日本代表MF本田圭佑(27)=CSKAモスクワ=が、来年1月には相思相愛のイタリア・セリエAのACミランに完全移籍する方向となった。背番号は本人の希望もあり、ACミランのアジア人選手では史上初となる「10番」となることが決定的だ。
本田圭佑
それも相思相愛での完全移籍だ。最大の理由は、ミランとの交渉が始まった時点から「本田自身が”ミランの10番”を熱望していた」(関係者)こと。そのリクエストにミランが快諾したことで、一気に移籍へ拍車がかかった。
まさにビッグニュースだ。アジア人選手としてミランの10番をつけるのは本田が初めてのこと。
ミランのエースナンバー「10」といえば、1987年に加入したオランダ代表のフリット以来、外国人ナンバーワン選手が背負う番号なのだ。
フリットの後は、93年から旧ユーゴスラビア代表のサビチェビッチが引き継ぎ、98年に日本代表が初出場したW杯フランス大会で対戦したクロアチア代表のボバン、2001年からはポルトガル代表のルイ・コスタと受け継がれ、06年から長らくオランダ代表のセードルフが背負い、12年はガーナ代表のボアテングがつけた。今季は空き番となっていたが、サッカー強豪国を代表する選手がミランの助っ人としてつけていた、栄誉ある背番号だ。
本田はこれまで様々なクラブへの移籍が噂されてきたが、ロシアリーグから他国のクラブに移籍することは「世界一”脱出”するのが難しい」ともいわれていた。本田の場合も同様だった。
今夏の移籍市場で移籍話がすべて破談したのは、CSKAモスクワのギネル会長が交渉に出馬したためだ。話し合いの席で「移籍金1000万ユーロ(約13億円)でも本田を売らない」と発言したことで、多くのビッグクラブが獲得競争から撤退していった。
だが、ミランだけは別だった。交渉が難航する間にも、ゼネラルマネジャーを兼務するガリアーニ副会長は、本田に外国人トップ選手が背負う「10番」を用意して待つとラブコールを送り続けた。そんな熱いハートのミランと、「10番」にこだわり続ける本田がガッチリ握手。新天地イタリアへの移籍が決定的となった。
気になるのは本田のミランでのデビュー戦だ。順調に移籍交渉が進み正式合意となれば、来年1月6日にホームで行われるリーグ戦での対アタランタ戦が有力だ。
その本田には早くもVIP待遇が待っている。ミランは今後、年末に中東遠征を行うが、「本田が中東にいく予定はないでしょう」と関係者は強調。本田に移動の厳しい遠征を強いることなく、本拠地ミラノでのデビューの舞台を用意する方針だ。
[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20131211/soc1312111830003-n1.htm
本田のクォーターパウンダーな肛門をクンカクンカしたい