたが、やがて途絶えるようになり、森田とも連絡がつかなくなってしまった」(Aさん)
デイリー新潮がAさんのこの訴えを聞いたのが昨年10月初旬で、この時点で清水・桝田両容疑者はまだソフトバンクに勤務していた。記者が清水容疑者の携帯に電話すると本人が出た。
――森田氏の投資トラブルについて取材している中、Aさんからあなたの話が出てきた。Aさんのことは知っていますよね。
「Aさん?存じ上げないですね」
――Aさんは森田氏と一緒に昨年12月にあなたの会社を訪ね、12億円の出資話について勧誘を受けたと取材に答えている。Aさんに投資案件を勧誘した事実はないか。
「私はAさんという方を知りませんので、そのへんに関してはお答えできません」
会社に連絡すると伝えると…
――ソフトバンクシステム受託ビジネススキームという資料を作成したのはあなたではないのか。
融資の勧誘に使われた資料
「そのへんもちょっとわかりませんので、ノーコメントで控えさせていただきます」
記者が丁寧にAさんの氏名を字解きまでして説明しても、「知りませんねぇ」としらばっくれる清水容疑者。だが、「では、森田さんのことは知っていますか」と聞くと、徐々に受け答えが怪しくなってきた。
「はい、あの、このへんもノーコメントにさせていただきます」
「この番号を誰から聞いたんですか。いきなり知らない人から電話をかけてこられて、内容的にもよくわからないことを聞かれて気味が悪いんですけど」
埒が明かないので会社に連絡すると通告すると、
「それは、何の権利があってやられるんですかね、それがもし本当だったら、当然、あの……、秘密保持契約も結んでいますし、そのへんが漏れたらまずい……。そもそもなぜ知っているんですかって話ですよね、はい」
最後はしどろもどろになって電話は切られた。
そして翌4日、ソフトバンク広報部に取材を入れると、〈当社内に「全チャネル統一ナレッジ管理システムプロジェクト」は過去も現在も存在せず、当社がこのプロジェクトの名目で出資を募ったことも一切ありません〉とする衝撃の回答が届いたのである。
以下はその続きだ。
〈(デイリー新潮)編集部からの問い合わせを受けたその日(10/4)に、当社社員である対象者へ聞き取り調査を実施した結果、対象者が当社に存在しないプロジェクトを第三者と共謀して捏造し、投資勧誘を行ったという極めて悪質な行為が行われたことが判明しました。
当社は、この聞き取り調査でこれらの事実を初めて把握したため、本日(10/5)、本件を警視庁へ通報しました。今後は、捜査に全面的に協力していきます。また、当社内においても対象者を厳正に処分する予定です〉
ソフトバンクの責任は?
その後ソフトバンクは、10月19日付で清水・桝田両容疑者を懲戒解雇。そして、1年1カ月間の時を経て、今回の逮捕となったのである。
Aさんは逮捕後、こう懸念を語った。
「正義の鉄槌が下されたという意味においては良かったとは思っています。
ただ、私たち被害者にとっては失った投資金が戻ってくるかが一番大事。森田容疑者からは今年の3月頃から毎月少額が返済され続けてきましたが、それが止まってしまわないかが心配です」
そして、ソフトバンクに対して次のような不満を述べるのであった。
「詐欺は会社の中で行われたのだから同社にも責任があるはず。しかし、今回の逮捕を受け、電話で問い合わせても『弊社は関与していないので使用者や監督者としての責任はありません。警察にいってください』と全く取り合ってくれません」
逮捕後、ソフトバンク広報部に改めて取材をすると次のように回答した。
「本件は極めて悪質な行為であり、重大な事案と受け止め、すぐに警視庁に通報し、以降、捜査に全面的に協力してきました。ただし、本件に関する元社員の行為は当社の業務外の行為であり、当社は一才関与しておりません」
[via:デイリー新潮]
https://www.dailyshincho.jp/article/2023/11101053/
名前:森田真伍
(もりしんご)
旧姓:村岡真伍
年齢:41歳
出身:東京港区
職業:元バンドマン・アパレル会社社長・ホスト
森田とは一体何者なのか?
