松本人志(49)が作った、はやらせた言葉がすごすぎるとネットで話題になっている。
松本人志
そこで取り上げられているのは、「ドSドM」「寒い」「(言葉を)噛む」「イタイ」「よごれ」「パンチが効いてる」「もっさり」「グダグダ」「ブルーになる」「逆に」「ドン引き」など。
今や当たり前に日常で使われている言葉たちだ。確かにネット上では、明確な証拠を示されておらず、ユーザーたちによる推測や肌感覚によるものが多数だが、記者の記憶でもこれらの言葉が松本によって発せられていたのはよく覚えている。多くのユーザーたちが松本発信の言葉として認識していることからも、これらの言葉が松本発信という意見が見当違いということもないだろう。
しばしば、一般大衆を相手にしたメディアで活躍するタレントの影響力を推し量るのに使われるこの造語能力。
大橋巨泉|久米宏|山城新伍
古くは、大橋巨泉(78)の「ボイン」や久米宏(68)の「ホニャララ」、故・山城新伍による「チョメチョメ」や松任谷由実(59)の「ギャランドゥ」、桑田佳祐(56)の「ニューハーフ」や明石家さんま(57)の「エッチ」などが有名なところ。ただ、そんな有名人による造語の多くは、それまで別の名称があったものをより日常で使いやすくしたものばかりだった。
松任谷由実|桑田佳祐|明石家さんま
しかし今回ネットで取り上げられた松本の言葉には、そもそも別の名称というものがなかった(もしくはまったく別の言い方をしていた)ものが多い。たとえば、松本がよく使う「寒い」という言葉が表す現象は、それまでなら「面白くない」とか「つまらない」という言葉によって表現されていた。しかし松本は「面白くない」ということを「寒い」と表現し、つまらない場面を寒いとする、いわば新しい価値観そのものを誕生させた。
ギャグや固有名詞として独自の言葉を浸透させるのではなく、感覚によって言葉を日常に浸透させた松本人志の影響力は計り知れない。もちろんそこに功罪はあるだろうが、ネットで語られているように、気がつけば誰もが知らぬ間に松本的言語を日常で使っている。それは、あまりにも一般化して、それゆえ根拠に乏しいが、それこそが松本のすごさなのだろう。
今の若手芸人に彼ほどの影響力を持った人材は見当たらない。しかしそれは当然かもしれない。テレビそのものがかつての勢いを失っている今ではそこで活動するタレントに新しい言葉を生み出す力などないのだろう。今や、新しい言葉を生み出し、次々と新しい価値観を提唱するのはネットの世界なのだから。
[menscyzo]
http://www.menscyzo.com/2013/01/post_5290.html
>>8、ドヤ顔はM1のフットのネタ終わりに後藤さんに「ウケてる時にドヤ顔で僕を見るのはやめて下さい」ってので初めて聞いた人多いと思うけど小薮さんはそれ以前に使ってたのかな?
そう言われれば頷けるのもあるねえ。ダウンタウン世代だから納得。
石橋の一時変な言葉にハマるのなんなんだ?
「沖縄行ってジーマーミー」、「旅なれテーラー」、「パンにハムハサムニダ」一時ハマるといろんなトコで言ってるよな。
俺もパンチ効いてる、は浜ちゃんだと思ってた。
でも最初の頃は、不細工な顔、強面の顔いろんな場面で使ってたから何を指すものなのかよく分からなかった。
「ぶっちゃけ」ってのも松本人志が使ってからキムタクがドラマで使って一般的になった。
まだガキ使のフリートークがあった時代に松本人志が流行らせた言葉について視聴者から質問ハガキが来た。そこで「寒い」という言葉は関西系の芸人が昔から使っていたと松本人志自らが発言していた。世に広めた事には変わりが無いが、「寒い」という言葉は元々有った言葉を使っただけと自ら言っていた。
しかし「逆ギレ」は完全に松本のオリジナルだと豪語していた。
ちなみに「ドヤ顔」は東野幸治が今いくよくるよの得意気な顔を形容したのが始まり。
最初はグーもなかなかのもんだよ
最初にグー突っ込んだ女も凄いよ
寒いって言葉って
昔からギャグアニメとかである表現で、ダジャレの後に「ヒュ〜」とかって風が吹く表現をまんま言葉にしただけじゃん。
「さむい」は、劇場・舞台言葉です。松本さんは芸人仲間だけでしか使わなかった言葉を公で使いだしたってだけです。「ブルー」は松田聖子歌唱・松本隆作詞、ロックンルージュが最初。