タレントの中居正広(52)の女性トラブルをめぐるフジテレビの問題は、10時間超に及ぶ「やり直し会見」を経て、第三者委員会の調査に委ねられることとなった。
被害女性・X子さんは、この会見を見て何を感じたのだろうか。
港氏が認めた「誕生日会」
1月27日の会見冒頭では、当日の取締役会で決まった港浩一社長と嘉納修治会長の引責辞任が報告された。
2023年6月に起きた中居と被害女性・X子さんのトラブル。
昨年12月に報道が出るまで社として中居への正式な調査をせず、レギュラー番組の放送も続けるといった対応を取ったことについて、港氏は会見で「(番組終了が)女性にどういう影響を与えるだろうと心配した」などと説明するも、一連の対応の是非は第三者委員会の調査に委ねるとした。
会見ではトラブルをめぐって中居とX子さんに「認識のズレ」があったと説明され、その中身を問われた遠藤龍之介副会長がいったん口にした回答を訂正する一幕もあった。
そこを掘り下げようとするフリージャーナリストが質問を重ねるなど、怒号が飛び交い紛糾する展開となった。
《補足》会見冒頭での経過説明では
「その時に中居氏が女性とは異なる認識を持っていることが明らかとなりました。難しい問題で当事者以外が関与しづらいもの。また、示談の動きが出ていることを把握したことも調査をちゅうちょさせた」
としていたが、その後の質疑で2人の間での「異なる認識」の詳細について遠藤副会長は「同意か不同意かの違いだった」と説明。
「中居氏は同意のもとだったと認識していると説明しているのか」と問われ、港浩一氏は「はい、おっしゃる通りです」と語ったが、その後撤回された。
「この期に及んでも人権侵害・・・」
質疑応答を含め、10時間超となった会見を被害女性・X子さんはどう受け止めたのか。本誌・週刊ポストの直撃取材に対し、会見の様子はテレビで見ていたというX子さんはこう答えた。
「おかしなところや納得のいかない説明は山のようにありました。会見で港さんや遠藤さんが口を滑らせたことがきっかけで、被害の内容を特定するような動きがますます盛んになり、この期に及んでもなお人権侵害されている気分です」
会見で改めて浮き彫りになったのは、この問題でフジテレビの企業としてのあり方が問われているという点だ。
本誌前号では「港社長の誕生日会に強制参加させられた」とするX子さんの証言を報じた。
誕生日会は中居とX子さんの接点をつくった編成幹部A氏が開いたものだとするX子さんの証言についてフジテレビ企業広報部は〈プライバシー保護の観点から回答は控えさせていただきます〉としたが、改めて会見で本誌記者が質問をぶつけると、港氏は事実関係を認めた。
「後輩たちがお祝いの会を開いてくれた。7~8人参加してくれて、女性もいた。すごく和やかで楽しませていただいて、ありがたかった」
「参加した女性が喜んで参加したのか、気が進まないけれど参加していたのか、その時は思いが至らなかった」
自身の誕生日会の発起人・A氏については「同じ会社の先輩後輩。特別なひとりではないが、そういう会を開いてくれたことには感謝している」と述べた。
誕生日会で「ほぼ初対面」(前号でのX子さん証言)の人物が同席していることに疑問を持たなかった港氏の言葉からは、社内でそうした飲み会が常態化していたことが窺える。
[via:NEWSポストセブン]
https://www.news-postseven.com/archives/20250203_2021446.html
港社長誕生日会
「なんで私が?」
この懇親会の発起人となったのは、中居のトラブルにも関与したとみられているフジテレビ編成幹部のA氏だったという。フジテレビ局員が語る。
「2022年に港さんがフジテレビ社長に就いた際、Aさんが発起人となって、社長就任祝いとセットのような形で港さんの『誕生日会』が開かれたそうです。
参加者は10人程度ですが、男性幹部社員に混じっていたのが、ほかならぬ今回のトラブルの被害者・X子さんでした」
この会には、ほかに“エース級”の女性アナも参加させられていたという。X子さんは『週刊ポスト』の直撃取材に、港社長の“誕生日会”に出席させられたことを「事実です」と認めた。
「私は港社長とはほぼ初対面なので、『なんで私が?』とは思いましたが、Aさんに言われて参加させられました」
「(1月17日の)会見で港社長は『飲み会の参加は自由』と仰っていました。ですが、偉い人との飲み会を若手社員が断れるわけないじゃないですか」(X子さん)
[via:NEWSポストセブン]
https://www.news-postseven.com/archives/20250127_2020345.html
渡邊渚『ワイドナショー』
きっかけは『ワイドナショー』
X子さん自身が、社内で常態化するそうした飲み会に参加することになったきっかけはフジの情報バラエティ番組『ワイドナショー』だったとX子さんの知人は語る。
「2021年にX子が初めて『ワイドナショー』の仕事に関わった際、スタジオにはメインコメンテーターの松本人志さんのほか、ゲストで中居正広さん、のちに被害を相談する佐々木恭子アナ、一連の事案で中居さんの代理人を務める犬塚浩弁護士まで勢揃いしていた。
当時A氏は制作トップとして番組に関わっていた。その頃からX子は『よくAさんの飲み会に呼ばれる』と話していました。