森田容疑者は不動産投資家として、TKO木本武宏に5億超円の投資をさせるなど、数々の金銭トラブルを起こしていた。その華麗な芸能界の人脈をフル活用して、投資家たちを信用させていたようだ。森田真伍とは、一体何者なのか・・・。
バンドマン時代の森田真伍容疑者
バンドマン時代
森田容疑者は過去にドラマーとして活動をしていた時期があったようだ。
ネットでは、浜崎あゆみの従兄弟、miccie(ミッチー、本名は今福マサミチ)のライブメンバーとして森田容疑者が確認されている。
miccieのインスタより
miccieは、2011年から浜崎あゆみのバックコーラスとして参加、音楽活動しながら美容会社の経営者でもある。ソロシンガーとして2015年12月に、浜崎あゆみ作詞の「Diary」でメジャーデビューしている。
しかし、森田容疑者とmiccieの間には金銭トラブルがあり、法廷闘争に発展していたようだ。
芸能人との交流関係を広げるワケ
飲料メーカーに勤務した後、地方でキャバクラを経営していたX氏が、上京してアパレルブランドを起業したのは2019年頃。仕事を通じて芸能界にコネを築き、プライベートでも多くの芸能人と交流した。
「芸人が集まる飲み会に頻繁に顔を出し、インスタグラムにはmisonoさんなどの写真を載せて親しい関係をアピールしていました。
森田容疑者とmisonoのツーショット
いずれも、仕事上のつきあいや大勢で会った中のひとりにすぎませんが、2020年頃から投資話にのめり込んだX氏(※森田容疑者)は、それらの写真を投資家に見せて、信用させる材料にしたのです」(別の被害者)
misonoのマネジャーはこう説明する。
「本人に確認したところ、知人の紹介で一度、YouTubeの番組に出演してもらったことがあるだけでした。
トラブルについては何も知らず、最近人から事情を聞かされ『すごく優しそうな人だったのに、そんなことになってるの?』と驚いたそうです」
miccieと浜崎あゆみ
miccieからも2億円以上
X氏ともっとも親しくしていたのが、浜崎あゆみの元コーラスメンバーで歌手のmiccieだった。昨年9月には、2人の間の金銭トラブルが法廷闘争に発展している。
「X氏は日頃からあゆのバックでドラムを叩いていると吹聴し、あゆの“側近”を自負していました。ところが、いくら調べてもそんな事実はない。
miccieとはたしかに知り合いだったようですが、彼からも億単位の金を引っ張り、返済を求められると『一部の債務はない』とする逆ギレのような訴訟を起こしたのです」(芸能関係者)
反訴状によると、X氏から不動産投資で「70%の利子をつけて返す約束ができる」などと持ちかけられたmiccieは、2020年7月頃にあゆの関係会社から借りた2億円以上をX氏に預けたという。
だが、利益が出るどころか、期日を過ぎても一向に支払われず、返ってきたのは半分以下。結果的にmiccieはあゆの関係会社に1億円以上の借金をつくってしまった。
miccieに尋ねると裁判については答えず、X氏とあゆは「会ったこともありませんし、側近だったこともございません」と説明した。
あゆもファンからも
X氏の言葉を信じて、数千万円を預けてしまったあゆのファンもいる。
「『あゆが保証人だから』とか『あゆがいるから悪いことはできない』などと言われ、すっかり信用してしまったんです。
3か月後に利益が出る不動産があると言われて銀行に資金を振り込みましたが、2年以上が経ったいまも1円も払われていません」(被害女性)
一連の騒動に、心を痛めているのだろうか。ファンクラブ向けのブログにあゆはこう綴った。
《これ以上ないくらい信頼をおいていた相手が、自分の知らないところで決して超えてはならない、人間としてのラインを超えてしまった事を知った昨日は落ちるところまで正直落ちました》
トラブルが表面化する以前のX氏は、家賃100万円以上のタワーマンションに住み、高級外車を乗り回す派手な生活を送っていた。
女性セブンはその自宅を訪ねたが、インターホンに応答はなく、8月まで使用されていた携帯電話は解約されていた。
[via:女性セブン]
https://www.news-postseven.com/archives/20220929_1797845.html
4年前森田容疑者が手がけていたアパレルブランド「junkymood」の帽子を自撮り宣伝していた浜崎あゆみ
「junkymood」の宣伝をしているジャンポケ斉藤のインスタ(※削除済)。「同級生の友達」とあるが森田と斉藤は同い年
アパレル社長時代
「森田は4年前の2019年に『Junkymood』というアパレルブランドを誰かに出資を出してもらい立ち上げ、モデルにジャングルポケットの斉藤慎二を起用し俳優の和合真一とのコラボTシャツを販売していた。
モデルの村瀬紗英や池田美優も宣伝に一役買い、1周年記念には女優の剛力彩芽、歌手の浜崎あゆみや倖田來未らから花が贈られていました。
misonoとのツーショット写真をインスタに何枚もアップし、『芸能人の友達しかいない』と、周囲に自慢していたそうです」(芸能関係者)
[via:日刊ゲンダイ]
https://news.nifty.com/article/item/neta/12136-2648295/
「junkymood」の1周年イベントには、浜崎あゆみ・剛力彩芽・misono・高橋メアリー・倖田來未など多くの芸能人が祝い花を贈っていた。森田容疑者の交友関係は芸能界にも広がった
芸能プロ社長が不審死
森田容疑者は木本ら芸能関係者だけでなく、一般人からも不動産投資を騙り、カネを集めていたという。その額30億円ともいわれ、有名タレントを母に持つモデル女性との海外豪遊も噂された。
「元々ミュージシャンでアパレル会社社長だったという森田容疑者は、昨年11月に河口湖で不審死した男性が社長を務めていた芸能プロダクションにも関わっていたといわれています。
木本らは巨額投資トラブルについて被害届を出していませんでしたが、今回、森田が逮捕されたのを受けて警視庁から被害届を出すように促されているようです。これで木本の一件も一気に動き出すのではないでしょうか」(前出・週刊誌記者)
[via:日刊ゲンダイ]
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/331868
※亡くなった芸能プロ社長は、芸能事務所PABLOの加納浩二氏。木本の件が発覚した頃にHPは閉鎖。主な所属タレントは楽しんご(同時期に退社)、元NGTの太野彩香(一時的に)がいた
モデル女性と海外逃亡?
