スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」(16日公開)の完成会見が4日に横浜市で行われたが、この作品を巡り、宮崎駿氏が激怒する騒動が起きていた。
完成会見
駿氏は「何なんだコレは?」「これじゃダメだ!」と大爆発。
監督を務めた長男・宮崎吾朗氏は半泣き状態で謝罪し、声優を務めた長澤まさみも顔面蒼自になった騒動を迫った。
先月23日に行われた関係者向けの初めての試写会で騒動は起きた。
同作は企画・脚本を駿氏監督を長男の吾朗氏が務めて話題に。
声優陣も長澤まさみを筆頭に「V6」の岡田准一、石田ゆり子、大森南朋、香川照之ら超豪華な顔ぶれが並ぶ。
試写当日は長澤もスッピンのまま駆けつけたという。
ところが上映終了後、不穏な空気が流れ始める。
ジブリの”番頭”として名高いプロデューサーの鈴木敏夫氏が駿氏にマイクを向けたところ・・・。
最初は駿さんも『私の脚本が遅くてすいません(笑)』と穏やかに話していたのですが、途中から駿さんがスタッフを順々に呼び、呼ばれた人はその場に立つような流れになったんです(映画関係者)。
数人呼んだ後、動画チェック担当の男性を立たせたところで、駿氏の表情が一変したという。
「おい、ちゃんと動画チェックしたのか!何なんだコレは!」
駿氏がダメ出しをしたのは、階段を降りる人のひざの描き方。
「階段下りる時、ひざは曲がるだろうが!それがこれだと伸びてるだろ。こういうのを(客に)見抜かれるんだよ」さらに怒りの矛先は同作の監督を務めた息子の吾朗氏にも・・・。
「これはもうね、動画チェックがダメなのか、見落としてる監督がダメなのか。アニメをナメるなってことだ!」最後は「7月から私も新作を撮りますんで、こういうことのないよう準備します」と痛烈な捨てゼリフを放った。
これには吾朗氏も半泣き状態。
マイクを渡されると、まだ劇場公開前だというのに「僕の不徳の致すところで・・・。またチャンスがあれば(監督を)やらせていただきたい」と謝罪するしかなかった。
もう1人、焦ったのが長澤まさみだ。
この展開だと自分にもマイクが回ってくると予想されたから「事前にスピーチを考えてきたでしょうが、この空気では変えざるをえない。
顔面蒼自でしたよ」(前出関係者)。
だが、駿氏が「もう終わりだよ、終わり!」と強制終了したことで、声優のスピーチはなくなり、長澤もホッとした様子だったという。
それにしても、駿氏がここまで激怒した真意は何なのか?ジブリ関係者は、吾朗氏の初監督作品「ゲド戦記」(2006年)に対しても、駿氏が痛烈にダメ出ししたことを挙げ、次のように解説した。
「愛のムチでしょうね。前作でボロクソに言っておきながら、2作目を撮らせたのがその証拠。実際、今作はゲド戦記よりも完成度は高く、物語も面白い。ただ、アニメ界の頂点である駿さんに言わせれば『まだまだ』ってこと。吾朗さんにはめげずに頑張ってもらいたいですね」。
ヒットなるか。
[東スポ]
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ゲドは原作者から訴えられなかったか?
激怒してただろ
>14
アンチではないのだが、あの声優はアニメでやってる演技も下手だと個人的に思う。だからあの声優と他の声優を一緒にしないで欲しい
ジブリアニメで三輪さんしかしっくり来る役いなくね?
ハウルももののけも素晴らしかった。
後千尋の夏木マリもよかった。
たかだかアニメ如きでよくもまぁ(笑)