飲み会の相手はタレントだけではなかったといいます。X子は『Aさんから声を掛けられてフジ以外の局の幹部との飲み会にも参加して、“私は何のために呼ばれているんだろう”と感じた』とも話していた」
他局の幹部との飲み会にも…
フジテレビにA氏がX子さんを他局幹部との飲み会に呼んだことについて聞くと「第三者委員会の調査に委ねてまいります」(企業広報部)と回答した。
X子さんが参加した一連の飲み会のなかには、港氏が会見で「参加した女性が気が進まないけど参加していたのか、思いが至らなかった」と振り返る2022年6月の社長就任を祝う誕生日会も含まれる。
その後、2023年5月下旬にX子さんがA氏から中居の自宅での「バーベキュー」に呼ばれたことは会見でフジ側が認めている。そして同年6月、当該のトラブルが発生した。
フジ側では同年8月に経営トップの港氏までトラブルについての報告が上がったが、X子さんのプライバシー配慮を理由に社内のコンプライアンス部門にも情報が共有されることはなかった。
渡邊渚『ワイドナショー』中居正広との共演
そうした経過について、X子さんは何を思うのか。胸の内を本人が明かした。
「色々な会に連れて行かれ、他局の幹部との食事会もありました。A氏には『仕事につながるから』と言われましたが、『他局の人が私の何の仕事につながるの?』と疑問でした。
そうした飲み会では、自分が相手に差し出されたように感じて、『何のためにこの仕事を選んだのか』と悔しかった」
X子さんは、一連の経緯について「振り返ると、あの『ワイドナショー』に関わってしまったことがすべての始まりだったのかもしれません……」とこぼした。
[via:NEWSポストセブン]
https://www.news-postseven.com/archives/20250203_2021447.html
文春でのX子さんの発言・証言まとめ
※X子さんの友人の発言は除外
週刊文春(1月2日・9日号)での発言
※中居正広SEXスキャンダル第1弾
※文春がX子さんに直撃取材
最初の『女性セブン』の記事について
「(加害者が)あんまり断罪されてなかったですよね。むしろ解決金をもらっている私が悪者みたいになっていないかって思いました」
フジへの怒り
「“加害者”もフジテレビに対しても私は許してないし、怒ってる気持ちももちろんあるし……」
「向こうは番組を作る側、キャスティングする側だから私たちに拒否権はないじゃないですか。(タレントへの接待に)行くしかないみたいな感じで。それが許される社会になっちゃったらいけないよな、って思います」
「なぜ今までフジはAさんがやっていることを止めてこなかったのか。見て見ぬふりをしてきたのか。私と同じような被害に遭っている子がいます」
[via:週刊文春 電子版]
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b10401
週刊文春(1月16日号)での発言
※中居正広SEXスキャンダル第2弾
問題の夜の認識
「最初の会食は、Aさんから誘われて行ったし、その後もそうです。(事件当日は)Aさんはその場にいなかったですけど、何が起きるのか、わかっていたでしょう」
「Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」
第2弾の記事では「X子さんにとってA氏は仕事上の決定権を握る、いわば上位の立場にあった」など、彼女が事件当時、フジテレビの社員だったことを認める記述もある。また、性加害があった会食の現場が、中居氏の自宅だったことも明らかにされた。
[via:週刊文春 電子版]
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b10450
週刊文春(1月30日号)での発言
※中居正広SEXスキャンダル第4弾
A氏の誘い文句
事件前にX子さんは、3回ほどA氏に誘われ、中居氏らと酒席を共にしており、ある日飲み会の場所へ向かうタクシーの中でX子さんは「こういう会に参加して損はないからさ。仕事に確実につながるからさ」とA氏に言われたことを証言している。
港社長へ退社の挨拶
昨年8月下旬にフジ関連の仕事から離れる決意をし、港社長に挨拶に行った時のことをこう語っている。
「港さんはトラブルについては一切会話に出さずに上機嫌で笑顔を浮かべて、五輪視察で訪れたパリの話ばかりしてきました。
『この人は私が抱えるトラブルを知っているのか、知らないのか。どういう気持ちでいるんだろう』って。そして、最後まで謝罪はなかった」
「編成幹部のAさんに呼ばれた会では、彼や彼の部下が私たち女性陣にお酒や料理を用意して『(タレントの)横に座ってお相手して』と指示します。キャバクラのホステスと黒服みたいな役割。
こんなことをするために、この世界に入ったのかと悔しくなりました。たくさんの女性アナがこんな会に参加させられていたのに、港さんは……。このまま不透明な調査委員会に任せて、全てが明らかになるとは到底思えません」
[via:週刊文春 電子版]
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b10568
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渡邊渚フォトエッセイ
『透明を満たす』
ネットの反応
・きっかけはフジテレビ
・もうこれX子にする意味あるの?