「アパレル会社元社長のM氏(森田容疑者)が、実態のない不動産話を持ちかけて、ノブコブ吉村や『バイきんぐ』小峠英二、それに面識がない浜崎あゆみの名前を利用して30億円以上集めて行方をくらましている。
何人もの被害者が警察に相談していますからね。警察も被害を把握していますから、詐欺事件に発展しますよ。しかもM氏の周辺には、元祖ハーフタレントのマリアンの次女で人気モデルのAmiがいるとされます」(事情を知る芸能関係者)
マリアンの次女Ami[Amiインスタより]森田容疑者がアパレル事業を行う中で知り合ったと言われているが、親しい知人には関係を否定しているという
マリアンといえば、1987年に実業家のS氏と結婚。3億円の超豪華結婚披露宴を開き世間を驚かせた。
「結婚から約10年後、マリアンは子供をハワイに連れて別居。原因は夫と銀座ホステスの不倫。98年に離婚が成立するんですが、慰謝料5億円を請求した」(芸能ライター)
離婚後のマリアンは、タレント活動をする傍ら、子供たちの仕事をサポートしていた。
「同じ大手プロ(※オスカー)に所属していたんですが、Amiは別の事務所(※PABLO)に移っている。どうもこの頃、M氏と深い関係になったようです。
マリアンは『2カ月前くらいからAmiと連絡が取れない。早く目を覚ましてほしい』と途方に暮れているそうです。2人は中東のドバイにいるという情報もあります」(前出・芸能関係者)
[via:週刊実話 2022/10]
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/81149
森田容疑者の逮捕時の肩書が風俗店従業員になっていたのは、元俳優の押尾学プロデュースのホストクラブでホストして働いていたからで、一気にナンバーワンホストに上り詰めていたようです。
城(幹部補佐)昇格祭イベント告知 森田容疑者
逮捕直前までホストに
関係者らによると、森田容疑者はトラブル発覚後、関係者との連絡を絶ち切り、ドバイに海外逃亡していたとの話も流れた。
だが、森田容疑者はどういった経緯か潜伏先を都内に定めると、なんと元タレントの押尾学がプロデュースする、30~40代を中心とした”イケオジ”のみで構成される歌舞伎町のホストクラブで、今春から逮捕直前まで働いていたのだという。
森田容疑者が担当だったという女性客の1人が当時の様子を振り返る。
「森田は今年春から『城』という源氏名で入っていました。筋肉質な清潔感のあるイケオジで、最初はうだつが上がりませんでしたが、逮捕直前の9月と10月には月1千万円以上を売り上げる急成長を遂げました。
グループ全体でも上位に食い込み、11月には昇格祭が予定されていた売れっ子でしたね。酒は一滴も飲めないのですが、根がめちゃくちゃ明るくて、褒め上手で無邪気。
後輩や同僚にも好かれていたし、人情味のある良い人に見えました。ウソかマコトか浜崎あゆみのバックでも演奏していたといい、『俺は芸能界の人脈が広い』と自慢していましたよ」
森田容疑者は「今月は●万目指すから×万入れてくれ」と自ら申し出る、ガツガツ系の営業スタイルだったといい、9月と10月には1回の会計で500万円前後を売り上げるような太客を複数人抱えていたのだという。
「風俗嬢など特定の客だけでほぼ売り上げを作っていました。店ではジャケットを着ていますが、外では高級ブランドを着ている姿が目撃されています。
後輩を呼んで懐石料理屋を貸し切ったり、夏は旅行に連れて行ったりしていて、金は全部自分が払っていると言っていました。『ファミリーとして皆で仲良く1つになろうという気持ちでやってるんすよ』と。めちゃくちゃ羽振りがよくて、野心もあった。
本人はホストクラブの社長を『親父』と呼んで心酔し、『酒を飲めないから早くトップに上り詰めてグループの新店舗を開いて経営に回りたい』といっていました」(歌舞伎町のホスト関係者)
昇格を祝うイベントで、新撰組の衣装をまとう森田容疑者
羽振りがよくて明るく、後輩からは頼られる兄貴肌。本人は入店時から顔出しNGのキャストで、店側もそれを承認していたという。
そんな森田容疑者がTKO木本の投資トラブルなどにも関わった“詐欺師”だという一面を併せ持っていたことは、一部の同僚と客には明かしていたようだ。森田容疑者が在籍していたホストクラブ関係者が証言する。
