5月1日に放送されたフジTV「知りたがり!」にて擬似彼氏を体験できる”添い寝CD”を紹介したところ、これを見ていたCDファンの腐女子から猛抗議に遭い、出演者のロンブー淳がTwitterで謝罪する騒動となっている。
事の始まりは、フジテレビの「知りたがり!」という番組にて添い寝CDを紹介した事だった。
番組内でこのCDが紹介されると客席はドン引き。住吉アナが腕枕の形をした抱き枕をお試し中に添い寝CD流れると、住吉アナは「怖い」と発言し、その後CDの正式な紹介ではロンブー淳が「理解できない」と発言した。
この、CDを馬鹿にした流れに、視聴していたファンは激怒。
放送直後からTwitterには番組に対する批判コメントが溢れ、リツイートされまくる事態となった。
ちなみに、『週刊添い寝CD』(BlackButterfly)とは、眠るまでの間に聞くと、彼氏が添い寝をして甘い言葉をささやいている疑似体験ができる女性向けCDのことで、耳元で囁くようなリアルな感覚が売り。現在13作品が発売中で、それぞれ人気の男性声優が起用されている。
「知りたがり!」では「妄想彼氏グッズ続々登場」というコーナーにて、男性の上半身型の抱き枕『彼氏の腕まくら』(アクトインテリア株式会社)や、『添い寝CD』を紹介。これを使用している女性ユーザーの自宅へ取材に出向き、その様子が映し出されるとスタジオの住吉美紀アナウンサーが大爆笑する様子も放送された。
この番組の合言葉は「知ったかぶる」より「知りたがり!」となっているのだが・・・番組では誰も”添い寝CD”を本心から「知りたがる」様子は無く、完全に”笑いの種”として紹介されるだけだった。
今回の騒動に対し、普段は批判を受け付けないロンブー淳もファンに対し、Twitterで謝罪。
・「添い寝CDを買って来て、早速聞いてみました…男性の声のモノを買った為に理解するのには苦しみましたが、この作品を作ってる声優さんやスタッフさんが一生懸命作ったモノを理解できないという言葉でかたずけるのは良くないなぁと思いました。」
・「僕はこの先の人生で添い寝CDを使う事はないと思うけど、たいして聞きもしないまま「理解できない」と言った事は反省します。僕もjealkbというビジュアル系バンドを組んで、LIVEを見たことすらない人に、とやかく言われて嫌な思いをしたのに、同じ事をしてしまいました」
・「とにかく添い寝CDを作ってるスタッフさんや声優さん…CD購入してる方々に嫌な気持ちをさせてしまうような発言をしてしまった事は、反省します。…寝る前には音を出さない主義の僕ですが、世の中には添い寝CDで癒される方がいるのだなという事を頭に入れて発言していこうと思いました。」
(ロンブー淳のTwitterより)
と語り、上記の添い寝CDを手にする写真をアップした。
最近、TVでも「萌え」は受け入れられるようになったが、「オタク文化」に対する態度はTVも世論も、やはりまだまだ厳しいのが現実。
中には、これらの態度に対し、”オタク文化とはやはりキモチワルがられる文化である”と開き直り、「謝罪まで強要するのはみっともない」という意見もある。
これはこれでオタクのプライドというものだろう。
[matome]
http://matome.naver.jp/odai/2133586332368756901
http://pink-tantei.com/pinknews/2012/05/76761/
あつしも大変だなーw