・ワイドナショーまで言ったらもう名前隠す意味ないだろw
・いちいちX子ってボカす必要ある?騒いでほしくないのか ほしいのか よくわからんムーブしてるし
・もうバレてんだから解禁しろよめんどくさい
・ワイドナはメンバーがもう
・関係者総出演やもんな
・あの場にいた司会者二人とディレクターとスタジオ弁護士とアナウンス局長全員が敵に回るとは思わなかったろうな
>そりゃPTSDになるわ
・メンツが黒すぎて笑うわw中嶋佐々木犬塚は表に出てきて喋れや
・ワイドナショーは伝説の番組になる気がしてきた。悪い意味で。
・間違ってヤリサーに入っちゃったみたいな感じ?ならさっさと辞めれば良かったのにね
>頑張って入った大手企業だし簡単に仕事は辞めれないでしょ
・最後東野だけになるんじゅないか?
・口の軽い知人、今度はポストに登場w
・知人だったら守秘義務関係ないんか
・なんで他局幹部の飲み会に引っ張り出されるの?
・他局の幹部の実名出せよ
・中居の番組を打ち切ると被害者女性がショックを受けるという謎理論を延々と繰り返してたなw
・10時間半会見の翌日、X子さんはかねてから相談する友人に対して、心境を明かした。「私の話を一切聞くことなく、加害者(中居のこと)の主張を鵜呑みにしてきたのに、今になって被害者のプライバシーや心を守るために彼のレギュラー番組を継続したと言われても到底納得できない」(文春)
>友人とか知人の証言は信用出来んよね
>文春記者にだけお話ししてくれる妖精みたいな人だよw
・このX子の知人として出てくるのは記者自身?守秘義務にかかりそうなところは本人から記者(知人)が聞いた話として記事にしてるのか?
・全てX子の主観だよな
・X子さんもなんだかなぁ…
・嫌だと思いながら飲み会にホイホイついていくこいつも大概だな
・フジテレビの他の女子アナたちはこういうの、どうしてたんだろうな?
・多分のらりくらり断ってた女子アナや、もともと誘いもなかった女子アナも結構いただろうに
・飲み会に駆り出されてない人もいるのに
>そこまで強制されてないのに強制だと感じるタイプなんじゃね
・社員を接待に連れていくって一般企業でも割とあることじゃないの?てか接待って普通社員がいくよね?
・ワイドナショーは謎JK枠とかあって怖い
・そろそろワイドナティーンからの告発も?
・元女流棋士の竹俣紅アナもワイドナ高校生 フジ入社後一切バラエティ出てない謎
・飯豊まりえ竹俣紅岡田結実は無傷だよ
・まっつんから始まりまっつんで終る
・松本「得意の体を使って」今考えると凄い発言だったな
・松本を増長させた原因がフジによる接待だった可能性は高いな
・結局巡り巡って松本のところに戻ってくるんだな
>全裸のタレントもまっちゃんだよね 筋肉オバケなんてもう確定そのもの
・全裸手招き男、金髪ゴリラ・・・あっ(察し
・飲み会ばっかだなこの会社
・温泉地のピンクコンパニオンかよ
・飲み会やセッティングは別にいいんだよ、それとレイプは次元の違う話
>いやいや接待に連れ出してたのも問題だよね
>セッティングはレイプの補助になりかねないだろ
・社風というか企業風土が前時代的でまずかったわけだな X子さんが可哀想すぎるわ
・女子アナって文字通りの「穴」要員なんだね。だから賞味期限が切れる三十路になると消えていく、ていうか居場所がなくなって退職せざるを得ないんだろ。それ以降も残っている女子アナは「穴」を乗り越えた才女か、もともと幹部要員として採用された人だな。
・やっぱ諸悪の根源はAなんだな
・ここまで庇われるナカジーって何者?
>長谷川曰くフジのガーシーだと
・フジ上層部もよく飲み会に参加してたから、いろいろ知ってるA氏を切れないのか 左遷はしたけれども
・日枝から上層部全部辞めさせて、この慣習をやめて、被害者達に心から謝罪がなければ、フジのスポンサーは戻らない
・とりあえず、今回のことをきっかけに、女性に対する社会の対応や扱い方は、大きく変わっていくかもね。
・ワイドな女子高生からAV堕ちした結城りおな(四宮ありす)
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大嫌いなプロデューサーと相部屋泊まりで枕強要…繰り返されるセクハラ行為にハマってしまった女子〇生タレント 四宮ありす
要点は二つ
フジの取締役会が現在の上層幹部連中を総退陣させて、本気で社内刷新する気概があるのかどうか
第三者委員会が強気でどこまで一連の問題解決に踏み込んで調査するのかどうか
以上にフジの存亡が懸かっていると思う