「木本さんの詐欺に関わっていて、『ネットの掲示板に好き勝手に書かれてムカつく』と自ら話していました。
債権者から雲隠れするためにドバイにも行くハメになったが、何もすることがないし、昼は外暑くて出れないし、物価も高いしで、結局1カ月ぐらいで帰国したとも……。
本当はもっと大きい額じゃないかと思いますが、『18人に100万ずつ借金がある』と話していました。
森田「騙される方にも責任はある」
森田は実際に金に困っていたのか、一度別のホストの女性客に『100万貸してくれたら150万にして返す。どうやって増やすかは言えない』といってお金を借り、店にバレて罰金100万円払わされこともありました。携帯を3台くらい持ってましたし、やっぱり胡散臭いところはありましたよ」
そんな森田容疑者は自身が関わったとみられる詐欺について、いつも“被害者ヅラ”だったと前出の関係者は続ける。
「とある社長に金魚の糞みたいにくっつき、指示のままに動いていただけなのに、その社長は昨年、詐欺がバレて自殺してしまった。結局その負債を全部森田が負うことになったと言ってました。
『俺は悪くない、社長が悪いんだ。死んだからどうにもならないしズルい』といつもこぼしていました。自分には責任がないと強調する一方で、逆に木本さんについては、『騙される方にも当然責任はあるでしょ』と冷たく突き放していたのを覚えています」
森田容疑者の周囲で次々と発覚する投資詐欺。森田容疑者は今回の事件以外にも複数のトラブルに関与しているとされ、警察の慎重な捜査が続いている。
[via:文春オンライン]
https://bunshun.jp/articles/-/66969
ネットの反応
・まさかTKO木本さんの事件とこのソフトバンク詐欺事件がつながってるとは・・・
・こんな穴だらけの手口に引っ掛かるのが理解できない
>SoftBankの会議室でやられたら、騙されるわ
・正直騙される自信がある!騙される金がないがw
・SBがたった12億円のために一般投資家から金集めるなんてありえない話だけど、本社の建物で現役の統括部長と課長が出てきたら信じちゃうよな
・これだけの地位のある人がなんで一ホストの詐欺計画に加担したんだろ?いくら借金があるとはいえ、リスクが大きすぎる。
・何で森田容疑者のとこに10億も流してんの?よくわからん詐欺事件だな。
・点と点が繋がったw
・TKO木本が7億円詐取された事件と同一犯だったとはw
>関係者「木本さんはビックリしていると聞きました」
・木本もよくもこんな男を信じたものだ。欲に目がくらんだんだろうが、全く同情出来ないな。
・展開次第では木本にも捜査が及ぶのかも知れないな
・被害者はたくさんいるのにTKO木本は被害届すら出してない。もっと早く警察が動けた可能性はある。
・木本は、被害者というより、駒になって動いたという印象。
・最近ネット番組でこの件をネタにしていたけど、逮捕者が出てしまった以上今後は笑えんわ。
・なぜ、芸人は投資に食いつくのだろう?
>俺は芸能人だから特別に金儲けの話が回ってくるなんて驕りがあったんじゃやないかな
・森田って何でこんなのに騙されるんだみたいな風貌だけど、芸能人とかの人脈で信じてしまうのか?
>「騙される方にも当然責任はあるでしょ」
>加害者の一方的な屁理屈でしかない
>ダマされる方にも落ち度があるのはその通りです。
・名前の出てきた芸能人は被害者の拡大に寄与してる?
・原因はあるんだろうけど責任はないと思うなぁ。
・浜崎あゆみもみっちーづたいに1.5億円詐取されてる。
・全ては黒幕の組織があるのでは、なかろうか。
・芸プロ社長の自殺が怪しすぎる
>口封じとかしないとヤバい案件なのか
>ガチじゃん怖い
・死人が出てるとシャレにならん
・この手の事件で捕まってもすぐに出て来ちゃうんだよなあー。
・数年務所暮らししてれば出られるし、その後も詐欺で生計立てるんだろうな。
・こんな奴世間に出しちゃいけないね。塀の中で一生過ごしてくれ。
・元タレントの押尾学がプロデュースする30~40代を中心としたイケオジのみで構成される歌舞伎町のホストクラブ
>役満w