「最もデータ野球に向いている」
まあ、ひどい言われようである。
1日の日本シリーズ第5戦、当たってもいない”死球”にもんどりうち、大仰に痛がる”名演技”で多田野を危険球退場に追い込んだ巨人の加藤健(31)。ネット上ではすぐさま「詐欺師」「劇団員」「インチキヤロー」と罵詈雑言が飛び交い、袋叩きである。
加藤健 危険球の場面
加藤は新潟出身。新発田農から98年のドラフト3位で巨人に入団し、当時は「超高校級」「新潟のゴジラ」と騒がれた。
「チーム内でも記者の間でも、加藤を悪く言う人間はまずいない。明るくクセのない性格で、後輩投手から『カトケン』と冗談半分で呼び捨てされても、笑って許すほど。そういう雰囲気を自分からつくる。報道陣にも礼儀正しく、『あれ、きょうはいつもと雰囲気が違いますね。そのジャケット、見たことがないですもんね』なんて声をかけてくる。周囲に目を配っているというか、カトケンの観察眼はすごいと感心されています」(巨人関係者)
入団2年後に鳴り物入りで阿部が巨人入り。以来、2番手・3番手の立場だが、捕手としての評価は実は高い。
「リードのことだけでいえば、阿部が可もなく不可もなくの『B』だとしたら、2番手捕手の実松は『C』。『A』を与えられるのは、加藤だけというのがコーチの評価です。基本をしっかり理解しながら、自分の色を出せるといわれ、リード、肩、キャッチングも良く、エースの内海が最も信頼する捕手でもある。正妻の阿部がマスクをかぶらないときは、この日もそうですが、加藤を”逆指名”する。今季もコンビを組むことが多かった」(チーム関係者)
ベンチを温めるだけの日でも、投手の特徴や相手打者の傾向などをノートに書き込むのが日課。かつて巨人に在籍した現ヤクルトの伊勢コーチが「カトケンが最もデータ野球に向いている」とことのほかかわいがり、一時は「加藤を出してくれないか」と他球団からのトレードの申し込みが殺到したほどだ。
問題の打席以降、球場を揺るがすほどの大ブーイングの中、加藤は2本のヒットを打った。根性も据わっている。
「阿部という絶対的な存在を前にチャンスがないのを分かっていながら、腐らずに黙々と自分のやるべきことをやり続けている。ちょっとやそっとじゃ動じませんよ」(別の巨人関係者)
加藤は試合後、「なにが起こったのかという感じだった。無我夢中でした」と明言を避けたが、2試合連続の阿部欠場というチームのピンチと、久々に巡ってきた大舞台でのチャンスに必死だったのは間違いない。
[日刊ゲンダイ]
http://gendai.net/articles/view/sports/139443
コメント全部ばか
今後のプロ野球には演技派の選手も必要だって分かったろ
アンチ巨人て自分の無力さから力のある者に嫉妬してるだけなんだよな。
また勘違いしてますよ狩野さん
あの誤審がなくてもジャイアンツが勝ってそう
梨田さんだったらなー‥‥
あ ってゆう人どこ行ってもおるな笑笑
あって人なんていくらでもいるわ
あ はイッパイいるけど
ゆー っていうバカはおまえだけ 笑笑
ほんとだー
あって人相当暇なんじゃなー
あ っていうバカもおまえだけ