田原俊彦(50)の長女の綾乃美花(17)が、ミスマガジン準グランプリに選ばれ、話題になっている。
本人は「幅広い役を演じられる女優になりたい」と抱負を語ったが、この世界も甘くはない。芸能界では、政界と同じように2世が珍しくない。
親としては、子供が自分のようになりたいと言ってくれるのはうれしいから後押しするし、テレビ局や映画会社も注目度が高いので起用したがる。
だが、目立った成果を残したり、息長く活躍しているのは宇多田ヒカル(活動休止中)や関根麻里、三船美佳ぐらい。
たけしの娘として注目された北野井子は女優・歌手ともに鳴かず飛ばず。津川雅彦・朝丘雪路の長女・真由子も仕事は親との共演ぐらいだった。
仁科仁美は、ACの広告で母親と共演し知られるようになったが、震災がなければどうなっていたか分からない。
成功する2世と失敗する2世。境界線はどこにあるのか。
芸能評論家の肥留間正明氏はこう言う。
「宇多田ヒカルのようにズバ抜けた才能があれば問題はありませんが、親が焦って若いうちからデビューさせるとうまくいきません。スキルを身につけさせるまで親が待てるかがカギです。例えば関根麻里は、親の勧めで米国の大学に留学し、英語とスペイン語を習得しています。デビューは21歳と遅かったが、おかげで知的タレントとして引っ張りダコになっている。」
「あとは、やはり親にどう育てられたか。2世は大体甘やかされて育っているので、厳しく稽古を付けられると、すぐに逃げ出す。これでは次々と”普通の子”に抜かれていきます。七光が通用するのは最初の3年だけ。より売れたいと思っているのなら、親を越えたいという強い意志を持ち、真剣に努力しないとダメです」
黙っていても当選できる政界の方がラクそうだ。
[ゲンダイ]
>>9
龍平は父親の物真似になってる。翔太は天性で演技してる感じ。本人も父親のビデオを観ないと言ってた。
二世タレントマジムカつく